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ボクと偶蹄目イッカク科3

 雨の予兆のような静寂に小さく響くは少女の歔欷。

 ルムはイルカの背に顔を押しつけ肩を震わせていた。


──どうして、手を伸ばせなかったんだろう。


「お嬢ちゃん、少し下がるからしっかり掴まってなよォ」


 また男の声がした。イルカの体に爪を立て、その体越しに下の様子を覗き見た。もう地面が見える。地上にあるのは町のようだったが人の姿は見えずがらんとしている。その中の三階建ての建物にイルカは近付き、最上階の空いた窓から滑るように中に入り込んだ。


「はいはいお待ち遠様」


 そう言うなりイルカは体を少し傾けた。ルムはイルカの鼻先から滑り落ち、何の抵抗もなく床を転がった。床に伏せたまま起き上がらないルムを見てイルカは訝しげに首を傾げている。


「どうしたんだい?」


「気持ち悪い……」


 ルムは床に体を横たえ目を閉じたまま呟いた。額を冷たい汗が流れ、指先が冷え切っている。体も唇も小刻みに震え吐き気がこみ上げる。耳鳴りがして頭の中がぐらぐらする。


「急上昇や急降下を繰り返したからかな。体がついていかなかったのかねェ?」


 イルカはルムに近付くと、ポンチョ──先日燃えてしまったので新調したばかりのものだ──の襟を深くくわえ彼女を傍のベッドにまで引っ張り上げた。ベッドの上に横たわると、イルカは今度は畳んであった薄手の掛け布団をくわえルムの肩までそれを掛けた。布団はふんわりとはしていないものの臭いもない。


──廃墟の中にどうしてこんな綺麗な布団があるんだろう……?


 頭重感が増し、ルムの意識が鈍くなっていく。閉じた瞼の向こうで誰かが自分の額の汗をタオルで拭いている。汗を拭き終えると、濡れた冷たい手が頬を撫でた。


──誰だ?


「お嬢ちゃん、ゆっくり休みなよ。お楽しみはこれからだからよォ」


***


 街道から離れ細い道を河の流れと同じ方向に早足で歩いていく。周囲は草が一定の方向に倒れていて、岩場には枯れ枝や枯れ草等の漂着物が溜まっていた。


──川が氾濫でもしたのかしら?


 モディは小首を傾げた。もし本当にそれなら今はまだいいが、雨が降ったらこの辺りは水に飲まれるということだろう。ルムを早く救助しここを離れないと自分たちが濁流に飲まれてしまう。あまり時間に余裕はないのかもしれない。


「あそこです」


 アキが前方を指した。そこには小さな町があった。


「町にいるの? あんな変なイルカがいたら騒ぎになるじゃない」


「入ってみればそうならない理由がわかります」


 アキにそう言われ町に近付くと、そこに踏み入る前からその理由が薄々感じ取れた。なるほど人の気配がない。気配がないというよりは本当に人がいないのだろう。家という家は全てドアが開け放されている。外にはテーブルや椅子、食器棚などが道に散らかっていた。開け放たれた玄関から家の中を覗くと、中はどんよりと暗い。泥や流木が床に溜まっているのが見える。どの家もみなそうだった。


「そこにあるべき物がなくて、あってはならない物がある……あべこべじゃない」


「まるで水害にあったようでござるな」


「ええ、その通りです。少し前に大雨で川が氾濫し、それに飲まれて壊滅してしまったそうです」


 住民を失いがらんとした町はゴーストタウンと形容されるに相応しかった。モディとリンドウは町の様子を眺めながらアキの話に耳を傾ける。

 土気色の顔で歯を食いしばっているサンダーがモディの視界の端に入った。彼にはアキの話など耳に入っていない様子だ。


「その水害のせいで人がいなくなった……」


「ルムがここの何処かにいるのか?」


 サンダーが会話を遮り、やや早口で攻撃的な調子でアキに問う。彼女は静かに頷いた。


「はい。あのイルカはここにいま」


『ゥルガアアアアアアァァァァァァッ!』


 彼女の言葉を聞き届けないうちに怪物が吼える。目の前で人間が怪物に変わったことにアキは目を剥いて言葉を失っていた。


「げぇっ! サンダー!」


 怪物は赤の他人に『人間から変身する瞬間』を見られてもお構いなしだ。顔を動かし左右を見ると、廃墟の立ち並ぶ町並みの中に姿を消してしまった。


「ああああ! 今のは気のせい! 幻よぉっ!」


 モディはアキから怪物が見えないようサンダーが去った方向に立ち塞がり、何とか誤魔化そうとあれこれと言い訳した。

 しかしアキは顔をしっかりと上げてはいるが瞬き一つせず立ち尽くしている。


「ちょっと……大丈夫?」


「あ、はい……ちょっとびっくりしただけです」


 モディは彼女が立ったまま気絶してるのではないかと心配になったが、どうやらそうではなかった。


──ホント肝の据わった人で良かった。


 彼女が怪物を見ても取り乱さず落ち着いて対応できていることにひとまず心の中で感謝した。これでパニックを起こしたり気絶などされたら厄介事が増えてルムの救助が遅れる。


──ま、空飛ぶイルカを飼ってんなら不思議現象に耐性はあるか。


 アキとイルカの関係を考えたら多少の奇怪なことにも慣れてはいるだろうと思った。

 しかしリンドウはやや不思議そうな顔をしてアキに問いかけた。


「そなたはああいった物ノ怪などは見慣れているのでござろうか?」


「いえ……?」


「リンドウあんたそんなこと聞いたってねぇ、彼女はあのイルカの飼い主よ? ちょっとやそっとの怪現象や珍獣に驚きゃしないってことよ」


「左様でござるか」


 それっきりリンドウは黙ってしまった。


「それよりも、単独行動に出たあのバカを追いかけましょう。アイツはたぶんルムを見つけたんじゃないかしら」


***


 ゆっくりと目を開けた。さっきまで冷え切っていた指先はすっかり熱を取り戻していた。肩までかかっている真っ白な無地の布団の中は自分の体温でぬくぬくと温まっている。

 だがまだ頭重感が残っていて思うように体が動かない。ここはどこだろう、と思いゆっくりと顔を真横に向ける。


「お嬢ちゃん、目が覚めたかい?」


「ひっじゃあ!」


 イルカの生首と目が合い、思わず奇声を上げ体を起こした。眠気も頭重感も何も吹っ飛んだ。見てみれば何のことはない、イルカがベッドに顎を乗せているだけだった。その頭はちゃんと体と繋がっている。

 周囲の様子を見てみた。ガラスも何も嵌まっていない筒抜けの窓に薄汚れた壁は永いこと人が暮らしていない建物だと示している。

 その一方で自分の体を包んでいた綺麗な寝具。近くの卓にはパンやフルーツの入った篭があり、手を伸ばせば届きそうだ。寝ころびながら食べるつもりのずぼらがいるのだろうか、と思った。それに部屋の隅の大きな水瓶がある。自分なら縮こまったらすっぽり入りそうなくらいの大きさがある。床には毛足の長いなかなか洒落た絨毯が敷いてある。誰かが廃墟を住処にしているようだ。イルカ以外の何者かがここに住んでいるのだろうか。そう言えば意識を失う前に人間の手が自分の頭を撫でていた。


「すっかり元気みたいねェ。それなら良かったよォ」


「うわわわわ……」


 イルカはふわりと浮き上がり空中で体を反らせた。その様子がとてもご機嫌そうで逆に不気味だった。ルムはイルカから離れるように壁に背をぴったりとつけ、警戒心から目を離せなかった。


「な、何でイルカなのに喋って飛ぶんですか! 違う、ボクの会いたかったイルカはこうじゃない!」


「ダメかい?」


「ダメっていうか、嫌です! ボクのイルカに会えた喜びを返して下さい!」


 イルカは口角を上げた笑い顔でルムの方を見ると、空中でゆっくりと体を回転させ始めた。イルカの笑った顔が鼻の頭を中心にゆっくりと回る。

 ルムは本来なら感じるはずの違和感をイルカに感じなかった。イルカの声に不自然さを感じないのだ。モンスターであるのならサンダーの怪物の姿のように喋れないか、トカゲ人間のボスのように無理矢理絞り出したような声になるのではないかと思っていたが、このイルカは声質も発音もイントネーションも人間と何一つ変わらない。

 ルムはベッドから抜け出し浮遊しているイルカに恐る恐る近付くと、イルカの口の中に両手を差し込み閉じた唇をこじ開けた。


「あががが……」


「……いない」


 誰か人間がイルカの着ぐるみでも着ているのかと疑って口の中を見てみたが、歯が並び舌が動いている。生き物の口腔内でしかない。着ぐるみではないし、人が潜んでいるわけでもない。イルカは首をぶるぶる振ってルムの手を振り払った。ルムはふらふらと後退り、腰を抜かすようにベッドに深く腰を掛けた。


「……本当に、イルカが喋っている?」


「そうだよォ。喋ってるのは紛れもなく俺」


 唖然として二の句が継げない。サンダーと出会い旅を始めてから本当に信じられないことばかり身の回りに起きている。


──サンダー……。


 彼の顔が思い浮かび、心細くて胸が苦しくなる。ルムは自分の小さな掌に視線を落とす。


──どうしてボクは手を伸ばさなかったんだろう。


 怪物がせっかく伸ばした手をどうして掴めなかったのか。その手を取れなかった自分の手を恨みに思った。その憎き掌に涙が落ちる。


──違う、伸ばせなかった手が悪いんじゃない。高さに臆した自分の心の弱さが悪かったんだ。


 高所から落ちそうな恐怖のあまりイルカから手を離すことができなかった。

 サンダーは今までいつだって自分を助けてくれていた。それなのにどうして自分は「サンダーが抱き止めてくれる」と信じ切れなかったんだろう。なぜあのとき、いつも助けてくれたサンダーを信じることより恐怖が勝ったのだろう。どう考えたって、サンダーは自分を抱き止めてくれるに決まっていたのに。この心細さは彼を信じなかった罰だ。代償だ。

 ルムは俯いて唇を噛んだ。


「お嬢ちゃん、せっかく出会ったのも何かの縁! それを祝ってラヴメイキンしよーぜっ!」


 イルカはルムの様子など意に介しておらず脳天気に言い放った。突然話を振られたことと初めて聞く言葉の意味を理解できずルムはきょとんとした。


「ら……ぶめいきん? 何をするって? どういうことだ?」


「カマトトぶってる訳じゃないよねェ? 要は男女の営みをしようってことさァ」


 イルカはぬけぬけと言い切った。ルムは目をぱちくりとさせたが、その直後に一気に頭に血が上る。手元にあった枕を掴んでイルカに向かって投げつけた。イルカはひょいっと体をくねらせそれを躱す。


「するかっ! ボクに対してそれを言う奴はこの世でたった一人だ! それ以外の奴がボクにそういう話を振るんじゃない!」


 つまりこのイルカは自分に対して欲情しているというのだ。そんなことで自分はこいつに攫われたのか? サンダーから離されてしまったのか? あまりのくだらなさに怒りがこみ上げる。自分をそういう対象として見ていいのは、自分を抱いていいのはサンダーただ一人だ。それ以外の奴に自分の体を許す気なんて毛頭ない。

 怒りに任せて、そして心細さも相俟って口に出した言葉は、自分が『男である』という事実を告げるものではなく愛する人への本音だった。


「決まったパートナーがいるのかい? そいつのために貞操を守るなんてピュアだねェ」


「あ、いや……そうじゃなくて……ボク、『元』男ですけど? それでも構わないんですかっ!」


 ルムはベッドから立ち上がり、素早く壁際に移動した。壁を背にじりじりと出入り口のドアへとにじり寄る。

 しかしイルカは宙に浮いたまま首を傾げていた。ルムが逃げ出すのを阻止する様子はなかった。


「そりゃあどういうことだい?」


「どうもこうも【魔女】の呪いで女の姿をしているだけだ! 変態、このボケ!」


「【魔女】……? その話、聞かせてくれるかい?」


 ルムの罵倒にも怯んだり激昂することもなく、イルカは声のトーンを落として彼女に問いかけた。そこにお調子者の影はなかった。


「ボクは【魔女】の呪いで女にされたんです。元々は男だったんです。ボクだけじゃない。ボクの仲間も【魔女】の呪いがかかっているんです。一人はかけられていませんけど」


 怒りが収まらず乱暴な言い方で明かすが、イルカは微動だにせず静かにルムの話を聞いていた。その様子にルムの気持ちも鎮まっていく。

 そこまで話し、気持ちが落ち着いてきたところでルムはふと気が付いた。


──このイルカも【魔女】と関わりない訳ないよな。


 姿は全くの人外だが、どことなくトカゲ人間よりもテラの使い魔の方に近いような気がした。【魔女】に関わったが故に異質のものになった、そんな雰囲気を感じた。

 だけど【魔女】がイルカに呪いをかける意味がわからない……と思った。イルカが空を飛び喋るようになることで【魔女】に何のメリットがあるのか想像もできない。


「貴方は【魔女】の手先ですか? それともモンスターの一種?」


「何でモンスターなんだい?」


「ボクは前に『喋る大トカゲ』というモンスターを見たことがあるんです。それにイルカなのに人の言葉を話すなんておかしいじゃないですか。貴方はいったい何者なんですか?」


「何者かと言われても……それがわかんないんだよねェ」


「わかんないって……自分のことなのに? 貴方は【魔女】と関わりがあるんですか?」


「まぁね」


 イエスともノーとも取れない答えをイルカは返した。それがなおさらこのイルカが【魔女】に通じる存在だと思わせた。

 だけどどうしてだろう。【魔女】に通じているからこそ警戒すべき相手なのになぜかその判断をしかねている。敵だと断じきれない。いや、このイルカから自分の貞操を守るために警戒はしなければならないが、そういう意味ではない。

 ルムはイルカが敵かどうかを決めようと彼の表情を、態度を、言葉をじっくり吟味した。だけどその全てが人間と違い、判断できるだけの材料があるように思えなかった。


────!


 惑うルムの耳に轟音が届いた。思わずルムは顔を上げる。イルカは部屋の中央で浮かんだまま首を窓の方へ向けている。


「雷かい? ずいぶん近いけど光らなかったねェ」


 イルカは光らない雷を不思議に思っているようだった。

 だがルムはそれが雷でないことを知っていた。その音に鼓動が跳ねる。


──こんな切ない雷鳴は初めてだ。当たり前だ……これは雷じゃない!


 ルムは壁にへばりついたまま窓ガラスのない窓に向かって吼えた。


「サンダー、ここです! ボクはここにいます!」


 雷鳴が切なく感じたのは、あれは彼が自分を恋しがっている声だからだ。だから早く彼に会いたい。彼のあの寂しさを埋められるのは自分だけだ。自分は彼を忘れていないことを伝えるためにルムは声を張り上げた。

 部屋の奥で待ってるだけではいられず、壁から離れドアではなく窓の方へと近付いていった。身を乗り出そうと窓枠に手をかけた瞬間──


『グァガアアアアアアアァァァァァァァッ!』


 雷鳴とともに巨大な塊が窓から飛び込み床を転がった。卓を倒しパンやフルーツが宙を舞う。それは鋭い爪をスパイク代わりにして床板をガリガリと削り、回転の勢いを削いで止まった。深く抉れささくれ立った床の傷がそれの爪の強さを物語る。

 ルムの頬が熱くなる。その巨大な塊は青い肌の醜い怪物で、何よりも彼女が待ち望んでいた愛しい人だった。


「サンダー!」


 名を呼ぶと同時に駆け出し、躊躇いなくその怪物の懐に飛び込んだ。怪物の鱗の張り巡らされた胸に顔を埋めると肩から力が抜けていく。こんな冷たくてざらついた皮膚に安心を感じるのは自分くらいなものだろう、とルムはうっすらと考えた。

 怪物もまた自分の懐で丸くなるルムの肩を左腕でしっかりと抱いた。そして瞬間的に右手を伸ばしルムが先ほどまで寝ていたベッドを鷲掴みにすると、部屋の中央に浮くイルカに向かって力一杯それを投げつけた。


『ガァッ!』


「げっ!」


 狭い部屋だ、イルカがそれを躱す余裕は空間的にも時間的にもなかった。ベッドはイルカの体を直撃し、次の瞬間にはベッドはイルカを巻き込んだまま壁に叩きつけられた。同時にバリンと大きな音がし、壁に立てかけられたような形になっているベッドの下から水が流れ出た。ああ、あの水瓶を割ったのか、とルムは思った。


 怪物は空いた右腕をルムの肩に回し両腕で、人の姿に戻ることさえ忘れて彼女の体を抱き締めた。怪物が喉を鳴らしている。ルムは頬を緩ませ、ますます強く怪物の体に顔を押しつけた。


「ルム!」


「モディ? リンドウも!」


 ルムは怪物の腕の中から、窓とは反対側の扉から部屋に飛び込んできた仲間達の姿を見た。


「ああっ、ルム! 無事なのね。良かった!」


「ぁ痛っ!」


 ルムの姿を確認したモディは怪物に抱えられたままの彼女に飛びついた。その瞬間二人の間に火花が散る。モディが興奮していたためか静電気を発していたようだ。

 リンドウは部屋の中を見渡してから怪物を見上げた。


「あの海獣の成敗は必要か?」


『ガゥ!』


 怪物の返事を受けリンドウは腰の刀に手を掛けた。


「皆さんお揃いのようですね」


 ルムは聞き慣れない人物の声を不思議に思い、扉の方を再び見た。扉の前で見知らぬ女性が穏やかに笑っている。

 その女性を見た瞬間、ルムはその女性に雨雲が運ぶ風のような……いやそれ以上に冷たいものを感じた。女は笑っているのに、彼女から滲み出る感情とその笑顔が一致しないように感じる。怪物の胸に添えた自分の手が小刻みに震えている。

 ルムはすぐ傍のモディに尋ねる。


「あの……彼女はどなたですか?」


「ああ、彼女はあのイルカの飼い主ですって。イルカの居場所ならわかるからって言って同行してくれたのよ」


「……何でアンタが来てるのかねェ?」


 まるでモディの言葉に返すようなタイミングでイルカの声が聞こえた。壁に叩きつけられたベッドがガタガタと揺れる。あれに押しつぶされているイルカが出ようともがいているようだ。

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