♥ エントランスホール
──*──*──*── マチルフォント領
──*──*──*── マチルフォント邸
──*──*──*── エントランスホール
マチルフォント邸の中へ案内されるがまま入るとクルチェが出迎えてくれた。
エントランスホールに居るのは、クルチェと男性だけだ。
侍女は居ないのかな?
従姉:クルチェール
「 ──ベリィ!
良く来てくれたな!
領地を見て驚いたろ…御免な…。
無事に到着してくれて安心したよ 」
ベアリーチェ
「 クルチェ、パーティー振りにクルチェと会えて嬉しいですわ〜〜。
ワタクシ、魔素を見たのは初めてですの〜〜。
胸がドキドキ高鳴りましましたわ〜〜(////)」
従姉:クルチェール
「 そ、そう?
……喜んでもらえたみたいで良かった……のかな?
でも、物珍しいからって、魔素に近付いたら駄目だぞ。
危ないからな 」
ベアリーチェ
「 ≪ 魔界 ≫と繋がっていて魔物が出て来るそうですわね〜〜 」
従姉:クルチェール
「 知ってるなんて偉いな。
〈 セレネイ 〉が不在中だから、帰りも気を付けてな 」
ベアリーチェ
「 分かりましたわ〜〜。
クルチェ、彼はワタクシの専属執事になってくれたワンコ族のセフィロートですわ〜〜 」
従姉:クルチェール
「 ワンコ??
…………あ、あぁ…手紙に書いてあった人狼族の執事だな。
──始めまして、オレはクルチェール・マチルフォントだ 」
セフィ:セフィロート
「 御初に御目に掛かります。
ベリィお嬢様の専属執事を仰せつかっておりますセフィロート・ビッケブランと申します 」
従姉:クルチェール
「 クルチェとセフィロートに紹介するな。
オレの専属護衛騎士をしてくれてるソニランだよ 」
護衛騎士:ソニラン
「 初めまして、ベアリーチェお嬢様,セフィロート殿、ソニラン・ラフィネンです 」
従姉:クルチェール
「 家まで長かったろ。
部屋を用意してあるから案内するよ。
ソニラン、荷物を運ぶの手伝ってくれ 」
護衛騎士:ソニラン
「 仰せのままに、お嬢様 」
ベアリーチェ
「 有り難う御座いますわ〜〜 」
持参した荷物の殆どは、妖精さんに預けてあるからそんなにない。
だけど、一応滞在させてもらう事になってるわけだから、手ぶらなのは拙いわけで…。
そんなわけで、ドルシーに入れてもらった衣服類が入っているトランクを用意して来た。
トランクは3つ。
1つ目はオレ用のトランク──、2つ目はセフィロート用のトランク──、3つ目はお土産を入れたのトランクだ。
お土産の入っているトランクとセフィロートのトランクをセフィが運んで、オレのトランクはソニランに運んでもらう事になった。
因みにトランクは馬車の中にあるソファーの下に入っていた。
ソファーの座る所を持ち上げると下が収納になっていて、荷物を入れれるようになっているんだ。
然もだ、トランクはキャスターが付きだから、移動させるのが楽チンになっている。
クルチェもソニランもキャスターの付いたトランクを見るのは初めてなんだろう。
目を丸々にしてキャスター付きトランクを見ていた。
階段を上がる時は持ち上げないといけないから不便だけどな。
改良したいよなぁ〜〜。
クルチェの案内でエントランスホールの階段を上がった。




