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後輩とオムライス
「先輩!オムライス作りました」
『まさかの女子力発揮』
「私だって料理ぐらいしますよ」
『変なもん入ってないよね』
「失礼な!普通のチキンライスに普通の卵ですよ」
『ならいただきます』
「召し上がっちゃってください」
『あれ?ケチャップかかってないんだね?』
「私がかけてあげます」
『そういうサービスね』
「簡単なイラストなら描けますけどどうします?」
『おお、じゃあお願いしようかな』
「先輩だからどうせ萌えキャラですよね」
『決めつけんなよ』
「違うんですか?」
『とびっきりキュンキュンするやつお願いします』
「おおせのままに!」
『す、すごい!まるで手描きかのような繊細さだ!』
「こんな感じでどうですか?」
『おかえりなさいませ、とご主人をお出迎えしてるみたいにメイドさんが手のひらを上に向けているのがとっても胸熱です』
「じゃあここに私の大好きな一文字を書かせていただきますね!」
『さらにそんなサービスまで』
「出来ました!」
『【死】……』
「可愛く書けました」
『手のひらから【死】を出す冥土さんって話でしたか』




