表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

第二時限「難波宮から近江大津宮までとその後」

お久しぶりです。何とか試験も終わりました


今回は読みづらいかもしれません。久しぶりに書くので><;

それでは一度挫折した難波宮から…どうぞ


ちなみに難波宮は大化の改新(645年)で出来ました。なので白鳳時代と呼ばれるあたりの話です。

「それでは難波宮は今の何県にあったでしょう?」


さっそく秋津島の笑顔と共に質問から始まる。


「大阪府?」


「疑問詞はいりませんが、正解です。それでは近江大津宮は?」


近江?最近どこかで聞いたな…と少し考え込み、あ!と思いだしたように言った。


「滋賀県!」


「正解です。今日は冴えてますね」


「今日は、は余計じゃない?」と頬を膨らませながら返すが、例の笑顔でスルーされてしまった。

秋津島は教科書を開き、改めて私に向き直る。


「それでは今日の本題にいきましょう。今日は難波宮から近江大津宮に遷都した理由を説明します」


頷いて、私も教科書を開く。そこには聞きなれた「大化(の)改新」の文字があった。そこで秋津島が説明を始める。


「あなたが大化の改新として習い、見慣れてきた絵があるでしょう?」


「あ、あの蘇我氏が襲われてる?」


「そうです。あれは正確には『乙巳(いっし)の変』と言うのです。

 そして乙巳の変から始まる、孝徳天皇による諸改革を『大化(の)改新』と言います」


そうなのか、と驚きを隠せない。何せ今までの私にとって「蘇我氏が襲われている図」イコール「大化の改新」だったのだから。そう思っているうちに秋津島は続きを説明し始める。


「その後即位した斉明(さいめい)天皇は、都を一度飛鳥へ戻します。

 同じ頃の朝鮮半島では国同士の争いが起こっていました。そこに日本も関わったのです。

 教科書を読んでみてください」


「ええと…『倭は旧百済勢力による百済復興を支援するため大軍を派遣したが、

 663年に白村江(はくそんこう)の戦いで唐・新羅連合軍に大敗した』」


「そこにあるように日本はすぐ近くの国に負けました。あなたならどう思います?」


「すぐ近くの国に負ける…ってことは敵として戦った自分たちも、攻められたら危ない!」


「そう。当時の権力者も同じことを思ったのでしょう。国防強化策として

 天智天皇による近江大津宮への遷都に加え、日本海側沿岸あたりに水城や朝鮮式山城が築かれました」


これが大まかな流れです、と秋津島はパタンと教科書を閉じた。


「あれ、これで終わり…?」


どう考えても短い授業時間に首をかしげるが、秋津島は「いいえ」と言って黒板に図を書き始めた。



   |               |

   |       唐       |

   |_______________|

      |         |

      |   高句麗   |

      |_________|

      |    |    |

      |百済  |新羅  |

      |    |    |

      |____|____|



「これは朝鮮半島の国の位置です。覚えておくといいですよ。そして白村江の戦いでは『日本・百済』対『新羅・唐』が戦ったのです」


メモメモ…と思ってノートのわきに図を書く。そうしているうちに秋津島は再び教科書を開いた。


「さて、忘れるところでした。その後も重要な事柄があるんですよ」


「重要な事柄?」


「はい。天智天皇は近江大津宮で『近江令』を制定しました。これが律令体制の始まりです」


そう言いながら黒板に何かを書いた。



    律…刑法

    令…行政法


「この後も天武天皇・持統天皇による『飛鳥浄御原令』や、有名な『大宝律令』などが出ています」


「あれ、どうして飛鳥浄御原令は二人なの?」


「良いところに気が付きました。制定は天武天皇なのですが、施行したのは持統天皇だからです。二人は夫婦だったんですよ」


「へぇ…」


感心していると、秋津島は笑顔で「それでは今日のまとめをしてみてください」と告げた。



―――白村江の戦いに負けたため、天智天皇は難波宮から近江大津宮に遷都。そこでは最初の律令である近江令が制定された。



「大丈夫そうですね。今日はこれで終わりです」


書けない…

読みづらい文章で申し訳ありません


間違いの指摘などありましたら、遠慮なくお願いします。


次回は…未定です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ