✒ 【 僕ら、遺跡探検隊❗】 セグウェト共和国 / ダンジョン都市 2
管理所から真っ直ぐ歩いて丘の上へ着くと、管理者のおっさんが教えてくれた通り、子供連れの親子がテントを張っている。
パッと見ただけでも人間族の親子ばかりじゃなくて、亜人族の親子も見られる。
種族の垣根を越えて仲睦まじくキャンプ生活を満喫しているみたいだ。
種族間を越えた助け合いの精神って尊いよなぁ~~~。
オレも仲良く出来るかも知れないな。
テントを張る場所を決めたら、妖精さん達がテントを張ってくれる。
別の妖精さん達が簡易調理場,簡易竃も作ってくれている間に、又々別の妖精さん達が今晩の夕食となる料理に使う食材や調味料,香辛料,食器,食具,調理道具を準備してくれる。
簡易調理場が完成すると妖精さん達が手分けをして食材を水で洗ったり,必要な大きさに切ってくれたり,下味を付けてくれたりする。
水はセフィーロが魔法で出してくれる神幻水だ。
その水を簡易竃で湯も沸かしてくれる。
マジックバックの中に入っている木製のテーブルや椅子も出して、設置してくれる。
オレのする事なんて何にもないから、セフィーロの膝の上に座って妖精さん達の無駄の無い見事な働きっぷりを見ている。
セフィ:セフィーロ
「 今夜は野菜たっぷりポトフーと味付け肉の串焼きにしますね 」
ベアリーチェ
「 おぉっ、ポトフーかぁ!
食べごたえありそうだな!
味付け肉の串焼きぃ~~~。
どっちも美味しそう♥️ 」
セフィ:セフィーロ
「 ベリィ、テントが張り終わりました。
料理が出来るまで中で寛ぎながら待ちましょう 」
ベアリーチェ
「 うん!
──そうだ。
実はセフィに相談したい事があるんだよ 」
セフィ:セフィーロ
「 相談ですか?
聞きましょう 」
──*──*──*── テント
ブーツを脱いでテントの中へ入ったオレは、セフィーロが用意してくれたソファーの上に腰を下ろして座った。
以前使っていたテントの中とは違って、かなり広々としていて格段に快適に過ごし易くなっている。
オレが座ったソファーは魔法で作られているウォーターソファーってやつで、ソファーの絵が描かれているシーツを上に被せてある。
プヨプヨ,プニプニしているけど、確りと身体を包み込んでくれるから使い心地が良い品だ。
セフィーロはウォーターベッドも作ってくれて、ウォータークッションも幾つか用意してくれている。
テーブルもあるからテントの中でウォーターソファーに座って食事をする事も出来ちゃう。
ウォーターソファーの長さや高さは必要に応じてセフィーロが自在に変えてくれるから便利だ。
テントの中なのにクローゼットや本棚まであるから、まるで部屋の中に居るかのように錯覚をしてしまう。
テーブルの上にはセフィーロがオレの為に淹れてくれた柚子紅茶がある。
夕食前だからスイーツが無いのが残念だ。
セフィ:セフィーロ
「 ベリィ、ワタシに相談したい事とは何ですか? 」
ベアリーチェ
「 うん──、明日からダンジョン攻略を始める訳だけど、オレもセフィと御揃いのツナギノ作業服を着たいんだ。
それとウータン風のリュックサックが欲しい。
背負ってるリュックサックを無くさないように腰に巻くベルトも付けてほしいな。
セフィと御揃いの兎耳付きフードも欲しい! 」
セフィ:セフィーロ
「 御安い御用です。
直ぐにベリィの体格に合わせて用意します。
色はどうします? 」
ベアリーチェ
「 ツナギ作業服の色は~~~薄紫が良いかな?
お上品でさ、お洒落っぽい色だし?
フードの色はウータン風リュックサックと御揃いにしてほしい 」
セフィ:セフィーロ
「 分かりました。
早速、用意しますね 」
ベアリーチェ
「 うん。
有り難う♥️ 」
セフィーロは〈 テフ 〉を構成するとオレ
長い髪を結ぶ為に使うのかミニウータン付きのヘアゴムもある。
くぅ……ウータン付きヘアゴム……可愛いじゃんかよ、ちくしょう!!
セフィ:セフィーロ
「 伊達眼鏡も用意してみました。
明
ベアリーチェ
「 セフィと御揃いの伊達眼鏡だな! 」
セフィ:セフィーロ
「 この伊達眼鏡は特殊な眼鏡です。
何
暗がりでも周囲を見る事が出来ます。
D
ベアリーチェ
「 へぇ~~~、凄いんだ!
紐付きだから無くし難
セフィ:セフィーロ
「 着る時は大きめですけど、ベリィの体型や動きに合わせて自在に伸び縮みします。
動き易いですよ 」
ベアリーチェ
「 うん♪」
明日
そうそう、忘れずに《 ワー◯マン・リーチェ 》の話もセフィーロにしたんだ。
セフィーロは乗り気みたいだから、近
セフィ:セフィーロ
「 ベリィ、料理が出来ましたよ。
外で食べますか?
中で食べますか? 」
ベアリーチェ
「 今夜は外で食べるぅ♪ 」
ウォーターソファーから腰を浮かせて立ち上がったオレ
◎ 訂正しました。
幻神水 ─→ 神幻水




