地(つち)の民(決着編)
最高奥義の[チナツ]に
[ダイチ]の持てる最高の防御
結果は・・・?
[ダイチ]は持てる最高の防御【大地の盾】を展開。
[チナツ]の最高奥義が発動する。
「最高奥義。【封燐〔火風〕斬】」
攻撃力の上がる燐を内封した風の斬撃。
標的に当たると同時に爆炎が発動する。
属性は火と風の両方を同時に持つため、[ダイチ]の地属性とは相性が悪い。
結果・・・
【大地の盾】を粉々に粉砕し、【封燐〔火風〕斬】の
風刃による切断、燐により傷口が焼け落ちる。
当然、治癒能力も低下する。
天を仰ぎ、呼吸するのがやっとの[ダイチ]。
近寄ってくる[チナツ]を見て
「そうか・・・俺は、地の姫様 に惚れて、
[チナツ]を振ったのか・・・。 ハハッ」
「地の姫様は辞めて。
この人格は[地夏]という名前がある」
悲しい顔をする[チナツ]。
「惚れた女がわからないようじゃ、ダメだな・・・
もう、時間もない・・・」
「診療所へ行けば間に合う。私が背負っていく」
「[チナツ]逃げろ。敗北したら呪い【死血】が発動する。
診療所までもたん」
「わからない、間に合うかもしれない。
それに一度好きになった人を簡単に見捨てられない」
「【死血】が発動する。と吸血鬼になる。
噛まれればお前も・・・だ。 間に合わんと思ったら、迷わず頼む」
「わかった」[ダイチ]を背負い、異能を発動する[地夏]
「【鬼神】」
[地夏]はゆっくりと力強く一歩踏みしめた。
次いで、二歩目を素早く踏みしめる。
「鬼の一歩目、神の二歩目、三歩目以降は・・・鬼人のごとし!」
猛スピードで駆けてゆく[地夏]。診療所が見えた時、
[らん]が[地夏]めがけて飛び込んでくる。
・・・次の瞬間見て[地夏]は呆気にとられていた。
[ダイチ]に食いちぎられた[らん]の姿だった。
【封燐〔火風〕斬】
〔火風〕←これで一文字「か」と読みます。
辞書にはありません。 正しくは「火へん+風」です。




