✒ 【 僕ら、遺跡探検隊❗】 セグウェト共和国 / ダンジョン都市 1
──*──*──*── セグウェト共和国
──*──*──*── ダンジョン都市・ソクラデス
セフィのお蔭で日が暮れる前の夕方には≪ セグウェト共和国 ≫へ入国ひて≪ ダンジョン都市 ≫へ到着した。
セフィのお蔭でオレの姿は誰にも見えていない事もあって、完全に不法入国という犯罪を息する如く当然のように犯している。
オレも立派な犯罪者してるぅ!
最初にセフィが降り立った≪ ダンジョン都市 ≫の名前はソクラデス。
以外にも「 “ ソクラテス ” から来てたりするのかな? 」なんつって?
夕方って事もあって、今夜はダンジョンへは行かずに攻略者広場へGOする事になった。
一応は冒険者広場もあるみたいだけど、そんなに冒険者が来る事はないみたいだから、攻略者広場より広くはないそうだ。
透けていたセフィの身体が実体化した。
ベアリーチェ
「 あれ?
セフィートじゃないね。
セフィーナでもないし、セフィロートでもない…?? 」
セフィ
「 今回は人獣族ではなく、ベリィと同じ人間の姿にしてみました。
髪色も瞳の色もベリィに合わせたので御揃いです 」
ベアリーチェ
「 セフィーナの男ver.って感じかな? 」
セフィ
「 そうですね。
今回の≪ ランダムダンジョン ≫遺跡風ですから、遺跡調査員風の格好にしてみました 」
ベアリーチェ
「 う~~~~ん……異世界の遺跡調査員がどんな格好をしてるのか分からないけど……なんかインデ◯ージ◯ーンズっぽい?? 」
セフィ
「 インデ◯ージ◯ーンズ…ですか? 」
ベアリーチェ
「 うん。
インデ◯ージ◯ーンズってのは、前世で観た映画のキャラクターなんだけどさ、考古学者で探検家で謎を解いて遺跡調査なんかもするんだよ。
お宝をバッグに入れて持ってちゃうから遺跡泥棒とも言えちゃうけど?
インデ◯ージ◯ーンズの格好って遺跡調査員風でも考古学調査員風でもなくてブイブイな冒険者風なんだよな 」
セフィ
「 ブイブイ…ですか? 」
ベアリーチェ
「 うん。
──って言うか、セフィの着てるのって、ツナギの作業服みたいだよな。
デザインも柄もオサレで格好いい!
それって、大きめだからフード付きの服を中に着る事も出来そうだよな? 」
セフィ
「 出来ますよ。
必要なら両腕の袖と両脚の裾を捲って止める事も出来ます 」
ベアリーチェ
「 胸元と太股の左右に大きめのポケットが付いてるから便利そう。
暑かったら上を脱いで袖を腰で結べばいいんだもんな。
動き易そう!
ベルトループも大きくて丈夫そうだから、太いベルトも通し易そうだね 」
異世界にもツナギ作業服なんてあったのかよ。
もしかして、転生者や転移召喚者が作業服として広めたのかも知れない??
ツナギ作業服って≪ バルハロン王国 ≫には未だ無かったよな?
色んな色やデザインのツナギ作業服を《 リーチェ商会 》で売り出したら売れるかも??
異世界のワー◯マンを目指してみる?
《 ワー◯マン・リーチェ 》みたいな名前で開店したら、日本人の転生者や転移召喚者なら「 ハッ! 」とする筈だ!
よし早速今夜にでもセフィに相談してみよっと!
前世にあったワー◯マンみたいに、作業服だけじゃなくて、作業用工具や作業用道具も多種多様に揃えて、日常でも便利に使えるアウトドア用品やキャンプ用品も広く扱おう!
DIY関連用品や材料,園芸用品や菜園用品なんかも扱って──、欲張れるもんは欲張って販売しちゃえ!!
何てったって元手はタダなんだから、思いっきってやっちゃおう!!
何時もみたいに妖精さん達にお任せしちゃえば良いんだもんな!
《 ワー◯マン・リーチェ 》を開店させて、領地開拓資金をガッポガッポとゲットするぜ!!
ふへへ(////)
ベアリーチェ
「 ところでさ、今度はセフィの事を何て呼べばいいんだ? 」
セフィ
「 そうですね……。
セフィロート,セフィート,セフィーナと来ましたから…………セフィーロはどうですか? 」
ベアリーチェ
「 セフィーロ? 」
“ ト ” や “ ナ ” を “ ロ ” に変えただけの分かり易い名前ぇ~~~。
ベアリーチェ
「 セフィーロ……良いと思うよ?
またキャラが増えちゃったな?
今度は兎耳のセフィも見たいよ! 」
セフィ:セフィーロ
「 兎耳…ですか?
考えておきます 」
ベアリーチェ
「 わぁ~~~い、やったぁ☆ 」
セフィ:セフィーロ
「 ベリィ、攻略者広場へ向かいましょう 」
ベアリーチェ
「 うん 」
オレと同じくすんだ金髪のセフィーロは眼鏡を掛けている。
眼鏡の効果なのかセフィーロはイケメンには見えない。
幾らオサレなツナギ作業服を着ていても異世界では浮いて見えるし?
大きめのフードの左右には何故か長い兎耳が揺れているし…………えっ、兎耳ってフードに付けたの!?
セフィめぇ、何時の間にぃ~~~。
くっそぉ、オレも被りたくなったじゃんかぁ~~~!!
後でセフィに頼んでオレもセフィと御揃いのツナギ作業服を出してもらおう!
ウータン風リュックも出してもらって背負いたいな。
──*──*──*── 攻略者広場
攻略者広場へ到着したセフィーロとオレは攻略者広場の出入り口にある管理所に立ち寄る。
セフィーロが名簿へ名前を記入してくれて、管理者から許可板を受け取ってくれた。
管理者
「 親子で≪ ダンジョン ≫探索されるんですか? 」
セフィ:セフィーロ
「 えぇ、遺跡には目がなくて… 」
どうやら今回は兄妹設定じゃなくて親子設定みたいだな。
ベアリーチェ
「 ──パーパ、明日が楽しみだね 」
セフィ:セフィーロ
「 そうだね、ベリィ 」
管理者
「 ≪ ダンジョン ≫の近くにはダンジョンギルドの他に遺跡調査隊ギルド,遺跡発掘隊ギルド,遺跡探索隊ギルドとか色々なギルドがありますから登録しておくと良いですよ 」
セフィ:セフィーロ
「 教えてくれて有り難う。
忘れずに登録を済ませて挑むとします 」
ベアリーチェ
「 有り難うね、お兄ちゃん 」
管理者
「 お兄ちゃん?
弱ったなぁ…あはは(////)」
セフィ:セフィーロ
「 ベリィ、行こうか。
テントを張らないとね 」
ベアリーチェ
「 うん 」
管理者
「 あぁ、それなら親子連れで来ている攻略者達が他にも居るから近くにテントを張るといいよ。
子供が居るから見張りも増やしているんだ。
柄の悪い攻略者達から絡まれ難くなっているから多少は安心してもらえると思うよ 」
セフィ:セフィーロ
「 親切に有り難う 」
管理者
「 此処から真っ直ぐ歩いたら、簡要調理場と水場の近くにテントが張られているから、その周辺が安全だよ 」
ベアリーチェ
「 有り難う、お兄ちゃん!
パーパ、お友達出来るかなぁ? 」
セフィ:セフィーロ
「 出来ると良いね。
行こうか 」
ベアリーチェ
「 は~~~い 」
オレはセフィーロと手を繋ぐと管理者をしているお兄さん──と言うか、おっさんへ笑顔で手を振った。
管理者のおっさんも笑顔で手を振り返してくれる。
良い子ちゃんを演じるのってガチで疲れるな…。
前世で友達に読ませてもらった推理漫画の主人公キャラだけど、江◯川コ◯ン君すげぇよ…。
それはさておき、管理所を出だセフィーロとオレは、管理者が教えてくれた簡易調理場と水場のある丘の上を目指してセフィーロと歩いた。




