ドッグ イン カイダン
ドックは走る、モップなんてくそくらえというように
モップを投げ捨ててしまった。
そんな事はドックにとってどうだっていい、
ドックは地下B-2に行く間、昨夜フォックスが教えてくれた
″初代ホワイトフォックス″について思い出す。
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「ねえ」
「はい?」
ドックが冷蔵庫の中身を漁ってる最中に話しかけてくる
「ちょっと昔話をしたいんだけど、いいかな」
「どうぞ」
対向にあるベットに互いに向き合い座る
「私、今22なのよ・・・あれ、ドック君何歳?」
「・・・23です」
「あれ、ごめんなさい、年上なのね」
「あ、いえいえ、仕事歴はフォックスさんの方が長いんで」
「・・・フフ そっかー・・・ 嫌な言い方かも知れないけど、私
血統書付きなのよ」
「・・・・はい」
ドックは血統書を嫌っている。 理由は、自分がどれだけ惨めな思いをして
きたから。 血統書なしで、どれほど痛めつけられたか、ドックは知ってい
る。
「・・・血統書はさ。 16歳で仕事に付けるのよ」
「・・・嫌味ですか、それとも自慢ですか」
「・・ごめんなさい」
「・・・・すいません」
「・・・・・」
二人共黙り込んでしまう
「・・・すいません、話の続きを」
「ううん、いいの 血統書の話をした 私も悪いわ。
それで、私はこのホワイトドックに入ったのよ。
あの頃はホワイトドックも出来たばかりでさ・・・
あまり、人もいなかったっけ。 そこで、今のウルフとであったのよ」
「ああ、あの所長さんですか」
「うん それでね、あの頃はウルフさんも若かったし
ホワイトウルフは私含めて23人だったんだけど、負けなしだったわ。
戦闘科はたった6人でさあ・・・ 何個の組織を壊したんだかわからない
ほど壊したわ」
「・・・すごいですね」
「うん、その中で凄かったのわ・・・あの人かな、ニホンオオカミさん
前の所長さんだったけど、2年で辞めちゃったね」
「へー 家の父さんもニホンオオカミって言うんですよ。
まあ、あの人も警察にいましたけど多分人違いですけどね・・・
俺が生まれてすぐさま離婚しちゃって・・・今はどこにいるのやら」
「・・・ごめんなさいね」
「あ、いえいえ、気にしないでください」
「・・・あ、ほら、この写真」
フォックスが額縁に入った写真を指差す
「これが初代ホワイトフォックスよ」
「へー・・・・ これがウルフさんですか、若いですね」
「今は、クマとかできちゃって ちょっと老いて見えるけど
この頃は凛々しかったわ。 すぐ結婚しちゃったけどね」
「・・・・・え」
「どうしたの?」
「・・・・この人がニホンオオカミさんですか?」
「え?そうだけど、どうしたの?」
「・・・・・・この人・・・どっかで・・?」
何か頭に引っかかっていた、ウルフ
「・・まあ、いいです。
・・・あの少し質問があるんですが」
「うん いいわ」
「敵のブラックドッグってどういう組織ですか?」
「初代ホワイトウルフが壊滅状態になった原因の組織よ
前にも言ったわよね 警察と分離したって」
「はい」
「・・・この組織は、大きな組織で1000人以上いるって事ぐらいしかわからない
わ ・・・後、ボスはわかるわ。」
「・・・どういう人ですか?」
「名前はブラックベルマン」
「ブラック・・・ベルマンですか」
「そう。 ブラックベルマンの父はとてつもなくすごい政治家だった・・・
だけど、ブラックベルマンはその父から戦闘について教えてもらい。
12歳の頃ではその父を自分の手で殺したわ」
「え」
「その後、逃亡を続け、ブラックドッグという組織を作りだし、いろいろな人の
暗殺をメインとしてる組織なんだけど・・・場所がどこにあるかさえもわからない
完璧組織なのよ」
「・・そうなんですか」
「一度は戦争みたいな事をしたわ、だけど、その場所は道のど真ん中で
相手は武器を持ってたから犠牲者を何人も出して・・・・・・」
「・・・大丈夫ですか」
「大丈夫ではないけど、教えるためには仕方ないわ。
・・・後、これは噂だけど そのブラックベルマン あいつにしかない武器を
持ってるって噂よ。 名前は・・・」
-GUNとかいったっけ-




