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第5話~動き出すカナリアの会④~

見えない音による攻撃に恐怖する輝木光たち。


輝木光と赤井萌の二人は、無事に五島魅音を倒し、

デモを止め、仲間を救い出すことはできるのか!?


今回、バトル決着!

一回食らっただけでこのダメージ……それはヤツの言うことがハッタリじゃないことを裏付けている。

そもそも奴は私に言葉が聞こえてないと思っているから、ハッタリの意味はない!


「どんな音に共鳴するかは人によって違うけど、回数を重ねるごとに私の経験則に基づいて効果を高めていく。

だから、次のダメージは今の比にならないわ」


(クソ、クソ、クソ! 今の状態でも相当ヤバいのに、これを上回るダメージを受けたら、確実に動けなくなる!)


「かくなる上は……」


逃げる!

かもしくは……。


「先手必勝、ですわ‼︎」


その通りだ。

私より先に、赤井が動いた!


「音とは言えど、『物理攻撃』であることに変わりありませんわ!

それなら、私の炎化で避けずとも無効化できますの!」


炎に変化した赤井が風吹魅音へと突っ込む。


「なっ……! 火ですって……?」


風吹魅音が狼狽えた表情を浮かべた。


「よし、いいぞ赤井! やっちまえ!」


赤井の超能力は本当に強力だ。

あらゆる物理攻撃を完封してしまうのだから、敵からしたらたまったものじゃない。


これでこのデモ事件も解決だ。


(……でもさあ、こうなると、私要らなくない?

……まあ、いっか)


『パチン』


また風吹魅音が指を打ち鳴らした。

苦し紛れなのか、焦りなのか。


『パチン』『パチン』『パチン』


(ヤケクソの連打だな。

物理攻撃は赤井には効かないのに無駄なことを)



しかし、そう思った直後に。



(………………なっ!? なんだ!?)


「ふふふ……。危なかったわ。ギリギリ、波長を見つけられたわ」


風吹魅音のそのセリフとともに。


「わ、私の炎が……!」


赤井の炎が消えた……!?



あいつ一体何をした……⁉︎

赤井に物理攻撃は効かないはずなのに!


まだ風吹魅音には何か隠された能力があるというのか⁉︎


「あなたの能力が炎で助かったわ。

他のものだったら対策できなかったかもしれないもの」


「一体何を……⁉︎ くっ、もう一度ですわ!」


赤井は再び炎に変化するが、今度は瞬時にかき消される。


「もう無駄よ。

音の正体とは空気の振動。

そんなことはまあ常識でしょうけど……では火の正体とは?

それは光と熱を伴う酸化現象ね。

酸化ってことは要するに酸素が必要なワケよ」


やはりこいつはアイドルなんてやってるだけあって、自意識過剰だ。

やたらと慢心して何かを語りたがる。


「でも音の共鳴というのはね……火に酸素を供給する流れをかき乱し、鎮火することができるのよ!

……実際に音を使った消火器なんかが一部では使われてたりするわね。

つまりあなたのその能力……。

私のこの超能力の前では完全に無力!

そして、すかさず次の一手よ!」


『パチン』


(ヤバい! また指パッチンだ!)


「赤井! 何とかして気合いで避けろ!」


「そうは言っても見えないものをどうやって……!」


(バカ! 返事をするな!)


「っ!! うおっ!?」


しかしその直後、赤井の心配をしていた私の方が驚愕することになった。


宙を舞ったのは、私の体だったのだから!


(しまったぁぁっ!)


「炎の子に向けて音が発射されたと思い込んで、油断したわね!

スキだらけだったわよ、輝木光さん!」


さっきより威力が強い!

思わず壁際まで吹っ飛ぶ。


そして――体の内部を這い回るこの世のものとは思えない激痛!


「ああぁぁぁァァァァァっ‼︎」


叫び声を上げてしまう。


「輝木っ!」


「……その炎の子、さっき輝木光の声に対して返事をしたわよね?

あなた達、本当は聞こえてるのかしら?」


(しかもイヤホンのことがバレた! まずい!)


「試してみるわ。……2人とも『さっさと死んでくれないかしら?』」



「…………」


「あら? 勘違いだったのかしら?

返事したみたいにみえたのは偶然ね」


(危ねえ……!)


激痛に耐えながら、電気操作で音楽プレーヤーの電源を入れなければ、おそらく2人とも即死だった……!


多分、風吹魅音は『死ね』みたいなことを言ったのだろう……。


「まあいいわよ。

決着を焦る必要はないわね。

1人は超能力を無力化。

もう1人は音を2発食らって死にかけ。

私に敗れる要素はないもの。

……それじゃ、とりあえず先に死にかけの方を殺そうかしら」


(死にかけ……私のことか……!)


ヤバい……!

重症でロクに動けない上に、見えない音を避けるなんて無理だ!


「輝木!」


赤井が血相を変えて炎を出す。


しかし……。


「させないわ! 直ちに消火よ!」


瞬く間に風吹魅音によって消されてしまう。


(おのれ……せめて見えさえすれば……! クソ……私はこんな所で……!)


「輝木! とにかく逃げ回りなさい!

見えない攻撃に対抗するにはそれしかないですわ!」


「い、イヤだ…… 来るな! やめてくれ!」


手当たり次第に周辺の物を風吹魅音に向けて投げる。


(イヤだ! 死にたくない!

もう逃げ回るなんて無理だ!

私はすでにボロボロなんだよ!

こんな体で無闇に動くのは危険……)


『ガン』


重い金属音がした。

……這いずり回る私の手に『ある物』が当たったのだ。


(……! そうか!)



「……いや、逃げ回る必要はないよ。

要は、見えればいいんだろ?」



『ブシャーーーーッ‼︎』



音を立てて辺り一面が真っ白になる。

……さあ、私は何をしたのか?


『これ』を使ったのさ!



「消化器……ですって……⁉︎」



見えた!

宙を舞う消化器の粉末のおかげで、空気砲の弾のように波打つ音が!


「お前の出す音は真っ直ぐにしか進めないようだな。

それにめちゃくちゃ遅い。

見えさえすれば避けるのは簡単だ!」


これで形勢は逆転だ‼︎




「ぐ……音を使って一度吹き飛ばすしか……」


「無駄だ。

今ので消火器の中身を使い切ったわけじゃない。

火を消す目的じゃないから中身は小出しにできる」


「あ、あなた……!

やっぱり聞こえてるじゃないの!

『死ね! さっさと死になさい! 目障りよ!』」


「…………」


「どうしてよ……。なんで効かないのよ!」


形勢逆転とはいえ、私はいつ倒れてもおかしくないような状態だ。

……となれば、短期決戦しかない。


……しかし、闇雲に動いて近づけば音に被弾するリスクは上がる。

ヤツの言うことが本当なら、私はあと1回あの音を食らえば死んでしまう。


慎重かつ、素早く。

それが今の私に求められる行動だ。


考えろ考えろ……、あいつを安全かつ迅速に無力化する方法を。


「…………!」


……いや。

『こちらから動く』必要なんて、ないとしたら?


「おい、いつまでボケっとしてるつもりだ?

私を殺すんじゃなかったのか?」


「だ、黙りなさいこの地味顔……!」


「一応言っておくけどね。

時間が経てば粉が地面に積もるとかはないから。

そのまま何もしなければ、お前はずっとノロマな空気砲だ」


「なぜそう言い切れるのよ……?」


「なんで教えてあげなきゃいけないの?

自分で考えろよ。バーカ!」


答えは静電気。


幸いにも今の季節は冬。

今日は雪とはいえ、それなりに乾燥しているから、空中の粉末を漂わせておくくらい容易だった。


「か、輝木……。

一応1つ言っておきますわ……。

この粉末が空中にある限り、私は能力を上手く使えませんの」


それもそうだ……。

この粉たちはいわば消火のスペシャリスト。

こいつらが充満したこの部屋では、赤井の炎は大きく封じられてしまうだろう。


「あぁ。別にいいよ。

もうお前のことはアテにしてないからな」


赤井に対して親指を下に向けるジェスチャーをする。

侮辱のサインだ。


「なっ! そんな言い方ないでしょう⁉︎

そんなこと言ったらアナタだって2回も被弾して……」


「うるさいんだよ!

この無能! 役立たず! アンポンタン!

音で消火されて、消火器で消火されて!

何でもかんでも消火されて、全然ダメじゃないか!

普通の防火設備を使うだけでこんなに無力になるなんてさ!」


「ひどいですわ! アナタ! 見損ないましたわ!」


そんな時、私は気づいた。


私たちがケンカをしている間に、『風吹魅音が移動していた』ことに。


そして、非常ベルに手をかけてこう言い放った!


「何を思ってこんな局面でケンカしてるのか知らないけれど……、お望みなら2人とも地獄に落としてやるわ! これで終わりよ!」



数秒のち……


「はぁっ……⁉︎」


驚きの声をあげるのは――


――そう、風吹魅音の方だった。

ここまで全て私の計算通りだ!


「なっ……! 何よこれ……! ケーブル⁉︎」


風吹魅音を撮影機材用のケーブルでぐるぐる巻きに縛り拘束したのだ!


「お前……。やったと思っただろ?

なんて冴えたアイデアなんだって、自分を誇っただろ?

罠にはめられてるとも知らずにね!」


「ど、どういう……こと……よ……!」


ケーブルは首元も縛っているので、風吹魅音は満足に話せない。


「お前は今……『スプリンクラーで部屋に漂う粉末を洗い流そうとした』そうだろ?」


「……っ!」


「しかも、それなら赤井の能力も引き続き抑えられる。

まさに一石二鳥。

現状打破できる素晴らしいアイデアだ」


「まさか……あな……たも……気付いて……!」


「そりゃそうさ。

私はお前なんかよりずっと早く気付いてたよ。

だからお前にも気付いて欲しくて、やたらと『消火』と口にしていた」


「くっ……この……この私をバカにして……」


「バカにしてる?

お前こそ私のことをバカにしていただろ?

顔のことじゃない。

私を……いや、私たちをこんな場面でケンカする『バカ』だと思い込んでいた。

明らかに不自然なケンカなのに」


「…………」


風吹魅音は歯を食いしばって黙り込む。


「『こんなバカが私の素晴らしい策に気付くはずがない』。

こう思ってるから、お前は軽率にも非常ボタンに手をかけた。

傲慢なんだよ、お前は」


「そ……れでも……、このケーブルは……!

これ……はどこからきた……のよ……!」


「まだ気づかないのか?

ついさっきいっぱい投げただろ、そっちに」


消火器を使う直前。

私が闇雲に投げた物たちの中に、電源ケーブルが何本も含まれていたのだ。


「ケーブルが用意されていれば、あとは簡単だ。

自然に非常ボタンとケーブルと私が一直線に並ぶように移動して、そこでお前がライン上にくるのを待てばいい」


「一直線……だから……なんだ……っていうの……よ……」


「そこから先は私の超能力の出番さ。

投げたケーブルのカバーを予め傷つけておけば、私は電気へと変化し、ケーブル内の銅線を伝って電気の速度……超高速で移動できる。

まあ、できるようになったのはついさっきだから、お前らの組織にはデータがなかったかな?」


「くぅ……っ!」


「電気に変化しケーブルを伝ってボタン側の向こうへ移動。

そのあと他のケーブルを何本か掴んだまま、また電気に変化しこちらへ戻る。

これを何度か繰り返せばケーブルはお前を取り囲み、引っ張るだけでお前の体は縛り付けられる」


「クソ……この……『死……」


「それは言わせない!」


ケーブルを思い切り引っ張り、風吹魅音の体を締め付ける。


「あ、折角だから伝えておく。

非常ベルとスプリンクラーってのは、実は連動してない。この策に引っかかるのは、それを知らないバカだけなんだよ」


「‼︎ それは」


「私もお前の音のせいでそろそろ体が限界なんだ。

それじゃあ……決着といこうじゃないか!」


全力で電気を発射する!

全身に巻きついたあのケーブルを通して、風吹魅音を感電させてやる!


(多少ダメージは残るだろうが、それは後で治してやる!)


「終わりだ! ぶっ倒れろ!」



.......。



.......しかし、何も起こらなかった。


……え?


「ふふふ……。あっはっはっはっ!

あなた無駄にベラベラ喋りすぎなのよ!

本当に軽率なのはあなたの方よ!」


どうして……?

なんで効かないんだ⁉︎


「私の操る音は、何も指パッチンじゃなくてもいいのよ。

縛られた状態でも指先くらいは動かせるわ。

こうやって指先でケーブルを叩くだけでも、中の導線を切断する威力を出すには十分なのよ!」


(クソ、こ、こいつ……!)


「切ったのか……! ケーブルを……!」


「そうよ。

でも、まだ全部切れたわけじゃないわよ?

だから、今のはちょっとピリピリしたわ」


どこまでも一筋縄ではいかないヤツ……!


「あと、なんでケーブルごとぶった切らなかったか、あなた分かる? それは……」


「輝木! 危険ですわ!

そのケーブルを離しなさい!」


赤井が叫ぶ。


(分かってる! 分かってるさ!)


「音は空気を伝うより、物体を伝う方が容易いからよ! 死ねっ! 輝木光!」



(……。ま、間に合った……。)


「チッ。仕留め損なったようね」


(危なかった……)


電気に変化し、急いでケーブルたちを天井のフックに引っ掛けてなんとかことなきを得た。


せっかく風吹魅音を拘束したのに、手を離して緩めるわけにはいかない。


手を離さずにヤツの音を防ぐには、これがベストな方法だった。


「なるほど……。中々考えるわね。

天井で音を分散させると……。

確かに糸電話が糸に物が触れたら相手に届かなくなるように、これなら私の音は防げるわ」


だが、これにも問題はある。

当然ヤツもすぐに気付くだろう。


「でも、このままじゃ私の音と同様に、あなたご自慢の電気もこちらに届かないわよ? どうするの?」


その通りだ。


せっかくケーブルのカバーに傷をつけて剥いておいても、天井がアースのような役割を果たしてしまっている。


「私に電気を流したきゃ、こっちにいらっしゃいなー。ぶち殺してあげるわよ。

さあ、いらっしゃいよ。ほらほら。どうしたの?

聞こえてないのかしら? もしもーし?

聞こえてますかー?」


(そんな見え透いた挑発に乗るものか……)


「あ、そうだ! ち・な・み・に!

スプリンクラーには2タイプあって、ここみたいなスタジオとかで採用されるのは手動でも散水できるタイプなのよ?

アナタこそ、無知なおバカさんだったわねー」


(クソ、スプリンクラーの知識くらいでマウント取ってきやがって)


「ゲホッ。コホッ」


(…………ん? なんかむせた? 急に埃っぽく……)


なんだこれ。

よく見たら上から細かい埃がパラパラと……。


「輝木! まずいですわ!

ヤツはケーブルを伝う音で天井を破壊するつもりですわ!」



もし天井を壊されたら……私たちは下敷きになる可能性があるし、運良く逃れてもこの充満した消火器の粉は、確実に吹き飛んでしまう!


さっきのは挑発ではなく、挑発の振りをした時間稼ぎだったのか!


「……私は電気での決着を諦めるっ!

コレでも喰らえ!

おおォォらあァァっ!!」


『ドゴン!』


近くにあった背の高くて重い機材の上部に、ケーブルを結びつけ、思い切り殴り倒す!


この上部を結びつけたこの重い機材が倒れれば、もう片方で拘束されてる風吹は、その勢いで天井に向かって一直線に引っ張られる!


「そのまま天井に叩きつけてやる!

大怪我間違いなしだけど、多分死にはしない!

安心しろ!」


しかし、風吹は鼻で笑って言う。


「決着を焦ったわね! その判断が命取りよ!」



次の瞬間、天井は破壊された。



「天井に近づけてくれてありがとう、輝木光さん!

お陰様で直接大きな音を天井にぶつけて、一気に破壊できたわ!」



「て、天井が……。……っ! ほ、炎が出せますわ……! ということは……」


「あの忌々しい粉末ともオサラバよ!

さあ、次の一撃で今度こそ終わりね!

見えない恐怖に怯えて死ねっ! 輝木光!」


空中に吹っ飛んだまま、風吹が指パッチンの構えをする!


(ぐぅ……! イヤだ……!

イヤだイヤだイヤだ! どうか……!)



「これだけはやりたくなかった……!

だけど! だけどだけど!

お前が悪いんだからな! もう知らないからな!」



(今から私のすることを許してください!)


「何言ってるのよ! 何よその顔は!

もう遅いわ! 死になさい!」


「うるさいこの大バカが!

こんな雷の日に、そんなに金属を体に身につけて高い建物の天井から外に出たらどうなるか分かるだろっ⁉︎

そんでもって私は電気の超能力者!」


「――――っ!」


気がついたのか、風吹が青ざめた。


「あ、あぁ! ごめんなさい!

それだけは! もう殺そうとなんてしないから許して――」


私はケーブルに手をかけ、風吹に向けて電気を流す。



風吹魅音は雷に打たれ、即死した。



--------



勝った。


勝ったけど……。


(私は……! 私は自分の手で人間を……!

命なんて、軽いはずがないのに! 私は……!)


「……うっ……グスッ……うわあぁぁぁぁん‼︎」


私は泣いた。

借金を背負ったあの時よりもはるかに大きな声で。


私を涙させるのは、体の痛みなどよりはるかに苦しい、罪の意識。


「輝木……。アナタ……」


「私はっ‼︎ 私という人間はっ……!」


阿井の時とは明らかに違う!


私がこの手で殺したんだっ!


1つの人生を終わらせた!

他の方法があったかもしれないのに!


「輝木……泣かないでくださいまし……。ありがとう……アナタのお陰で……」


「あいつにだって、両親や兄弟がいて……!

それなのに私は……!」


「落ち着きなさい」


赤井に抱き寄せられる。

赤井の、人間の温もりに触れたせいか、さらに涙が溢れてくる。


「大丈夫……。大丈夫ですわ……。

アナタは立派に戦いましたわ。

誰もアナタを責めたりしませんよ」


「あ、赤井ぃぃ……」


「もし誰かがアナタを責めたとしても、私だけは絶対に……アナタの勇姿を忘れませんわ」


風吹魅音に勝利をしたものの、ついに相手を殺害してしまい大きなショックを受ける輝木光。

身体的なダメージと合わさって心身ともにボロボロだった。


そして、時を同じくして残された仲間……内木遊の元へもカナリアの会の魔の手が迫っていた。


次回、内木遊視点でお話が始まります。


よろしくお願いいたします。

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