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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
【 一六〇七日目 】 ランシティブ公爵領地 フィールド ─→ 平民街
568/575

✒ 【 正義は我にあり! 】 馬車の中 / 成敗しちゃうぞ! 2


──*──*──*── 馬車の中


ベアリーチェ

「 ──セフィ、あんな感じでかったのかな?

  ちゃんと悪役令嬢っぽく嫌味を言えてたかな? 」


セフィ:セフィーネ

「 大丈夫ですよ。

  それよりも、ステイルの顔を見ましたか?

  面白かったですね 」


ベアリーチェ

「 ステイルさん?

  あぁ…使用人の?

  面白かったの?

  まぁ…あるじの代わりにグダグダと嫌味を言われた身だから、い気はしてなかったと思うけど?

  オレ(ベアリーチェ)だったら確実にはらわたが煮えたぎってたね!

  使用人のステイルさんが気に入ったの? 」


セフィ:セフィーネ

「 ベリィは気付きませんでしたか? 」


ベアリーチェ

「 ん?

  なにに?? 」


セフィ:セフィーネ

「 使用人のステイルさんが、ロミバイン・リゴオンデート子爵令息御本人でしたよ 」


ベアリーチェ

「 へ?

  は?

  いや──、『 使用人 』って自分でも言ってたじゃん!

  相手は腐っても子爵令息だぞ。

  自分から使用人の変装なんかするかな?

  ──仮にだよ、使用人のステイルさんがリゴオンデート子爵令息本人だったとしてだよ、真っ青な顔でガッツリと謝ったりするかな?

  人間に無害な怪物モンスターを面白半分で襲うようなイカれたキチガイ野郎だよ?

  いくなんでも、あんなにペコペコ頭を下げたりするなんて有り得ないと思う。

  本人だったら確実に殴り掛かっててた筈じゃないかな?

  それにさ、テントの中には “ 誰もなかった ” って事になるじゃんか。

  オレ(ベアリーチェ)、テントの中にリゴオンデート子爵令息がると思って、聞こえるようにわざ(わざ)声を大きくしてはなしてたんだぞ!

  無駄な努力しちゃったじゃんかぁ!! 」


セフィ:セフィーネ

「 そうでもないですよ、ベリィ 」


ベアリーチェ

「 そうでもないって?

  どういう事だよぉ……。

  結構恥ずかしかったんだからなっ(////)」


セフィ:セフィーネ

「 テントの中にはクレムレン・フェニルノース大公令息がました。

  ベリィの声はクレムレン・フェニルノース大公令息に届いてましたよ 」


ベアリーチェ

「 は?

  え??

  テントの中にクレムレン・フェニルノース大公令息がたって?!

  それ……、マジで言ってんのかよ? 」


セフィ:セフィーネ

「 勿論です。

  冗談で言いませんよ 」


ベアリーチェ

「 嘘だろ……。

  オレ(ベアリーチェ)……クレムレン・フェニルノース大公令息の名前、出しまくってたじゃんかよ!! 」


セフィ:セフィーネ

「 出してましたね 」


ベアリーチェ

「 ヤバくないの?!

  オレ(ベアリーチェ)の方が、帝国裁判に掛けられちゃったりしないか?? 」


セフィ:セフィーネ

「 大丈夫ですよ。

  そんな事にはなりません。

  ワタシと妖精達(光の玉)る限り、ベリィが法廷に立つ事はありませんし、連行される事もありません 」


ベアリーチェ

「 セフィ~~~~(////)」


セフィ:セフィーネ

「 それに……クレムレン・フェニルノース大公令息もリゴオンデート子爵令息も20歳(はたち)を過ぎた成人男性です。

  正常な良識が欠片でもあるなら、至極真っ当な正論を発言した侯爵令嬢を法廷へ連行させるような愚行はしない筈です 」


ベアリーチェ

「 ………………正常な良識が欠落してるから無許可でランシティブ公爵領地内で怪物モンスターりなんて真似をしてるんだろ~~~。

  マジでヤバいかもぉ~~~~!!

  セフィ、リゴオンデート子爵令息がフェニルノース大公令息と一緒にランシティブ公爵邸へ文句を言いに向かったら、どうすりゃいいんだ?

  パパ様(ディグラマス)に迷惑を掛けちゃうよ…… 」


セフィ:セフィーネ

「 その心配も無用ですよ。

  既に手は打ってあります 」


ベアリーチェ

「 どゆこと?? 」


セフィ:セフィーネ

「 ランシティブ公爵には自室で眠ってもらっています。

  ランシティブ公爵邸の使用人達にも同じく眠らせています。

  屋敷にるのは全てワタシの用意した身代わり妖精達です。

  序でにリゴオンデート子爵とフェニルノース大公の身代わり妖精も用意しています。

  文句を言いに行ったランシティブ公爵邸に自分達の父親が客人として招かれていたら、2人はどんな顔をするでしょうね? 」


ベアリーチェ

「 やるなぁ、セフィ!

  想定外の親子の顔合わせは気の利いたサプライズだよ!!

  一波乱も二波乱もありそうだな 」


セフィ:セフィーネ

怪物モンスターに襲わせるのは意気消沈してテントへ戻ったあとでもいでしょう。

  使用人達は可哀想ですけど、妖精達(光の玉)を憑依させます 」


ベアリーチェ

「 …………ほんに可哀想だよ…。

  妖精さん達(光の玉)が抜け出しあとは廃人になっちゃうんだろ?

  ほかに方法はないの? 」


セフィ:セフィーネ

妖精達(光の玉)べさせますか? 」


ベアリーチェ

「 それも酷い~~~~ 」


セフィ:セフィーネ

「 そうですね…。

  あとは……拉致した場所で眠らせて、身代わり妖精に使用人をさせるしかないですね。

  リゴオンデート子爵の使用人を演じる事は出来ても事は出来ずボロが出そうですけど… 」


ベアリーチェ

「 うぅ……確かにな…。

  姿が見えてるわけだからミスする事もボロを出す事も出来ないよな……。

  ほかの使用人達に怪しまれたら一貫の終わりだよ… 」


セフィ:セフィーネ

「 どうしますか?

  ハイリスクを犯して使用人の身代わり妖精として潜入させますか? 」


ベアリーチェ

「 …………怪物モンスターふんした身代わり妖精さんに襲わせるんだよな…。

  使用人達は妖精さん達(光の玉)べてもらおう。

  残りの人生を廃人として生きるのは可愛そうだしさ…。

  クレムレン・フェニルノース大公令息とロミバイン・リゴオンデート子爵令息が出掛けてから使用人達を妖精さん達(光の玉)べてもらって、怪物モンスターに襲われて大怪我をしたふうに装わせよう。

  ランシティブ公爵邸から帰ってたら、怪物モンスターに2人を襲わせて怪我を負わせるんだ。

  使用人を大怪我させて、自分達にも大怪我を負わせた怪物モンスターが暴れていれば、いやでもランシティブ公爵領地から逃げ出すだろ?

  大怪我をした使用人達を見捨ててランシティブ公爵領地から逃げ出せば、リゴオンデート子爵と大公を訴える事が出来るだろうし、大怪我をした使用人達の命を助けるば、フェニルノース大公とリゴオンデート子爵に恩を売る事も出来るんじゃないかな?

  『 ランシティブ公爵が勝手にした事だから知らん! 』って突っぱねられる可能性もあるけど、病院で詳細な診断書を用意してもらえば、証人も確保出来るから揉める事はないかも?

  信憑性を出す為に2.3人は入院させてもいかも? 」


セフィ:セフィーネ

「 ベリィ……。

  悪知恵が働くようになりましたね 」


ベアリーチェ

めてよ、その言い方ぁ~~~ 」


セフィ:セフィーネ

「 褒めてるんですよ。

  流石、ワタシのベリィです 」


ベアリーチェ

「 そりゃどうも(////)」


セフィ:セフィーネ

「 後ろの馬車は別行動させます。

  ランシティブ公爵邸へは戻らせず、〈 (原質)(みなもと) 〉へ変換させます。

  妖精達(光の玉)には一足先にフェニルノース大公とリゴオンデート子爵へ行かせます 」


ベアリーチェ

「 屋敷の中を探らせるのか? 」


セフィ:セフィーネ

「 まさか。

  フェニルノース大公もリゴオンデート子爵も元準男爵のランシティブ公爵の事をく思っていません。

  タシルドレテク(身代わり妖精)の障害になりますから妖精(光の玉)に憑依させます 」


ベアリーチェ

「 容赦ないな… 」


セフィ:セフィーネ

「 邪魔者は早目に始末する必要がありますからね 」


 セフィが心無しか楽しんでるように見える。


 セフィが楽しんでるならいやって気持ちになる。


 もう、「 どうにでもなれ! 」って感じだ。

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