その後。
「ナタリー?おまじないは?」
「・・・晩御飯忘れずに食べるのよ。」
「うん。」
「お散歩もしてね、、」
「うん。」
「お昼寝もするのよ?」
「・・・すぐに帰ってくるからね、、泣かないで、、、」
ハルは泣いている私に口づける。
「わああああん、、、私も行きたかったわ!フェイロンの即位式!ルーとの結婚式も兼ねてるって言うのに!!!」
「・・・泣かないで、、、お腹の子に、障るよ?ね?すぐ帰るから。」
「次は、、、一緒ね?」
「うん、、、」
「約束ね?」
「うん。待ってて。お前も待ってろよ、帰ってくるまで、産まれるなよ?」
ハルは大きなおなかに話しかけて、出発していった。
5月、、、穏やかないいお天気だ。
お腹が重い。幸せな重さだ。
*****
「ナタリー?おまじないは?」
「・・・晩御飯忘れずに食べるのよ。」
「うん。」
「お散歩もしてね、、」
「うん。」
「お昼寝もするのよ?」
「・・・すぐに帰ってくるからね、、泣かないで、、、」
泣いているナタリーに口づける。
「わああああん、、、私も行きたかったわ!イリア国の独立祝賀祭!フェイロンもルーも来るのに!!次は、、次は一緒って言ったのに!!」
「・・・泣かないで、、、お腹の子に、障るよ?ね?すぐ帰るから。」
「父上、まだこんなところにいらしたのですか?
先ほどから、宰相のウィリアム様が玄関ホールでお待ちですよ!」
4歳になる長男に叱られる。
しぶしぶ出かける俺に聞こえるように、、、
「お母様は、僕とお昼寝の時間です。シャーロットはいい子で眠っていますよ。さあ、行きましょう。泣かなくていいですからね、、、」
「・・・・・」
息子が、、、父に冷たい、、、




