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ただ純粋な、  作者: 横山裕奈
チェス編 第四章
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45 待ち伏せ

 方針が決まってから、私たちは交代で見張りをしている。リサ&ラーフ、ナタリー&パーシー、そして私たちリィとイアだ。

 集会は大体3時間。集まったのが分かったら、孤児院に戻って、準備をする。そして5人で行く。リサはお留守番。悪いけど、今回はリサの出番がない。

 だってハッキングもいらないし、戦ってばっかりだから。


「武器は準備できたか?」

「夕方の6時に届くってさ。リサが言ってた」

「あと1時間だな。……お前が手配するのと、どっちが早い?」

 思わぬ質問に一瞬驚いて、すぐ考える。

「んー……。リサと違って、武器関連の繋がりはほぼないからね。あと、ネット上のリサには太刀打ちできないかな」


 リィは周囲に気を配りつつ言葉を返す。

「アーサーには勝てないか」

「だね〜」

 アーサーは、リサのネット上の名前。男に成りすましているらしい。

 しかも、かなりの有名人。あんなのに勝てるか!


「前の集会からどれくらい経ってるんだ?」

「まだ2週間。今日はまだ来ないんじゃない? だって2週間で国家を揺るがす計画が進むわけないじゃん?」

「それは分からねぇぞ。よっぽど手際がいいか、雑な計画を立てるサル以下の頭脳の持ち主なら、進むさ」

「私たちは前者だね~」

 まぁ来ないだろうなー。面白くない、早く来てよ。



 ……そして、1時間30分後。

「イア、戻るぞ」

「いいタイミングだね。武器も届いてる」

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