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さんじょ・・・う! 松竹梅
すみません。三女はまだです。
代わりに三老婆です。
[???]「むっ、あの音じゃ!」
[???]「うむ、間違いない!」
[???]「急ぐのじゃ!!」
診療所近辺まで既に出てきている三老婆。
半世紀前に喜寿を仲良く迎えた
[マツ]、[タケ]、[ウメ]であった。
この島の生き字引と呼ばれる
通称、松竹梅である。
この三老婆、100メートルを11秒で走れる。
ここ半世紀、大病を患わず、
診療所の番号札、表彰台を外したことがない。
そして、この日も受付へ駆け込むのであった。
・・・一寸時間
「お風呂、気持ちよかった~」と、[アスカ]
一緒のお風呂から出て、[アスカ]の部屋から姉の忘れた着替えを持ってくる[ハルカ]。
[アスカ]に「医師の服に着替えて。すぐに午後診療だから」と言う[ハルカ]。
着替え中の[アスカ]も下着姿で
「わかってます」とキリリッとした顔をして言う。
驚異的によくにあっている下着姿に言葉を失う
ほとんど、着替え終わっている[ハルカ]であったが、
・・・「私、[ヒトミ]ちゃん戻るまで受付にいるから」
と言い残し[ハルカ]は先に受付へ向かうのであった。
・・・数分後
受付では、半世紀ぶりに表彰台を外した
[ウメ]のくずおれ、涙する姿があった。
この日、受付に並んでいた順番。
[???]、[マツ]、[タケ]、[ウメ]でした。




