魔法陣の作成
<流、もうちょっと右。>
「あいよ。何で俺がこっちなんだよ。」
<ぶつくさ言わない。>
そうしっ責された流治はため息を着きながら、
世界樹の枝を燃料にして鳳凰の炎を点火したかがり火台を
言われた通りに右に動かす。
「どう?」
<いいかんじ。次に向かって。
地図に印はつけたわ。>
「へ~い。」
・・・・・・・・・・・・・
「ふー。人形の体なのに疲れを感じるのはなぜだ。」
かがり火台を設置したあと、魔法陣を描き始めた。
<ふざけたことを言わないでさっさとなさい。>
「なぁ。六花この魔法陣の線。
さっきかかり火台の設置と同時じゃだめだったのか?」
<あんたがそんな器用なことできるとは思わないわ。>
「うーん?まあ、そうかも。」
<ほら言っているそばからずれてるわよ。>
「くそー!!あっそうだ。」
<なにを思いついたのよ。>
しばらく、どこかと思念を飛ばすと、
流治のそばに三つの影が現れた。
<流。確かにそのメンバーは動かせるけど・・・。>
それは、ゼロス、フレイア、エレイアだった。
「3人とも申し訳ないが伝えた通り、魔法陣の制作を手伝ってくれ。」
「まあ、しょうがないですね。」
そういって、3人はそれぞれの方角へ散っていった。
「ふーこれで少し楽になる。」
そう言って、流治は少しずつ歩き始めた。
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「だー。終わった。」
「これは確かに大変だな。」
「姫。これは一人では無理ですよ。」
ゼロスとフレイアが六花にそういう横で、エレイアはうんうんと頷く。
「悪いわね。流のわがままなのよ。」
「そうわ言っても、必要な術式じゃないですか。」
エレイアが六花にそういう。
「まあ、そうね。流、悪かったわね。」
言われた流は満身創痍なのか、気にするなという感じで
フリフリと右手をふった。
「迷惑ついでに、フレイアお願いしてもいい?」
「はー。月の魔力ですか?」
「そう。二つの光による魔術、呪術、法力による効果の増大をお願いしたい。」
「了解です。」
フレイアは一つ返事して、魔力を練り始めた。
すると、徐々に姿が変わり始める。
その姿はエルフ、天使、悪魔を混ぜたような不思議な姿に変化する。
そして、金色の瞳で月を見た。




