妖怪 流言蜚語(りゅうげんひご)
「あの!部長は、これでいいのですか!」
下校中主人公が部長に言い放った
「…もういいんだよ。君もさっさと辞めてもらった方がいいよ」
「そんな…」
すると、何かが横切った
「…?風か?」
すると、部長が慌てだした
「あ!妖怪!待て!」
部長は妖怪(?)を追って、神社に走っていった。そして、主人公も追いかけた
「ウヒョヒョ!」
「待てぇ!」
妖怪(?)は、神社の真ん中にある円を踏み、部長も踏んだ
「おうおう!やっと追いついたぞ!覚悟しろ!」
「ウヒョヒョ!」
妖怪(?)は、だんだんと影が薄くなり消えていった
「なんだったんだ?」
部長は帰ろうと後ろを向くと…円の中に何かが入っていた
「あ、なんですかこれは?」
「え?お前、見えるのか」
円の近くに紙が落ちていた
「なになに…この円は結界であり。人間が通ってもただの円だか、妖怪などが通ると円の中に閉じ込められる。また妖怪が円に入ると霊感がない人も円に入っている妖怪が見えるようになる」
「じゃあこれは、妖怪…」
「ん?また紙が…」
紙にはこう書いてあった
「この妖怪は流言蜚語と言う妖怪。根拠の無いデマを流し、流された本人を自殺に追いやり、その魂を食らいつく妖怪」
「どうします…」
「どうしよう」
妖怪退治は次回
続く