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プロローグ♦一人の指名手配犯

 俺の名前は「塩谷 尊」

 今年で23歳だ。


 俺は昨日、弟を殺した。


 弟とささいな事でケンカした。

 やがて手や足を使って互いを傷つけ

 あげくの果てにゴルフクラブで殴ってしまった。

 弟は血を流しながら動かなかった。

 俺は怖くなって部屋から出た。

 そして、誰もいない実家に帰った。

 母は既に他界して、父は病院で入院している。

 俺はベットで横になった。

 「あれは夢だよな。夢だよな。」とつぶやきながら。


 …2時間後…


 ふと、テレビを付けた。

 そしたら、ニュースキャスターがこんなことを言っていた。


 「今日の夕方ごろ、○○マンション(俺が住んでいたマンション)の一室で男が何者かに殴られて倒れているのが発見されました。犯人はまだ見つかっていません。警察は遺体のそばに落ちていたゴルフクラブから犯人を特定しています。」

 俺は思った。

 (あぁ、夢じゃなかったんだ)


 俺は、テレビを消してそのまま寝た。



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