み~つけた♪
矛盾が当然あるとか思いますが、
ご容赦願います。
[さら]は気絶している。
そして[アスカ]は見つかった。
時は少しさかのぼる・・・。
「寒気がする・・・帰してくれぇ」
泣きながら[さら]が言った直後、
[ヒトミ]の目の前から[さら]が消えた。
「うわぁ♪ [さら]ちゃん久しぶり~元気だったぁ?」
と[さら]に抱きつく[りー]が[ヒトミ]の足元にいた。
「き、消えてしまう~。」悲鳴を上げる[さら]
それもそのはず、[りー]は小さな姿をしているが
水属性のリバイアサン。
火属性の[さら]が長時間抱きつかれれば
消火されてしまう。
[ヒトミ]は『相変わらず仲良しだなぁ』としか思っておらず、
「[りー]くん、[アスカ]ちゃんは?」と聞くだけ。
[りー]の「そこの砂場にいるぜ!」を聞くとすぐ
[アスカ]のところへ急行した。
・・・
砂場には、身長が同じくらいの幼女がいた。
1メートルに満たない二人は
一緒に遊んでいるように見える。
「ひーちゃん、来ちゃった。もう帰るね」
顔を泥だらけにした[アスカ]は言う。
「もう、帰っちゃうの?」残念がる幼女だが、
幼女もお迎えの母親らしき人が来たみたいだ。
泥だらけになった幼女とその母親。
何か会話が終わると、
「また遊ぼうね~」と母親一緒に帰って行く。
[ヒトミ]は「帰るわよ!」と言う。
[アスカ]は[りー]に
「あーちゃん、だーちゃん気絶してるよ。放してあげて」
[ヒトミ]に「ひーちゃん、だーちゃん気絶してる」
と言いながら[ヒトミ]のところへ駆けてくる。
ただし、ものすごく遅いが・・・
[ヒトミ]も[さら]を手の中に収めた。
[りー]もここのところ寝ていなかったようで、
[アスカ]の頭の上で休眠状態になっていた。
[アスカ]は[さら]を「だーちゃん」、
[りー]を「あーちゃん」と呼んでいます。
当然、[ヒトミ]は「ひーちゃん」ですけど。
一部分修正しました。