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第五話 気になる

お母さんが入院して2週間、ここまでは特に変わったことなく生活も落ち着いて来た。

学校も支障なく行けていたそんなある日。

ピピピッ

「38度5分か とりあえず今日は病院行こうか。」

「わかった」

今日小5の弟が熱を出してしまった。


「あれ 今日大野君いないな 休みかな」

「ねえ今日放課後予定ない? ないなら遊びに行こうよー」

「あ 今日はちょっと無理かな。」

「そっかー 残念 でも今日何もないって言ってなかった?」

「あ えっと ちょっと急用が入っちゃって」

「そうなんだ いろいろモデルの仕事って大変なんだね。」

「うん そうだね。」

だいたい同じクラスの女子が遊びに誘ってくれる。

私もモデルの仕事がない時は一緒に行ってる。

だけど今日はちょっと気になるから。


ピンポーン

「あれ いないのかな」

「あ 伊野尾さん?」

「あ 大野君! 大丈夫? 連絡も、着かなかったから」

「あ ごめん 弟熱出しちゃって病院連れていってたから」

「そうなんだ無事ならよかった。 弟さんは大丈夫?。」

「うんちょっと熱出しただけだったし 今は熱も治まって来たから。」

「それならよかった。なんか手伝うことある?」

「いや 大丈夫だよ 妹ももう少しで帰ってくるし。」

「そっかまた何かあったら連絡してね。」

「うん」


「心配してくれるんだ」

ちょっと嬉しくなる大野だった。



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