✒ 【 掘り出し物を見付けよう❗ 】 帝都・西側 / 広場 / 楽しいイベント 2
広場に設けられている飲食スペースで昼食を済ませたら、セフィーロと一緒に掘り出し市で掘り出し物探しを再開した。
意外にも掘り出し物が多くて、大収穫は間違いなしだ。
今は古本屋のテントで絵本を物色している最中だ。
大陸文字じゃなくて、帝国文字で書かれている絵本だから何て書かれているのか全く分からないけど、帝国文字を学ぶには絵本が丁度良いんだ。
セフィーロが絵本のタイトルを教えてくれるから、気になる絵本を物色し続ける。
タシルドレテクの婚約者って事になっている侯爵令嬢が、帝国文字を読めないんじゃあ、笑い者になっちゃうからな。
こんな事なら序でにセフィロートから習っとけば良かったんよ……。
ベアリーチェ
「 う~~~ん……これぐらいかな?
パーパ、絵本を選んだよ 」
セフィ:セフィーロ
「 沢山選んだね。
店主、お会計してくれるかな 」
店主
「 はい、有り難う御座います!
お嬢ちゃんは絵本が好きなのかな? 」
ベアリーチェ
「 帝国文字を読めるようになりたいのぉ。
大陸文字と母国文字しか読めないから… 」
店主
「 それで絵本を?
お嬢ちゃんは勉強熱心なんだね。
全部で3.600Pvですよ。
──お嬢ちゃん、思いから気を付けてね 」
ベアリーチェ
「 有り難う~~ 」
セフィ:セフィーロ
「 どうぞ、3.600Pvです 」
店主
「 丁度ですね。
有り難う御座います! 」
古本屋で絵本を買ったら別のテントへ移動する。
15時までは色んなテントへ足を運んでを掘り出し物探しに精を出した。
15時になったら、お爺さんから貰えたスコーン引換券を飲食スペースで使って、タダでスコーンを貰った。
セフィーロが用意してくれたティーカップの中に、セフィーロがスティックインスタントティーを入れてくれる。
ティーカップの中に適切な温度の白湯を注いでくれた。
紅茶から芳醇で香しいフルーツの香りが漂って来て鼻を擽る。
ベアリーチェ
「 良い香り~~♥️
スティックインスタントとは思えない香りだね 」
セフィ:セフィーロ
「 未だ試作品ですよ。
飲んでみてください 」
ベアリーチェ
「 うん!
いただきまぁ~~す 」
オレはスコーンのお供にスティックインスタントティーを飲む。
神幻水の白湯を使っているからスティックインスタントティーが美味しい❗
流石に手間と時間を掛けて丁寧に淹れてもらえた紅茶の美味しさには敵わないけど、何時でもお手軽に紅茶が飲めるなら、オレはスティックインスタントティーに合格点を出したいよ!
スコーンと紅茶で一息吐きながらセフィーロとティータイムを楽しんでいたら、掘り出し市の方が騒がしくなった。
知らない誰かの怒鳴り声と悲鳴が聞こえて来た。
もうっもうっもうっ( *`Д´ )ノ!!!
一体何だよぉ!!
折角の楽しい一時をぶち壊しやがってからにぃ!!
広場で騒ぎを起こすなんて実にけしからん!!
ベアリーチェ
「 何が起きたのかな? 」
セフィ:セフィーロ
「 嫌がらせのようですね 」
ベアリーチェ
「 嫌がらせ?
何の為に? 」
セフィ:セフィーロ
「 関わらないようにしましょう。
とばっちりを受けたくないでしょう? 」
ベアリーチェ
「 う、うん……。
だけどさ、このまま放っておく訳にはいかないよ。
未だ掘り出し物を見付けたいもん! 」
セフィ:セフィーロ
「 故意に騒ぎを起こしている男達は妖精達に任せましょう 」
ベアリーチェ
「 妖精さん達に任せれば安心だな!
誰よりも上手く騒ぎを治めてくれるって信じてるよ! 」
セフィ:セフィーロ
「 ベリィ、騒ぎから離れた場所にあるテントで掘り出し物を探しましょう 」
ベアリーチェ
「 は~~い! 」
迷惑な騒ぎの後始末を妖精さん達へお任せして飲食スペースを離れた。
ベアリーチェ
「 わぁっ!
パーパ、見て見て!
このコサージュ可愛い!
欲しいぃ~~~~♥️ 」
セフィ:セフィーロ
「 中々の腕前だね 」
ベアリーチェ
「 お母様,お姉様達にプレゼントしたい!!
パーパ、買って買ってぇ! 」
セフィ:セフィーロ
「 勿論だよ。
好きなだけ選びなさい 」
ベアリーチェ
「 パーパ、有り難う!
お姉さん、コサージュください! 」
お姉さん
「 は、はい!
いらっしゃいませ(////)
気に入って頂けて光栄です(////)」
ベアリーチェ
「 どのコサージュも細かい所まで丁寧に作られてるね!
お姉さんの手作り? 」
お姉さん
「 は…はい…(////)
イベントに参加する為に作ったんです 」
ベアリーチェ
「 じゃあ、お姉さんのお店に行けば、もっと沢山のコサージュを見れるの? 」
お姉さん
「 えっ……い、いえ……私はお店は開いていません(////)
これは個人的な趣味で…… 」
ベアリーチェ
「 趣味でこのレベルか…。
職人も顔負けじゃんね 」
セフィ:セフィーロ
「 ベリィ、何か閃いたのかな? 」
ベアリーチェ
「 うん!
こんな素敵なコサージュを趣味で終わらせるのは勿体無いよ!
お姉さん、コサージュの販売は此方でするから、コサージュ作りに専念してみない? 」
お姉さん
「 え…… 」
ベアリーチェ
「 作業をし易いようにコサージュ工房とサポーターを手配するから、お姉さんは大好きなコサージュを作ってくれたらいいよ。
完成品は《 リーチェ商会 》経由で貴族や富裕層向けに販売するよ。
取り分は……此方が2割,お姉さんが8割でどうかな? 」
お姉さん
「 …………いきなりそんな……。
貴族や富裕層に販売するなんて……。
貴族や富裕層が身に付けるような高価な物じゃないですし… 」
ベアリーチェ
「 コサージュ作りに必要な材料も道具一式も用意する。
お姉さんは職人に劣らない素晴らしい腕を持ってるよ。
燻ってるなんて勿体無いの!
お試し期間も設けるから、半年ぐらいコサージュ工房で作業してみない?
1階を住居スペースにして2階を工房にしていいかな?
お姉さん、家族は居る?
居るなら家族も住める住居スペースにするよ 」
お姉さん
「 えぇと……家族は居ません…。
私…身寄りのない独り暮らしなので… 」
ベアリーチェ
「 じゃあ、サポーターを住み込みさせて良いかな?
お姉さんがコサージュ作りに専念出来るように家事の一切は任せてくれて良いからね 」
お姉さん
「 ………… 」
ベアリーチェ
「 あっ、未だ名前を教えてなかったね。
オレはベリィ・リーチェって言うの。
此方はオレなのパーパで── 」
セフィ:セフィーロ
「 セフィーロ・リーチェです。
娘が済まないね、お嬢さん 」
お嬢さん
「 い…いぇ……私はポーチェルです…。
宜しく…お願い致します。
あ、あの……本当に宜しいんでしょうか…。
住居スペース付きの工房や材料に道具……サポーターさん迄… 」
セフィ:セフィーロ
「 突然の話で困惑しているだろうけど、暫くの間ベリィの我が儘に付き合ってくれないかな。
悪いようにはしないよ。
《 リーチェ商会 》は知っているよね? 」
ポーチェル
「 は、はい!
勿論です!
≪ 帝都 ≫で《 リーチェ商会 》を知らない帝国民は居ませんから… 」
セフィ:セフィーロ
「 ワタシ達は《 リーチェ商会 》の関係者なんだよ。
ランシティブ公爵令息のタシルドレテク様とも親しい間柄でね。
信用してもらえるかな? 」
ポーチェル
「 …………は、はい…(////)」
ベアリーチェ
「 話は決まったね!
ポーチェルお姉ちゃん、これをあげるね 」
ポーチェル
「 これは……? 」
ベアリーチェ
「 《 リーチェ商会 》の関係者って事の証だよ。
ブローチの中に《 リーチェ商会 》のロゴが入ってる特注品なの。
パーパ、付けてあげて! 」
セフィ:セフィーロ
「 喜んで。
──ポーチェル、このブローチは常に身に付けるように。
外出する時は必ず忘れず身に付け事。
良いかな? 」
ポーチェル
「 は…はい(////)」
ベアリーチェ
「 じゃあ──、後で商会の遣いを寄越すから話してね。
販売してるコサージュは全部買うから包んでくれる? 」
ポーチェル
「 は、はい!
有り難う御座います! 」
セフィ:セフィーロ
「 全部で8.700Pvだね。
値段が安過ぎるのは問題あるね。
販売価格も此方で決めようか 」
ベアリーチェ
「 そうだよね。
値段が500Pvは勿体無いもん。
もっと高くしても売れるよ。
お母様とお姉様達にプレゼントするコサージュ以外は貴族と富裕層への売り込む商品に加えてみよう 」
ポーチェル
「 わ……私のコサージュがお貴族様や富裕層の御夫人達に…… 」
ベアリーチェ
「 安心して。
バッチリ売り込むから豪華客船に乗ってる気持ちで待ってて!
絶対に売れるから自信を持ってね! 」
というわけで、趣味で素敵なコサージュを作れるお姉さんを《 リーチェ商会 》へ勧誘する事に成功したオレは、購入したコサージュを持ってセフィーロと一緒に次のテントへ移動した。




