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第13話

 いけない。いけない。

 敵は王太子ではない。

 乙女ゲームなのである。


 乙女ゲームは、何かしらのイベント=出来事の類を欲するのだろう。例え、そのイベントの事実認識がずいぶんとねじくれていようと。



 乙女ゲームは、

――ゲームの中の『エリザベト自らが望んでの親友たちとの逢瀬』と

――『エリザベトが決して望まないこと、親友たちによる集団強姦』を

――同一のものとみなした。


 今回は、

――ゲームの中の『エリザベトが叛乱の決意の上になした敵国皇子の下へ赴いての密通』と、

――『反証を得るために、私が敵国皇子と接触すること』を、

――同じものと。


 とすれば、私は敵国の皇子とは決してつながりを求めるべきではないとなる。それはまさに乙女ゲームの望むまま、思う壺であると。


 しかし他方で本当にそうだろうか、とは想う。親友たちを撃退するを得たのは、一端は相手の提案を受け入れ、歓待するとしたから。もちろん、あの時は、ただ様子を見るためだったけど。


 これが王太子による罠であることは、疑い得ない。ただ、これをひっくり返して、王太子への陥穽(かんせい)となしうるのではないかと。それについては、まだ考える必要があった。


(いびつな乙女ゲームの事実認識)


(乙女ゲームにとってのイベントとは・・・・・・?)


(乙女ゲームの中での本当のこととは・・・・・・?)


 うーん。むずかしい。良く分からないや。


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