第二章27〈帝都郊外攻防戦⑥二十区②神野の後を継ぐ者〉
後に俺は言った。俺はこんな器じゃない……だから受けるつもり、なんてなかった。こんな重要な役職、それなのに……と言って俺は泣きながら……"エンデスト"(革命軍・精鋭部隊)の大隊長を引き受けた。
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「……りょう話がある。」
目覚めた神野はそう言った。
「えっ……なんですか?」
「お前に大隊長を任命しようと思う」
全く予想していなかったその発言に対し俺は一分間程の沈黙をし「俺はそんな器じゃないですよ」
そう答えても、神野は「お前以外にいないと考えている。お前が継がなきゃ誰がやるんだ。」「……どうして俺なんですか?」「お前は強い、これからもっと強くなるだろう、だから、お前に、お前の仲間達に全てを託す。」「俺は弱いですよ……」と返した瞬間手を伸ばして髪をつかんだ。「……弱いからどうした。俺は、お前の意思に対して強いと言った。勝負の際最終的な勝敗を決めるのは、意思の強さだ。意思が強ければ、どんな相手にも勝てるだろう。お前は七武帝を倒した。それは事実だ。もし力がないというのなら、意思の力で倒したと言う事になる。」
「ずるいですよ、大隊長」そう言って、俺は継ぐ事を決めた。
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<革命軍・旧本部>
「……全員に次ぐ、」と緊急放送を全支部にかけた。
「二つ話がある。一つ目は、さっき連絡がとれたのだが、革命軍初代総師団長、月神鬼鉄が完全回復し、前線に復活できるそうだ。
二つ目は、第四代大隊長を任命する。わかってると思うが、立石りょうだ。第二代の息子でもあり、七武帝を倒した。他も含めて……、こいつしかいないと考えた。俺の死後大隊長になってもらいたいと考えている。」
と淡々と話しを終え
最後に「ここからは、死闘が続く、これから先必要なのは、力の強さではなく、意思の強さだろう。
まぁいってしまうと"覚醒"しろって事だ。」
と話した。
緊急放送後、神野は、荒い息を吐きながら、「行くぞ、お前ら」と話し、アジトを出た。「俺達も出るぞ」
<革命軍・本部>
「ここに来るのも久しぶりだな」「雷鳴起きる時間だぞ、」「回復装置から、雷鳴を起こした。」「そうだな、」「そういや、お前の孫強いらしいな」「そりゃそうだろ、アイツは悪魔の子じゃからな」
こうして、"十年前の亡霊"達も復活し
"役者"は揃った
こうして始まるのは、"帝都郊外頂上決戦"である。
第二章 序章 帝都郊外攻防戦 「完」
第二章 中章 帝都郊外頂上決戦・前編 「始」




