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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
【 一六〇六日目 】 アブカニズダ帝国 帝都 ─→ フィールド ─→ ランシティブ公爵領地 ランシティブ公爵邸
559/575

✒ 【 婚約者として… 】 素敵な庭園 2


 セフィーネと庭園を散策していると草花の奥からガサガサと音が聞こえてた。


ベアリーチェ

なんの音かしら~~? 」


セフィ:セフィーネ

「 不用意に近付かないでくださいませ、ベリィお嬢様 」


ベアリーチェ

「 そ…そうでしたわね~~。

  貴族令嬢たる者、先ずは様子見でしたわね~~ 」


 いかんいかん、ついついもの癖で不用心に近寄る所だった。


 だガサガサと音がしている。


「 チィ……チィ……チィ~…… 」


ベアリーチェ

「 鳴き声…ですわね~~。

  仔猫かしら~~? 」


 今にもばかりのよわ(よわ)しい鳴き声だ。


 まるで誰かに見付けてもらいたくて必死に鳴き声を出しているようにも聞こえる。


ベアリーチェ

「 セフィーネ…… 」


セフィ:セフィーネ

「 ベリィお嬢様は動かないでください 」


 オレ(ベアリーチェ)に向かって言ったあと、セフィーネが草花を掻き分けてくれる。


ベアリーチェ

「 セフィーネ……なにますの~~? 」


セフィ:セフィーネ

「 怪我をした怪物モンスターの子供です 」


ベアリーチェ

怪物モンスター!?

  怪我をしてるって、どゆことだよ?! 」


セフィ:セフィーネ

「 ベリィお嬢様、言葉遣いを気を付けてくださいませ 」


ベアリーチェ

「 あ゛っ……。

  コ、コホン……セフィーネ、危険はありませんの~~? 」


セフィ:セフィーネ

「 大丈夫です。

  敵意も殺意もありません。

  かなりの深傷を負っています。

  怪物モンスターですからぐに死にはしません 」


ベアリーチェ

「 そうですのね~~。

  危険な怪物モンスターの子供ですの~~? 」


セフィ:セフィーネ

「 セブラミゼードドと言う名前の怪物モンスターです。

  セブラミゼードドから人間を襲う事は滅多にない種族です。

  人間が攻撃すれば襲ってますけど 」


ベアリーチェ

此方こちらなにかしなければ安全な怪物モンスターですのね~~ 」


セフィ:セフィーネ

「 どうされますか?

  このまま息の根をめますか? 」


ベアリーチェ

なんでだよ! 」


セフィ:セフィーネ

「 ベリィお嬢様、言葉遣いを気を付けてくださいませ 」


ベアリーチェ

「 ぐぅ……わざとだろぉ~~ 」


セフィ:セフィーネ

「 ベリィお嬢様 」


ベアリーチェ

「 うぐ…………。

  助けたいですわね~~。

  手当てをして元気になるまで、お世話をしたいですわ~~ 」


セフィ:セフィーネ

かしこまりました。

  では応急処置をさせていただきます 」


ベアリーチェ

「 お願いしますわ~~ 」


 セフィーネは深傷を負って弱りきっているセブラミゼードドをエプロンの上に乗せると応急処置をしてくれた。


 普通に回復魔法を掛けてあげたらいんじゃないの?


セフィ:セフィーネ

「 安心の出来る場所で休ませる必要があります。

  ベリィお嬢様、お部屋へ戻りましょう 」


ベアリーチェ

「 勿論ですわ~~ 」


 そんなわけで、怪我をした怪物モンスターを助ける事にしたオレ(ベアリーチェ)は庭園散策を中断して、セフィーネと一緒に庭園をあとにした。






 なんで公爵邸の庭園に怪物モンスターたのか分からないけど、公爵領地にも怪物モンスターは出現するらしいから、迷い込んだのかも知れないな。


 子供の怪物モンスターが迷い込むなんて事があるのかな?


 怪我の具合は酷そうだし、紫色の血も出ていて体中が汚れている。


 休ませるにしても先ずは汚れている体を綺麗にしてやらないとだ。

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