✒ 【 僕ら、遺跡探検隊❗】 遺跡風ランダムダンジョン 7
──*──*──*── 地下20階
地下20階に到着する迄にも遺跡の中で多くの攻略者達の死体やら死体やら死体やら死体やら死体やらを目撃しながら罠や仕掛けを潜り抜けたり、一寸した難解な謎を解いたりなんかしながら何とか階段へ辿り着いて下りる事が出来た。
遺跡風ダンジョンは今迄の≪ ランダムダンジョン ≫と比べても攻略者の死亡率が高過ぎるように思う。
宝箱だと思って開けても悪質な罠や仕掛けのスイッチだったりして紛らわしい。
やけに人間の欲深さを煽って的確に突いて来る仕掛けが多いなぁと熟思う。
厭らしい事この上ない。
妖精さん達が居てくれなかったら、オレなんて地下1階で死んでたよ。
仕掛けの中にはDM関連のも結構あって、強さが変わったり、出没階層が変わったり、出現率,遭遇率が上がったり、DMの数が変わったり、時間帯によってランクやLVが変わったり──なんて厄介極まりない仕掛けの多い事。
小さい土偶だけじゃなくて大きな土偶が襲って来たり、目からビームを出して攻撃して来たり、刃物を投げて来たり、埴輪の大群と挟み撃ちにされたり、棺からミイラが出て来て追い掛けられたり──兎に角、色んな仕掛けがあって心臓に悪い。
穴が開いた下には刺々した槍なんて可愛いもんだ。
穴に落ちたら腐りかけのゾンビにバリボリと喰われるのに比べたらマシだろ?
ゾンビだけじゃなくて、色んなDMの餌になる落とし穴も沢山ある。
映画で観たインデ◯ージ◯ーンズやグー◯ーズのような罠や仕掛けに似たのもあった。
大きな石が転がって来たり、天井から虫やら蛇やら蠍やらが落ちて来たり、槍が飛んで来たり、巨大な斧が出て来て左右に揺れたり……仕掛けや罠がハード過ぎてエグい所為もあってか、ちっとも遺跡探検なんて楽しめやしない。
本当に生きるか死ぬかの命懸けの遺跡探索だ。
攻略者達が奴隷を買って連れて来ている理由が嫌でも分かったよ…。
だからと言って、未成年の子供を盾や囮に使うのは良くないと思う!
成人してても勿論、駄目だけど!!
攻略者達の代わりに罠や仕掛けの犠牲となった奴隷の死体も沢山あった。
命を懸けて迄、こんなおっかない遺跡風ダンジョンの攻略に挑戦する攻略者達の気持ちが今一分からない。
死んだら終わりなのにな……。
来世で人間に生まれ変われる保証なんか無いのにさぁ…。
奴隷を囮に使ってダンジョン攻略してる時点でアウトだろうし。
現世で赤字負債を出しまくって、来世の自分へ赤字繰越ししてるんだから、人間に生まれ変われるのは限り無く無理だと思う。
来世に生まれ変われる──なんて事を考えもしないから、息するみたいに酷い事が当たり前に平然と出来るんだろうな。
仮に教えても「 来世の自分の事なんて知らない。現世の自分が良ければ、楽しければ、幸せなら良いんだ 」って言われて聞く耳を持ってもらえなさそうだ。
オレも攻略者達の事を言えた立場じゃないけどな~~~…………ははは~~。
セフィ:セフィーロ
「 ──ベリィ、テントが張り終わりました。
中へ入りましょう 」
ベアリーチェ
「 あっ──、うん… 」
セフィ:セフィーロ
「 どうしました?
考え事でもしてましたか? 」
ベアリーチェ
「 あ~~……うん、まぁね… 」
セフィ:セフィーロ
「 明日は地下50階を目指しましょうね 」
ベアリーチェ
「 えっ?
30階も下りるつもりなの?! 」
セフィ:セフィーロ
「 この調子なら余裕でしょう 」
ベアリーチェ
「 余裕って……。
そりゃ、そうかも知れないけどさぁ……。
オレは走り疲れてヘロヘロだよ… 」
セフィ:セフィーロ
「 それなら、明日からはバゥムの背中に乗りましょう。
そうすれば走る必要もないですから疲れないでしょう 」
ベアリーチェ
「 ばぅむの背中に乗れるの!?
ドラゴンの背中に乗れる……。
それは夢みたいな展開だよ! 」
セフィ:セフィーロ
「 喜んでもらえて嬉しいです。
落ちないように背凭れ付きの鞍を取り付けましょうね 」
ベアリーチェ
「 うん!
ばぅむ、明日から宜しくな 」
子ドラゴン:ばぅむ
「 キキィ~~ 」
という訳で、夕食が出来る迄の間、オレはテントの中で一休みする事になった。
先に入浴を済ませてから夕食を終えて、今はテントの中。
ウォーターベッドの上でグダグダ,グデグデを満喫中だ。
セフィーロは地下1階 ~ 地下20階までの地図を作成している。
正確なダンジョン地図は高値で売買する事が出来るんだとか。
妖精さん達は回収したアイテムを仕分けしたり整理整頓をしてくれている。
今回の遺跡風ダンジョンで入手の出来るアイテムは、DMを倒したら得られる魔石とドロップアイテム,石板,化石,ミイラの包帯,土偶,埴輪……とかみたいだ。
土偶や埴輪に関しては型を取ってスイーツに使う以外に使い道があるのか不明過ぎる。
ハッキシ言って、ヒ◯ベエとハ◯マル皇子以外の埴輪は要らないし、土偶も要らない。
高く買い取ってもらえたら良いんだけどなぁ……。
売れるのかな?
魔石には様々な色あって、宝石みたいにキラキラして綺麗だから見ていても飽きない。
光の加減で色が変わって見える魔石もあれば、石ころみたいに小さな魔石,タバコの箱や500mlのペットボトルぐらい大きい魔石もある。
石板は割れているのが殆んどで、妖精さん達が修復作業をしてくれている。
まるで石のジグソーパズルだな。
「 ド◯◯ンク◯◯ト7 」だったかな……石板を集めて冒険する内容だったのって。
中学生の時、友達の家で少しだけ遊ばせてもらった記憶があるんだよな。
石板には文字が刻まれているんだけど、見た事のない難解な文字だから、何が書かれているのか全く分からない。
石板に刻まれている文字もデタラメなのかな?
ミイラの包帯なんてばっちいから要らないんだけど……、セフィーロ曰く、ミイラの包帯じゃなくてパピルスっていう物らしい。
パピルスって言えば、エジプトっぽいよな~~。
「 伸びろ、パピルス!! 」なんつって(////)
「 不思議少女ナ◯ルなト◯メス 」って実写のドラマを友達の家で見せてもらった事があったなぁ~~~。
内容は忘れちゃったけど、漫画化もされていたみたいだ。
そう言えば「 魔法少女ちゅうかな い◯ね◯! 」とか「 魔法少女ちゅうかな ぱ◯ぱ◯! 」とか「 美少女仮面ポ◯ト◯ン 」とか「 うたう!大◯◯城 」とか「 有言実行姉妹シ◯シ◯トリアン 」のDVDがあったよな。
友達の将来が少しだけ心配になったけど、今は何してるんだろうな~~~。
それにしても「 ぱ◯ぱ◯ 」なんて実にけしからん名前だ!
大の大人が「 ぱ◯ぱ◯ちゃん 」って連呼するシーンなんて、聞いてるだけで妙にググッ❗と込み上げて来る何かがあった。
思春期を迎えた男子って、ついつい “ いけない彼是 ” を想像しちゃうから色々と大変なんだ…。
どのお姉さんも可愛かった気がする。
そりゃ、子供向けとは言え実写ドラマに出演するんだから、可愛い人を起用するに決まってるよな。
仮面で顔を隠す正義のヒロインにはミステリアス感とエロスも感じた。
…………今思えば前世のオレも友達の事をとやかく言えた立場じゃなかったかも知れないな。
フィギュアを作って売り出したら好きもんの大きなお友達に売れるんじゃないのか?
不思議ヒロイン旋風が異世界で巻き起こっちゃうかも知れない?!
誰かに先を越される前にオレが不思議ヒロイン旋風を巻き起こしちゃおっかなぁ?
なんつって?
妖精さん達なら正確に完璧な完成度の高い美少女フィギュアを作ってくれそうな予感がビンビンするんだよな。
美少女フィギュアが売れたら、領地開拓資金に貢献出来る!!
元手は0なんだから、やってみる価値はあるよな!
子供向けに動物のぬいぐるみを売ってるけど、男の子や大人向けにリアルなフィギュアを作って販売してみよう!!
人気が出なければ止めれば良いんだもんな!
ふへへ(////)
よぉ~~し、早速セフィーロに相談するっちゃ!




