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後輩とランドセル
「先輩!ピカピカのランドセルを背負った子たちがいっぱいいますよ」
『おお、もうそんな季節か』
「先輩の小さい頃は今と違ってさぞ純粋だったんでしょうね」
『ひでぇ言われよう』
「一度拝見してみたいものです」
『昔の写真か、ちょっと待ってて』
「どうしたんですか?」
『家族に昔の写真をケータイで撮ってもらって、画像送ってもらう』
「わざわざありがとうございます」
『……来た!』
「どれどれ」
『あまりの可愛さに腰抜かすなよ』
「わ!!超カワイイ!!」
『すげえ声のボリューム』
「ヤベェっす!!パネェっす!!」
『口調もおかしいし』
「あれ?この隣の女の子は誰ですか?」
『えーっと確か、昔近所に住んでてよく遊んでた子かな』
「仲良く手なんて繋いじゃってまあ」
『小さい頃ならよくあることだろ』
「まあその子、私なんですけどね」
『はいはい』
「……本当、なんですよ?」
『えっ』
「やっぱり先輩は…… 憶えて、ないんですね」
『いやいやいや』
「……」
『ま、まさか…… 本当に?』
「もちろん嘘です」
『ちょっと信じた俺は昔と変わらず純粋だぜ』
「私、幼少期はアメリカに住んでいましたので」
『まさかのグローバル』




