個々の能力
小雪を見送った後、皆手首外側ののマークを見る
俺は本を手に取り、パラパラとめくってみた。
目次を見た感じ、どうやらこの本はページが進むにつれて強い能力になっていくようだ
まずは凜が
凜「俺は《片方の腕が大きい棒人間》のマークだ」
と、マークの形を口にした
俺は70㌻にも満たない薄めの本の目次を再び見た
俺「あぁ多分これだな。《部分強化》ってやつ」
二人で指を指しながら食い入るように見る
そこのページを開くと詳しく描いてある
黄色のページだ
凜「なになに??えーと、
『〔部分強化〕
自分と自分の触れているものは何でも強化できる。
強化出来る数には、個人差があり、極めると部分だけでは無くなる。』
だってさ、、」
説子「結構詳しく描いてあるんだね、まるで誰かの体験談みたいにさ」
凛音「そうですね、、、私の能力はどうなんですか?」
俺「えーっと、これか、、、チャーム?」
そのページを開いてみる
最後の方のページだ
開くと黒色のページになっていた
少し戻ったところにはドクロマークがページ一面に印刷されており、その絵の下には、
《取り扱い注意》
という文字が書かれている
俺「ちょっと見て、《取り扱い注意》だってさ」
凜「その下には、『効果、威力、破壊力が破滅的』だってさ」
説子「え??なにそれ?」
とりあえずチャームを見てみた
そこに描いてあるマークは確かに凛音さんと同じだ
凜「『〔チャーム〕
あらゆるものを魅了し、数分間、戦闘不能にする。
ただし、魅了したものは数分後あまりの美しさに、能力発動者を誘拐、襲撃、または、能力発動者に猛アピールを仕掛けてくる。取り扱い注意』
だってさ」
凛音「諸刃の剣、っていうか囮ですね」
そんなに危ない能力があるのか、、、
しかもよりによって凛音さんに
説子「ま、まぁ、使わなければ大丈夫よね?」
俺「まぁ、そうなんだけど、、、凛音さんだけ能力が使えないっていうのはなぁ」
凛音「誰でも魅了出来るのは楽しそうですね(笑)」
本人は楽しそうなので よし としよう
説子「あ、じゃあ、私のマーク言うね!えーっと、、」
「えーっと」からが長いぞ説子
何か困ったような顔でこっちを見ている
凜「どした??」
説子「なにこのマーク?螺旋状の渦が何個にも重なってるよ!」
(た、確かに、なんだこのマーク?)
本で調べる
俺「また、黒色のページかぁ」
凜「え。マジすか」
俺達はなんというか、女の子を危険な目に合わせたくないから心配してるのに、説子は結構嬉しがってる
俺「えーっと、なになに?
『〔超能力〕
無意識に自分の感情で発動する能力。
自分が思うように物を動かしたり、壊す事は極めて難しい。
しかし、あることに感情が強ければ強いほど威力は増し、最大で分子レベルまでに粉砕することも可能。
相手の感情を読むことは意識すればできる』
だとさ。」
結構強くね?と思ったのは多分ここにいるやつ全員だろう
それより、俺が気になるのは説子はもう皆の心が読み取れるのだろうか、、、、聞いてみよ!
まずは小手調べ
俺「俺が何を思ってるか分かるか?」
説子はウムムムと言いながら俺の顔を睨み続けた
説子「数字の3.14」
言った途端に皆、俺の方を見る。
確かに合っている
俺「よくわかったな!!」
凜「これからはおもむろに妄想出来なくなったね笑」
俺「あ"あ"あ"ぁ!俺の妄想ライフスタイルが音をたてて崩れ去っていく~!」
凛音「メンタリストになれますね笑笑」
説子「そうだねぇ、ここの世界からでられたらなろうかな笑」




