第二章34〈ルエル過去編③〉
"悪魔の研究"は禁忌の研究だ。そんな力を研究するのだから制御する方法から作るのは当たり前だろうby黒神零
"悪魔化"の原因である破壊細胞を不活性化させる細胞"再生細胞"をを作った帝国はそれを入れた矢を放った。それを喰らい、ルエルは倒れた。
「すまないな、これもまた仕事なんだよ」
<十日後>
「会いたかったよ、ルエル君」「誰だ、お前」意識を取り戻した俺の前に現れたのは、白衣を着た男だった。
「そうだったね、僕は、帝国直下の研究機関、黒神研究所・所長の黒神零だよ、君は、"新しい君か"」などと最後意味に分からない言葉を残して終えた。「くろがみ……ぜろ」男の言った言葉は意味が分からなかったが、名前に聞き覚えがあったのは確かだった。「あぁ……そうだ。」零がそう答えた瞬間、意識を失った。「……終焉の残滓…"冥王域"か、この個体ならば、"羅王域"まで耐えるかも知れないな」そう零が言うと、「"かの対戦"を乗り越え、十二血族でもあり"滅びの使徒の子孫の一対"である。そんな二つ名の役満のような彼ならば……」
大人達の期待は高く、翌日から、最終目標に向けた実験が始まった。"十二柱の儀式を用いた羅王降ろし"である。
結果的には、失敗したが、実験を受け、人智を超えた力を持つ"少年少女達"を彼らは"悪魔の子"と呼んだ。彼らが、悪魔の子に対し怯えるのは、人を超えた力を秘めているからだ、
だから、帝国は十年経った今も、探し、捕獲しようとしている。彼らが理想とする世界に存在してはいけない存在
なのだから
▽
「もうすぐ会えるね、りょう君、一足先に八区で待っているよ」
アノ日、あの場所で大厄災を起こしたのは、僕らだ、だから行って向き合わなければならない向き合って越えなければならない……これは、僕の物語なのだから、僕が英雄になる物語なのだから
だから僕は前に進む
この先がどれだけ過酷だとしても
これにて……一旦ルエル(りょう)過去編は、終わりとなり………現代(十年後)に戻ります。
現代に戻り………戦いは、郊外頂上決戦後編へと移ります。最初のエピソードの14区から衝撃レベルの戦いと………、内容になる予定なので……よろしくお願いします。
中章も後半戦に入ります…………どうぞこれからもどうぞよろしくお願いします。
九月八日………作者より




