♥ 食堂 2
ライエルを交えて他愛ない会話をしながら食事は進む。
食べ方の分からない料理は今のところ出て来てない。
順調に食べれている。
テーブルマナーって細かいし、厳しいし、慣れるまでは難しくて大変だよなぁ。
オレが完璧なテーブルマナーを出来るようになるのは、未々先のようだ。
とうとうデザートのお出ましだ。
テンション上がるぅ〜〜!!
現代に食べれるようなデザートとは違うけど、デザートは大好きだ(////)
がっつかないように注意して、ゆっくり味わいながら、お上品に食べる。
ん〜〜〜、至福の時間(////)
今夜のデザートのもお代わりしたいなぁ。
お代わりしたい料理やデザートは、セフィに教えている。
料理長に作ってもらえない時は、セフィが用意してくれる。
この後には、甘いお菓子 ─→ 果物 ─→ コーヒーと小菓子が出される。
今夜の夕食のメニューはフルコース料理で、15品も出る。
ライエルが一緒に食べるんだから奮発したのかな?
先ず最初に出されるのは、お通し ─→ 突き出しの順で出された。
次に前菜 ─→ パン ─→ スープ ─→ 魚料理 ─→ 口直し ─→ 肉料理 ─→ 生野菜 ─→ チーズ ─→ デザートの順番で出された。
デザートの後に甘いお菓子や果物,小菓子を食べれるなんて、やっぱり奮発してるんだと思う。
ライエル様々だなぁ。
オレは未だコーヒーを飲めないからミルクティーだ。
夕食が終わると、家族は食堂を次々に出て行く。
オレは末娘だから、食堂を出るのは最後だ。
最後だから、食堂を出る前に厨房に寄って料理長に、料理のお代わりをお願いする事も出来たりするわけで──。
令嬢のオレが料理長に直接直談判をするわけにはいかないから、セフィが料理長に直談判をしてくれる。
──セフィが厨房から戻って来たから、セフィと一緒に食堂を出た。
食堂の両扉の片方を開けてくれたのは、誰でもないセフィだ。