↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雨井まいは生き残る  作者: シャチ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/37

32.予定は見事に崩れ去った

 休憩後、歩き始めてすぐに帝国ホテルは見つけた。


 入口は自動ドアで、電気は来てないから近づいても開かないけれど、ちょっとバールで抉ると簡単に開く。 これは学校でも実証済み。施錠されていなければ停電すると手でも開けられるみたい。


 問題はそこから。

 どこの部屋も開かない。

 誰もいないエントランスホールを抜けて非常階段で上に上がり、客室を見て回ったけれどどこも開かなかった。

 オートロック、しかもカードキータイプ。

 鍵穴見当たらない。

 おわった。私のささやかな夢は消し飛んだ。


 仕方がないので別の施設を目指すことにする。

 この辺りは何も高級ホテルだけでなくビジネスホテルも数件ある。

 何件か見て回る中で、物理的な鍵で部屋のドアが開くホテルを発見。

 この日はここで寝泊まりすることにした。


 部屋で火を起こすのはちょっとまずそうなので、あえてフロントでお湯を沸かし、道中拾ったインスタントラーメンを温める。

 カップ麺とちがって一緒にフリーズドライの野菜とかわかめとか突っ込んで、何となくバランスがよさそうなご飯にする。

 明日の朝は缶パンにしよう。

 防犯コーナーで拾えた缶詰のパンは結構便利、朝ご飯に最適。

 

 普通のシングルベッドで一夜を明かし、また出発する。

 今日は豊洲までいけるはず。

 道路の案内看板も見ると分かりやすくなってきた。


 一番いいのは私が乗ったことあるクルーズ船が残っていること。もしかするとマリーナに船が何もないって可能性もある。

 仮になくても類似のものを見つけられれば成功。

 さっそく私は荷物をまとめてホテルを後にした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。