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強きを挫いて弱きを助く3

 とある民家の前で女性が竃で火を熾していた。細い筒を使い空気を送り込むと火の勢いが増し火の粉がまき散らされる。女性の額には汗が光り、汗を拭いながら薪を竃へと放り込んでいる。


──あんな疲れた顔して火を熾さなくても、魔法を使えば簡単なのに。


 赤い髪をした大人になりかけの少年がその様子をずっと見ていた。どうして人間は魔法に頼らないんだろう。少年はいつもそれを不思議に思っていた。


 少年は当てもなく彷徨った。道の脇の木陰で一組の男女が憩っている姿が目に入った。女性の腹は大きく丸く膨らんでいる。それに寄り添う男性は幸せそうにその膨らんだ腹を撫でている。少年は首を捻った。


──あんなに太ると幸せなのか?


 その男女の会話が少年の耳に届く。


「男の子かな? 女の子かな?」


「そんなの、生まれてきてからのお楽しみでしょう」


 男、女と言っているあたりあの女の腹の中には人間が入っているのだろうと少年は察する。

 しかし人間の中に人間が入るなんてことは少年にとっては信じ難い。入れ子の寄せ木細工じゃないんだから、と思う。

 男は蕩けそうな笑顔のまま女の腹をさすりながら言った。


「大事な子供、大切に育てよう」


 コドモ、ソダテヨウ──

 少年には彼の口にした言葉が理解できなかった。それが何を指し示しているのかわからない、それどころかその言葉を今初めて聞いた。自分の知らないことで人間は喜びを感じるという事実に少年はひどくショックを受けた。


 さらに歩き続けると町の外れに出た。その一角で人が集まっている。全員が黒い服で全身を黒く染め上げ、涙を流したり鼻をすすったりしている。その中央には立派な棺があり、それを黒服の集団が囲んでいる。少年は興味をそそられ、背伸びしながらその中を覗こうとした。ちらっと見えたのは棺の中で横たわる年老いたご婦人だ。


「婆さん、天寿を全うしたんだな。まるで眠ってるみてぇだ」


「立派に生きたもんだ」


 棺を取り囲む黒服の集団からそんな言葉が聞こえてくる。少年は困惑した。


──生きることに立派やそうでないなんてあるのか。テンジュヲマットウシタって何だ。そして棺の中の老人は死んでいるというのか? ただ眠っているだけじゃないのか。


 少年は人間が何者なのかますますわからなくなった。【魔女】に自然死はありえない。ただ漫然と生き、死ぬときは自分以外の存在に息の根を止められるという屈辱を受けたときだけ。だから「立派に生きる」ということも「名誉ある死」も理解ができない。

 ただわかったことは人間とは魔法の話をできないこと、人間は自分のわからないことで喜んだり嘆いたりして盛り上がること、そして自分はその輪の中には入れそうもないということだった。

 人間は自分を置いてけぼりにする。そう思った瞬間、少年は自分が深い孤独の中にいることを思い知らされた。お前は誰ともわかり合えないんだと真理を突きつけられた気分だった。


***


 銃口はしっかりと【炎の魔女】に向いている。この脅しに屈して反省するならまだ許す余地はある、ルムはそう考えていた。

 しかし【炎の魔女】は実に憎々しげにルムを睨みつけた。その瞬間、彼の背後で火が上がった。彼の体は火柱に接しているように見えるが燃えている様子はなく平然と立っている。反省なんて微塵も感じられない。


「人間なんてくだらねぇ」


 【炎の魔女】は一言呟くと、その火柱に手を突っ込んだ。まるで粘土を千切るように火柱から手のひらサイズの火を取り出す。彼の手の中で火はこねくり回され、一つの火球になった。


「燃えてしまえ!」


 【炎の魔女】は火球をルムに向かって投げつけた。ルムは横っ飛びで躱し直撃は免れた。火球の直撃した地面は一瞬で激しく燃え上がった。土の地面だったため火はすぐに消えたが、そこは火球と同じサイズの範囲だけ黒焦げになっていた。


──何て火力だ! 体に当たったら一溜まりもないぞ。


 奴の作り出す火球の威力に心の中では恐怖した。

 しかし怯んでいる、慄いていることを相手に悟られてはいけない。つけ込まれてはいけない。ルムは気を引き締めた。自分は本気だと示すため、ルムも構えた『念導銃』の引き金を引く。黒い弾丸が【炎の魔女】の右の上腕を掠めた。彼は一瞬顔を歪める。


「てめぇ……人間の分際で生意気なんだよぉぉっ!」


「ボクに言わせればお前なんか【魔女】のくせに小者だな。『人間ごとき』って油断するから『人間ごとき』の銃撃を食らうんだよ」


「てめぇ絶対許さねぇっ!」


 ルムの挑発に【炎の魔女】は安易に乗った。隙ができたという『してやったり感』よりも寧ろ彼の余裕のなさにルムは困惑した。【魔女】とはテラのようにどっしり構えているもんじゃないのかと思った。

 【炎の魔女】は火球を再びルムへと投げつける。ルムは飛び退き躱す。火の玉は肩の辺りを駆け抜けるように飛んでいった。すぐさま『念導銃』の引き金を引く。【炎の魔女】も火柱を連れて横っ飛びで銃弾を躱す。お互いに距離があるためどちらも攻撃が当たらない。しかし近付けば相手の武器の餌食になる。それをわかっているから互いに近付くことができない。膠着状態が続いた。


 ゆらりと人影が動いた。リンドウが刀を振り上げていた。


「くそっ!」


 【炎の魔女】はルムではなくリンドウに向かって火球を投げた。今なら自分から奴の注意が逸れている。僅かな隙が生まれた。『念導銃』を撃つなら今……しかしそれではリンドウが燃えてしまう。刀を構えているリンドウに避ける余裕があるかわからなかった。ルムは『念導銃』を投げ捨て、走りながらポンチョを脱いだ。


「せやっ!」


 ポンチョを振り、火球を叩き落とした。火球の触れたポンチョは激しく燃え上がり一瞬で炭に変わってしまった。


「あぁっつぅー!」


 ルムは右手をばたばた振って熱気に触れた手を冷ました。リンドウは驚いた顔をしている。


「ルム殿、なにゆえ拙者を庇った? 武器を捨ててまで」


 ルムはうっすらと涙が浮かぶ目でリンドウを睨んだ。


「リンドウは【魔女】とは何の因縁もない普通の人間だ。だからたとえ貴方が強くても【魔女】から人を守るのが騎士であるボクの役目だ!」


「……ふむ」


 リンドウはどういう訳か満足そうな笑みを浮かべていた。あの集落を出てから初めて見せた顔だ。ルムは理由のわからない彼の笑みに呆気にとられた。


「その心意気、天晴れでござる! ルム殿、あとは拙者に任せよ」


 リンドウは刀の切っ先を地面に向け、右脇下に構えた。そしてその構えのまま駆け出した。


──速い!


 彼の俊足にルムは驚いた。驚いたのは【炎の魔女】も同じだった。瞬く間に眼前に迫ったリンドウに為す術はない。


「ひっ!」


 【炎の魔女】が小さく叫んだのが聞こえた。その瞬間に火柱の勢いが増した。火柱は【炎の魔女】の体を飲み込む。バリアを張ったつもりか、とルムは思った。確かに火に包まれてしまっては近付くこともままならない。今度はこちらが為す術がない。


「火には慣れている」


 リンドウが呟いた。

 彼は目の前の勢いづいた火柱に迫った。恐れなど無いように見えた。そのまま火柱に向かって刀を右下から左上に大きく振り上げる。そして振り抜いたままリンドウは火柱の左をすり抜けていった。火柱の中で人影が大きくふらついたのが見えた。

 火柱が弱まる。その中に跪いて腹を手で押さえる【炎の魔女】の姿があった。その手は液体で濡れている。火の中だからわかりづらいが、あれは紛れもなく血だ。リンドウの刀はしっかりと奴の体を切りつけていた。

 【炎の魔女】は手負いの獣のごとく歯を剥き出して怒りを露わにしていた。


「赤毛、てめぇフザケんなよ。次会ったときはぶっ殺してやる!」


 怨念の籠もった言葉を残して【炎の魔女】の体は火柱と同化し姿を消した。【炎の魔女】という火種を失った火柱は勢いが弱まりやがて独りでに消えてしまった。


「リンドウ!」


 ルムはリンドウに駆け寄った。彼は着物の右袖をパンパンと手で払っている。袖の一部が焦げて白い煙を出していたが、すでに火は消されたようだった。ルムはその袖を掴んで彼の顔を見上げた。


「大丈夫ですか?」


「心配無用でござる」


 リンドウはルムを見たがすぐに目を逸らした。それからはルムと目を合わせようとせず、ついには顔を背けた。


「どうして目を逸らすんですか?」


 ルムはリンドウの着物の袖を引っ張りながら尋ねた。それでも彼は頑なにルムを見ようとしない。せっかく一度は笑顔を見せてくれたのにまた元サヤか、とルムは思い肩を落とした。


「ルム!」


 後ろから呼びかけられた。呼びかけたのは勿論サンダーであった。彼はルムに近付くと自分のシャツを彼女に被せた。


「サンダー……せっかく買ってもらったポンチョ、燃やしちゃってごめんなさい」


「ルムが無事ならそれでいいんだ。また買ってやるから」


 しょげた様子のルムをサンダーは優しく抱き締め、彼女の頭に顔をすり寄せる。そこにモディもやってきた。


「見事にアイツを撃退したのね」


「モディ殿、オナゴ達は?」


「大丈夫よ。目も覚ましたし大した怪我はないみたい」


 ふうっと安堵の溜息を吐くリンドウ。それを見ていたモディは意地悪そうな笑顔を浮かべている。


「……何でござるか? モディ殿」


「アンタも意外とウブね。汗でブラウスが透けているルムのこと、見てられないんだから」


「そっ……そういうわけではござらん!」


「えっ!」


 ルムはサンダーに着せられた彼のシャツを捲り上げて自分の体を見た。暑い中火の近くで戦ったせいで汗を大量にかき、確かに汗で湿ったブラウスからバストトップが透けて見えた。サンダーが彼のシャツをルムに着せたのはそれが理由なのだろう。


「ルム、やはり下着は身に着けた方がいい」


***


 草の上に寝かされている少女達は目を開けて空を見ていた。まだ何が起きたか理解できず呆然としているようだった。


「大丈夫ですか? 痛いところはありませんか?」


 ルムが尋ねると、キッカが体を起こした。


「大丈夫です。ねぇ、みんな?」


「痛いところがなければ、少し休んだらステージに立てるわよ」


「でも何で行っちゃいけないって言ったのにここに今日も来たんですか?」


「やっぱり本番の前に最終確認をしたくて……まさか火事になるとは思っていませんでした」


「火事じゃなくて放火です。あの男の仕業だったんです」


 少女達は黙り込んだ。あれは自分達が忠告に従わないばかりに起きた事態だと理解した。あの男の忠告にではなく、ルム達の忠告にだ。彼女達の顔に反省と恐怖の色が浮かぶ。


「一応はあの男は撃退できました。おそらくしばらくは来ないでしょう」


 そしてルムは思った。アイツの標的は……憎しみの対象はおそらく自分とリンドウに移っただろうと。あの男はひどく短絡的だ。もう彼女達を狙うことはないだろう。となると退けるのではなく倒しておいた方がよかった。取り逃がしたことを密かに悔いた。


 町の方から大勢の人間が駆けてくるのが見えた。祭の準備をしていた大人達だ。


「いったい何があったんだ!」


 少女達が目を見開いて大人達の顔を見ている。


「どうしてここに……?」


「ここから煙が上がってるのが町から見えたんだよ。あ、これはキッカ達が危ないって思ってな」


「何で知ってるの? 私達がここにいるって」


「気付いてないと思ったか? お前達がここで練習してることはみんな知ってるぞ」


「でも無事でよかった」


「心配かけてごめんなさい」


 大人達はお見通しだったのだ。彼女達がコソコソとここで練習していることなんかすでに知られていたのだ。

 しかしあの男に彼女達が絡まれていることまでは気付いていなかったようだ。彼らの発言からそれが窺えた。ルムは真相は言わない方がいいと思った。


「ここの裏手の方で火の不始末があったようです。彼女達はそれに気付かずに中に入ってしまったんですって。彼女達が火を着けたわけではないので誤解無きよう」


 少女達はびっくりした顔をルムに向けた。さっきと言っていることが違うと驚いているのだろう。ルムは人差し指を唇に当て「黙っていてね」という意志を伝えた。


「そうか。だがこのような騒ぎになってしまっては町の安全に対する姿勢に疑問が出てきてしまった。何より彼女たちの身が心配だ」


「町長?」


 年配の男性の一言にキッカ達は表情を曇らせた。不安に蝕まれていく。ルムもまた不穏な流れになってきていることに気付いた。


「今日の祭は中止にした方がよさそうだな。危うく町の子供を失うところだった。こんな安全意識や危機感理では余所から人を招いて祭なんか出来ないし、怖い目に遭った子を放って楽しむなんて不謹慎すぎる」


「へっ?」


 少女達の顔から一気に血の気が失われた。彼女達は町の人がこの祭に賭けていることを知っていた。だから自分達も盛り上げるのに一役買おうと頑張ってきた。

 しかし頑張りすぎた結果、それが裏目に出てしまった。自分達の手で祭を台無しにしかねない事態を起こした。彼女達は今、自分達が引き起こした事の重大さを知り恐ろしさを感じているのだろう。


「勝手なことしてごめんなさい! でもお祭りは中止にしないで!」


「しかしな……」


「お願いします!」


 少女達は半狂乱で町長らしき男性に懇願した。町長は苦々しい表情をしている。


「彼女達は反省していますし、貴方達と同じくらい彼女達はこの祭に入れ込んでいます。彼女達はこの祭を成功させたいと思っているんです! お願いですから中止にしないで下さい!」


 気付くとルムも彼女達と一緒に叫んでいた。彼女達は誰のために頑張っていたのか。紛れもなく生まれ故郷と彼女達を囲む大人達のためだ。それなのに最悪の結果を招くなんて、彼女達に重い十字架を背負わせることになってしまう。


「だが……」


「彼女達は町の人達がこの祭に賭けていることも重々わかっています。町の人たちを喜ばせたかったからこんな無理をしてしまったのです。怖い思いをした上に後悔と重責を背負わせるようなことはしないであげて下さい」


 サンダーもルムを援護するように真剣な表情で訴えた。町長は唸りながら少女達の方を向いた。彼女達は泣きながら頭を下げている。


「祭の後に反省文を書いてもらうぞ」


 町長が悩んだ末出した結論を聞き、彼女達はぽかんとしていた。

 しかしその意味が分かると表情がだんだん明るくなってきた。五人で輪になって「やったー!」と叫び喜び合った。彼女達の流している涙は恐怖から嬉し泣きに変わった。

 その結論と彼女達の様子を見て一安心した。胸をなで下ろすルムの隣にサンダーが立ち彼女の肩を抱き寄せた。


「あいつが祭を妨害しないようにするのが、この町での俺達の最後の務めだ」


 サンダーの言葉にルムは頷いた。


***


 【炎の魔女】は自分の服を引き裂き止血しようと試みていた。

 しかし胸から腹にかけて付いた刀傷を止血する方法なんて知らない。熱い液体が止め処なく流れ出る。


──くそっ! このまま死ぬのかよ!


 そう思った瞬間、自分の体が白く淡い光に包まれた。すると痛みが消え傷が塞がっていた。目の前に自分以外の存在の気配を感じた。驚いて顔を上げると、正面に白銀の甲冑を纏った金髪の少女がいた。


「やっと見つけた、『カグヅチ』」


 その少女の口から自分の名前が出てきた。


「なぜ俺の名前を……?」


「ずっと貴方を捜していたの。私の力になってほしい」


 【炎の魔女】は黙った。今まで生きてきた中でこんなことを言われたのは初めてだ。それを信じていいのかわからないし、信じたとしてもどう返せばいいのかわからない。

 だが【炎の魔女】にはこの少女が何者かわかった。自分と同じ【魔女】だと、本能が教えてる。


「お前は誰だ?」


「私は『アマテラス』。【光の魔女】とも言われてるわ。私は貴方を必要としているの。貴方の力が必要なの」


「何でだ?」


「『闇の子』の力を抑えるのは私一人では難しいことがわかったの。それどころか【賢の魔女】が『闇の子』の後ろ盾になったわ」


「【賢の魔女】……!」


 直接会うことはなくても【魔女】特有のネットワークとも言うべきか、それとも連帯感か、なぜか他の【魔女】の情報が自分の元には届く。ただその情報は曖昧にして不確かであるため真偽を確認しようとまでは思うことはなかった。

 しかし【賢の魔女】のことだけははっきりと知っていた。この世界に生きる【魔女】の中でも最高峰の存在。それは確かなこととして認識している。


「『世界を闇に堕とす者』に肩入れするなんて許されない罪よ。彼のことは残念だけどその身で罪を償ってもらわないといけない」


「おいおい……【賢の魔女】に挑もうだなんて気は確かか? 正気じゃねぇぜ」


「だから貴方が必要なの」


 彼女は真剣な表情をして【炎の魔女】に迫る。

 この女は無茶苦茶を言っている。それは理解した。その一方で諦めていた「他の【魔女】と出会うこと」が今、実現している。情報は入ってくるのに会うことができず諦めながらも渇望していた。


 ああ、もうこれで人間に受け入れられなくても俺は孤独ではない。俺を必要としてくれる『彼女』がいる──


***


 ステージ上で元気に歌って踊る少女達の姿にルムは安心した。周囲は何事もなかったかのように町の住民や祭を見に来た客で溢れている。彼女達は練習の成果もあって見事にやりきって見せた。汗さえ輝き眩しく感じた。

 ルムはふと横を見る。隣に立つリンドウとの距離が今までよりも近くなっていることに気付いた。その表情も今までの無愛想とは違い、穏やかな表情をしている。何となくだがリンドウの本来の人柄はこっちなのではないかと思った。


「リンドウ?」


 ルムの呼びかけに気付きリンドウが振り向く。目が合うと彼は少し微笑んだように見えた。


「ルム殿の心意気、確かに認めた。改めて宜しく」


 唐突に伝えられた彼の言葉にルムはしばし呆然とした。

 だが、彼が良い方向に心変わりしてくれたことに気付きルムも笑う。


「はい、宜しくお願いいたします」


「ルムの心意気に今更気付くなんて遅い」


 サンダーとモディが声を揃えて言い放った。

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