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ただ純粋な、  作者: 横山裕奈
チェス編 第四章
69/262

67 準備中

「全部、私に任せて! みんな、美男美女に仕上げてあげる」

 そう言いつつ近づいてくるのは、一般的な髪色の金髪になったイアだ。向こうでも普通らしい。

「リィはどうしようかな。……私の幼なじみ役にしよう! 私が元気な女の子するから、その抑え役で。よろ!」

 既に元気だ。……ああ、練習してんのか。


 そうして着々と決まっていき、ついに変装の段階になった。……あー、だるい。

「ナタリーは、一生懸命な妹ちゃん。お兄ちゃんはパーシーね。妹になんだかんだ振り回されろ。ナタリーの名前はキャサリン・クレール、パーシーはクライト・クレール」

 やや地味な茶髪の兄妹がいた。コンタクトに慣れていない(というか着けられなかった)ナタリーの目の色は、はしばみ色のまま。パーシーは度入りのカラコンで、紫にも見える黒い瞳に。ナタリーの髪は真っ直ぐで、下で2つ結び。パーシーはクセ毛だ。


「ラーフはなんか過去にあったっぽい儚い男子……ふっ」

「ちょっとイア、その設定やめて!? てか笑わないで!」

「リサはきついことも言うけど実は優しい子ね。名前はヴァレッド・ピアーと、コーデリア・ミノハ。ここ2人は、まぁ知り合いだけどベタベタするわけじゃないからね。ベタベタするわけじゃないからね」

「なんで2回……」

「大事なことなので2回言いました。テスト出るよー」

「出ねぇよ、バカ」

 ラーフは薄い水色の髪に、神秘的な紫色の瞳。髪は細く、サラサラ。リサはダークブラウンの真っ直ぐな髪に、少し柔らかい金色の瞳だ。髪は短く、肩につかない程度。イアと同じくらいだ。


「で、最後ね。リィがエドワード・ルーパ。私がアリス・ラオン」

 俺は真っ直ぐな青色の髪に、青い瞳。イアは腰まで届くウェーブした金髪をポニーテールにしている。目は緑色。普通の女子を目指したらしい。

 元気いっぱい、って感じの見た目になっている。

「リィは基本的に真顔でいいよ。リサもね。パーシーとナタリーは……まぁ、いつも通りで」

 ここ2人はキャラなんか変えられないから、だろう。


「1週間はこの格好ね。あと、自分でメイクできるようになること! いい?」

 出たよ、イアのスパルタ指導。経験済みの俺とラーフは、目を見合わせて苦笑した。

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