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風

いつからだろうか。

私は村の人から噂の伝手なのか?

今まで誰にも気にされなかったのに、優しくされたり、明るい話でまるで何者かを止めるように、宥めるようになった。

死にたいなんて気持ちはカレンダーを戻せば出てくるが、今はもう池鯉鮒に埋めたのみ。

皮算用の優しさなのか算段なのか、あるいは止まってほしいのか。

自分は1人じゃない、明るい実感。

だけど死ぬ時は1人。

彼には優しいから魔物など取り憑かぬはずなのに

と口にこぼした、1人の母性

それは追い求めると離れていくんだよ。

かぜのたよりはむしのしらせ。

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