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潮球シリーズ

潮球

作者:カミツキ
最終エピソード掲載日:2026/08/01
海が怖い。
けれど石塚凪には、海の流れが分かってしまう。

その才能を見抜いたキャプテン・宮本澪に誘われ、凪は創部一年目の三原中央高校潮球部へ入る。

瀬戸内海で行われる架空競技「潮球(ちょうきゅう)」。

声の届かない水中で、少女たちは潮核を奪い、潮を読み、仲間の動きだけを頼りにゴールを目指す。

怖くて目を逸らしてきた海へ、少しずつ入っていく。

尾道水道、島影、潮止まり。
場所ごとに姿を変える瀬戸内の海で、少女たちは負けて、学んで、少しずつ噛み合っていく。

練習の帰りにラーメンを食べる。
祭りの夜に笑う。
だるまを抱えて、次の春を待つ。

試合の外にも、三原の季節がある。

怖い海が読めるなら、怖くない海も読める。

三原の海と季節が、彼女たちの青春に重なっていく。
海を読む少女たちの、瀬戸内青春スポーツ。
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