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利他精神
私は、精神障がい者になる前までは、普通に生活していた。
毎日、仕事へ行って、休みの日は何処かへ出かけたり、家で用事を済ませたりしていた。
ところが、毎日、仕事へ行くことへの負担と不安が募りすぎて、前の職場である介護の仕事を休むことが多くなった。
仕事量が多く、責任感を伴い、ミスをよくするようになって、何処かで仕事に対して嫌気がさしていたのかもしれない。
利他精神なんて、出てくるわけもなく、自分のことで精いっぱいで、他人のことを気に掛けることができなかった。
今は、それなりに充実していて、仕事を掛け持ちしながら、家事をやったり、趣味を楽しんだりしている。
決して楽なわけではないが、苦痛でもない。
人のために仕事していると思うと、社会に少しでも貢献しているなって思う。
もっと利他精神を大切にしていきたい。




