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❗✒ 侯爵令嬢は悪役令嬢になって、王子殿下に「 婚約を破棄する 」と言わせた~~~い!!  作者: 雪*苺
【 十七日目 】 シュケルハン侯爵領 シュケルハン侯爵邸
12/575

⭕ 【 応接室で待ってるわ 】 応接室 1


──*──*──*── 2階・応接室


 応接室へ入ると両親がソファーに座ってオレ(ベアリーチェ)を待っていた。


 オレ(ベアリーチェ)は両親に向かってペコリと軽くお儀をしてからソファーに腰を下ろした。


ベアリーチェ

「 お待たせ致しましたわ〜〜。

  お父様,お母様〜〜 」


お父様:ディアスト

「 うむ。

  ベアリーチェよ、パーティーは楽しめたかな? 」


ベアリーチェ

「 とても楽しめましたわ〜〜 」


 めしは一口も食べれなかったけどな!!


ベアリーチェ

「 お父様,お母様〜〜。

  パーティーでお友達が出来ましたの〜〜 」


お母様:レナフォード

「 まぁまぁまぁ!

  お友達が出来たの?

  誰かしら?? 」


ベアリーチェ

「 クルチェール・マチルフォント様とクレリエンヌ・ローゼルグイン様とパムミメーラ・アンベート様ですわ〜〜。

  文通が出来るように、お誕生日プレゼントとして転送陣を贈ってもらえる事になりましたの〜〜 」


お母様:レナフォード

「 まぁまぁまぁ!

  もうそんなに打ちけれたの?

  かったわね、ベアリーチェ 」


ベアリーチェ

「 ワタクシも嬉しいですわ〜〜(////)

  同年代ではないのが少しだけ寂しいですわ〜〜 」


お父様:ディアスト

「 公爵のマチルフォント,ローゼルグインと伯爵のアンベートか。

  どちらも親族だな 」


ベアリーチェ

「 クルチェール様とクレリエンヌ様はワタクシの従姉いとこでパムミメーラ様はワタクシの再従妹はとこだと教えていただきましたわ〜〜 」


お父様:ディアスト

「 ふむ。

  親族とよりい関係を築いておくのは大事な事だ。

  クルチェール嬢が学院へ入学する迄は悔いのないよう楽しい思い出を沢山作りなさい 」


ベアリーチェ

「 はいですわ〜〜。

  クルチェール様が学院を卒業されたら、また会えますの〜〜 」


お母様:レナフォード

「 それはむずかしいわね。

  学院を卒業したあと──、婚約者のない貴族令嬢は自宅を出て王宮の敷地内にあるこうきゅうで暮らす事になるの。

  王子殿下の王妃候補生,側室候補生として過ごす事になるのよ。

  自宅へ帰省する事は許されないわ 」


ベアリーチェ

「 …………。

  学院に滞在中に婚約が決まる事もありますの〜〜? 」


お父様:ディアスト

「 それはあるな。

  レナフォードと私がそうだった。

  卒業前にレナフォードと婚約が出来てほんかったよ! 」


お母様:レナフォード

「 ふふふ(////)

  若い頃のディアストはね、人間不信で女性不信だったのよ。

  女性と肌がれ合うと吐血して気絶してしまうぐらい酷かったのよ(////)」


ベアリーチェ

「 先陣を切るように社交的なお父様がですの〜〜?

  信じられませんわ〜〜 」


 うへぇ?!


 異性にさわられただけで吐血するって、ヤバくないか?


 しかも気絶って……病気じゃなかったのかよ…。


お母様:レナフォード

「 ふふふ(////)

  そうでしょう?

  全然、見えないでしょう?

  でもね、ほんとうなの。

  私と婚約をしてくれるような変わり者の殿方がるなんて思わなかったから、婚約は諦めていたの。

  学院を卒業したらこうきゅうに入らないといけないと覚悟していたわ…。

  でもね、ディアストが私を見初めてくれたお蔭で卒業前に婚約する事が出来て、卒業後は自宅へ帰る事が出来たわ。

  お父様もお母様もディアストとの婚約をとても喜んでくれたわ。

  王妃になる気も側室になる気も無かった私には、とてもがたい申し出だったの。

  ディアストには今でも感謝をしているの(////)」


 のろけかよ…。


 お母様(レナフォード)にとってお父様(ディアスト)は当時の自分を助け出してくれたヒーローみないなもんなのかも知れないな。


 お母様(レナフォード)は今でも心底お父様(ディアスト)にゾッコンみたいだ。


お父様:ディアスト

「 レナフォードと夫婦になれて私は幸せだよ。

  レナフォードのお蔭で私は人間不信も女性不信も克服する事が出来たんだ。

  レナフォードのお蔭で社交的になれて──、私の為に尽力してくれたレナフォードには感謝しているんだ(////)」


お母様:レナフォード

「 ディアスト…(////)」


 おぃおぃおぃおぃ、むすめの目の前で熱烈に見詰め合わないでくれよ!


 御互いの手を固く握り合っちゃってまぁ〜〜〜〜〜。


 オレ(ベアリーチェ)だ10歳の子供なんだぞ!!


 もっと自粛してほしい。


 このまま放っておいたら、2人の世界に入っちゃって、そのまま濃厚接触しそうなだよ!!


 頼むから濃厚接触は夫婦の寝室──、ベッドの中だけでしてくれよな!!


 さっさと用件を聞いてしまおう。


 オレは早く()()へ戻りたいんだ!


ベアリーチェ

「 お父様,お母様〜〜。

  ワタクシへの用事はなんでしたの〜〜? 」


お父様:ディアスト

「 ………………そうだったな…(////)」


お母様:レナフォード

「 忘れていたわけではないのよ?(////)」


セフィ

『 ベリィに声を掛けられるまで、忘れてましたね。

  確実に── 』


ベアリーチェ

「( だよな〜〜。

   オレもそうだと思ってるよ。

   ガチでな! )」


お父様:ディアスト

「 ──実はな、ベアリーチェ…。

  とても言いにくい事なのだが…… 」


ベアリーチェ

「 言いにくい事…ですの〜〜?

 ( なんだろうな?

   急にあらたまって真面目な顔しちゃってさ? )」


セフィ

『 2人の様子から見ても、あまり喜ばしくない内容かも知れませんね。

  ベリィ、心して聞きましょう 』


ベアリーチェ

「( お、おぅ……。

   そうだな… )」


お母様:レナフォード

「 普通ならね、とても光栄で喜ばしい事なのよ。

  喜ばしい事なのだけれど……ディアストと私の件があるから……親としては複雑な心境なの… 」


お父様:ディアスト

「 相手からの申し出でな……、上位爵位からの申し出であるから、此方こちらから断る事が出来ないんだ。

  立場上、1度は申し出を受理しなければならない。

  無力な父と母を許してほしい… 」


ベアリーチェ

「 …………上位爵位と言うと…公爵様ですの〜〜? 」


お母様:レナフォード

「 いいえ…。

  王族からの申し出なの 」


ベアリーチェ

「 王族…ですの〜〜。

  お父様は王族にお友達がますの〜〜? 」


お父様:ディアスト

「 ……う、うむ…。

  騎士にならなんめいるがな… 」


ベアリーチェ

「 騎士…ですの〜〜?

  王族の騎士にお友達がますの〜〜。

  お父様、凄いですわ〜〜 」


お父様:ディアスト

「 そ、そうだぞ!

  お父様はな、こう見えて意外と凄いんだぞ! 」

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