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第一章12 〈 帝国 1 〉
二千年前 天月達によって創られたこの国を最初に支配したのは七枢卿とよばれると呼ばれる高位の七人の一人天武卿・エオライン・バーンウェルメルトだった、以降二千年のも間代々エオライン家が一代で帝国を支配いている。と言って竜は、話を終えた。「え?……これだけ?」「帝国の歴史は全くと言っていいほどわかっていない。全てが秘匿されている理由はわからないが……」「……そんなにもか、」「あぁ……帝国の歴史、帝国史はレベル7(帝国法によって禁じられた流布することが禁じられた情報)になっている。帝国の本拠地では話した瞬間に捕まるらしい。だから情報を得る方法も多くないのだ。と嘆き、竜は話を終えた。
<二日後>
「前線の仲間から、十日後に帝国軍が第五島に進行するとの情報を手に入れた。全員戦闘に備えてくれ。こうして僕らの戦いが始まった。
初陣は初陣と呼べるほどいいものではなかった。
だって、僕らは"人"を殺し合うのだから、僕らは血に染まっていく。




