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「A」  作者: みんと*
28/64

第28章


「・・・。」彼の、背中を見送って。・・・そっと触れた。


彼の唇が触れて、くれたところを指でなぞる。


またそれを、思い出す、みたいに。・・・・



わかる。



その姿勢まで、仕草まで、想像できる。



また、・・・目をそっと閉じて。



自分の頬を、ひとつ、ひとつ指先で辿って。撫でてゆく。・・・・



ここと。・・・ここ。



あと。ここも。



ここも。



ここにも。・・・・・



忘れないように。


瞼の裏に、脳裏に、深く刻み付ける。




いつでも。・・・・


それを思い出せる、ように。こうして、目を閉じればいつでも。・・・・



いつでも・・・そのキスを。


胸の中、思い起こせるように・・・・・



胸の上に、手のひらを充てて、



唇には。


してくれなかったな。




ふふ。


贅沢か。


そう思って、笑った。




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