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後輩と壁
「あれ、おかしいな」
『どうしたの?』
「先輩! 壁があって前に進めないんだす」
『文明?』
「噛みました。 進めないんでふ」
『インフレとデフレ両方混ぜたみたいな』
「噛みました。 進めないんです」
『何も見えないけど』
「馬鹿には見えない壁です」
『どこの王様だよ』
「私も王様になりたいです」
『君には壁が見えているんだよね』
「それはもう」
『なら君は王様には向かないよ』
「なぜですか?」
『馬鹿じゃないなら現実を見なきゃ』
「王様は諦めて社長になります」
『現実を直視するそのスタンス、嫌いじゃない』
「やったぁ」




