表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
【 十七日目 】 シュケルハン侯爵領 シュケルハン侯爵邸
14/575

⭕ 【 第1回 王子殿下、暗殺会議 】 ベアリーチェの自室 1 / 演技って疲れるね


──*──*──*── 2階・ベリアーチェの自室


 応接室から戻ってオレ(ベアリーチェ)は、ドルシー(専属侍女)に手伝ってもらってドレスを脱いだ。


 寝間着に着替えたオレ(ベアリーチェ)は、ドルシー(専属侍女)には先に休んでもらう事にして、そう(そう)に部屋を出てもらった。


 ドルシー(専属侍女)が出たあとは、()()のドアに鍵を掛けて、誰も入ってれないようにした。


 オレ(ベアリーチェ)だけになった室内で、オレ(ベアリーチェ)はベッドの上にダイブした。


 オレがベッドの上で両足をバタバタと動かして寛いでいるあいだ、セフィと妖精さんがパーティーで出された御馳走とデザートをテーブルの上に並べてくれている。


 セフィはテーブルコーディネーターも吃驚するぐらい、テーブルセッティングがい。


 テーブルセッティングとテーブルコーディネートってなにが違うのかく分からないけど、セフィはどっちも出来るみたいだ。


 “ 前世が犬だった ” なんて、嘘じゃないのか──って疑っちゃうぞ?


セフィ

『 ベリィ、準備が出来ました。

  どうぞ 』


ベアリーチェ

「 ──がとな、セフィ!

  妖精さんもがとな!

  ──うわぁ……れもそうだなぁ〜〜!!

  れから食べたらいいか迷っちゃうなぁ〜〜〜。

  ふへへ(////)」


セフィ

『 ふふふ。

  今のベリィを見たら、ドルシーは間違いなく気を失いますね 』


ベアリーチェ

「 だろうな。

  全くさぁ、お嬢様の演技は疲れるよ!

  ストレス溜まるぅ〜〜〜。

  その内、10円ハゲとか出来たりしないだろうな〜〜 」


セフィ

『 ふふっ(////)

  それは…面白いですね 』


ベアリーチェ

「 笑い事じゃないってーーーの!!

  可憐で可愛い少女の頭に10円ハゲが出来たりしたら、お父様もお母様も絶叫しちゃうかもな 」


セフィ

『 有り得ますね 』


 オレが思念じゃなくて、声を出して素の口調で話が出来るのは、セフィが室内に防音魔法を掛けてくれているからだ。


 大声を出して素で話しても、()()の外にオレ(ベアリーチェ)の声が漏れる事はない。


 だから、オレは安心して前世の口調でセフィと話が出来るってわけだ。


 これが出来ないと、息が詰まってオレ(ベアリーチェ)が窒息死しちゃいそうだからな。


 素で話せるのって、素晴らしいよ!!


 オレ(ベアリーチェ)は長らくお預けをくらっていた御馳走を食べ始めた。


ベアリーチェ

「 ──うっま〜〜〜〜〜♥

  出来立ての御馳走って、めっちゃいのな!!

  冷めてる御馳走なんてくないもんなぁ。

  ふへへ(////)」


 オレ(ベアリーチェ)はテーブルに並べられている御馳走をバクバクと口に入れてたいらげていく。


 腹がいてるからいくらでも食べれる気がする。


 盛り付けられている料理が少量ずつだから、食べた気にならないんだよなぁ〜〜。


 デザートもい!


 デザートは冷めてるのが当たり前だけど、全種類が5人前ずつ確保されてるから、数日は日替わりで楽しめるな。


 また食べたいリストも作って、料理長に渡さないとだ!






ベアリーチェ

「 ──ふぅ〜〜〜〜。

  食べた食べた〜〜〜!

  もう満腹だよ〜〜。

  セフィ、がとな。

  後片付け、宜しく! 」


セフィ

『 ワタシのベリィ、ソファーで一休みします? 』


ベアリーチェ

「 そうだな。

  い紅茶を飲みながら寛ぎたいな! 」


セフィ

ぐに紅茶の用意をします 』


ベアリーチェ

「 うん、頼むよ 」


 腹一杯になったオレ(ベアリーチェ)はソファーにドカッと座ると寝転がった。


 こんな令嬢らしさの欠片も感じないような座り方をして、だらしなく寛いでる様子をドルシー(専属侍女)にはガチで見せられないな。


 出来る事なら男に生まれ変わりたかったよなぁ〜〜〜。


 オレ(ベアリーチェ)はソファーの上で八つ当たりをするみたいに両足をバタバタさせた。


 テーブルの上に置かれているティーカップの取っ手を持ったオレ(ベアリーチェ)は、セフィが淹れてくれた紅茶を飲む。


 身体からだの中からあったまってる感じがする。


 ホッとするなぁ……(////)


 精霊なのにい紅茶を淹れれるって、どゆことだよ!


 ほんに前世は “ 犬 ” だったのかぁ??


 ます(ます)怪しくなってたな……。


ベアリーチェ

「 ──セフィ、王位継承権第5位のライエムント王子殿下だっけ?

  そいつとの婚約をなんとか破棄したいんだけど、どうしたらいいかな?

  男と結婚なんかしたくないし、王妃にもなりたくないんだけど!

  全力で破棄出来ないかな? 」


セフィ

『 立場上、大人の事情により此方こちら(侯爵側)からライエムント(王子殿下)からの婚約を破棄する事は出来ません 』


ベアリーチェ

「 やっぱ…無理っぽいのか? 」


セフィ

『 いいえ。

  無理ではないです。

  此方こちらから婚約破棄が出来ないならば、彼方あちらから婚約破棄をさせればいです 』


ベアリーチェ

彼方あちらから──。

  職権乱用して無理矢理に婚約を申し込んでやがったオラオラ王子殿下(ライエムント)から破棄させる──って事かよ?

  そんな事が出来るのかよ? 」


セフィ

『 ベリィのやる気,努力,根気,頑張り,継続,持続,粘り強さ次第です。

  ベリィが諦めたら、ライエムント(王子殿下)から婚約を破棄させる事は出来ません 』


ベアリーチェ

「 マジか〜〜〜。

  オレ(ベアリーチェ)次第なのかよ…。

  責任重大だな〜〜〜。

  “ 王子殿下ライエムントから婚約破棄をさせる ” って目的を実現させる為には、オレはなにをしたらいいんだ? 」


セフィ

『 好きの反対は無関心です。

  ライエムント(王子殿下)を無視し続けてはどうです? 』


ベアリーチェ

「 無視か…。

  …………流石に無視は失礼過ぎるんじゃないかな?

  王子殿下ライエムントだしなぁ… 」


セフィ

『 そうです?

  無視は出来ません? 』


ベアリーチェ

「 貴族令嬢っぽくないかもな… 」


セフィ

ライエムント(王子殿下)に呆れさせる手もあります 』


ベアリーチェ

「 呆れさせる? 」


セフィ

『 婚約を続ける価値のない令嬢だと思わせるのです。

  ライエムント(王子殿下)の前で失敗を立て続けに起こし、ライエムント(王子殿下)に恥を掻かせ、失望させます 」


ベアリーチェ

「 あらゆる失敗を故意にする──って事か?

  …………オレ(ベアリーチェ)に出来るかな?

  なんか激しくいやなんだけど…… 」


セフィ

『 そうです? 』


ベアリーチェ

「 だってさぁ、常に失敗しないといけないんだろ?

  面倒だよ… 」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ