↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王女サヤカの思い(幸せな星)  作者: 藤村 次郎
PR
32/61

第32話 幽霊の地下街に怖がる?

 さて、次のお話しは、”幽霊の地下街”です。

女の子は幽霊が嫌い。怖い。得体の知れないものです。

私は、怖くありません。うん、怖くありませ・・・ん。


やってきました。ここは、王都の広場の下にある地下道です。暗くてひんやりした通路を200メートルほど歩いた先にあった扉の前です。

「いいかい? 開けるよ!」


『ギギギーー』

開きました。


「「「あれ!!」」」

そこは、何もない部屋でした。地下街ではありません。

情報によると、ここには幽霊が浮遊する地下街が見渡せるはずでした。

しかし、そには箒と塵取りや木箱が見えるだけでした。


「これは、もう一度情報収集からだね」

とカトリーヌちゃんが、ほっとした顔で呟きました。


「次は、”コロネ様に会える”だね。どこへ行けば?」

「これはね。かなり信憑性があるのだ。ガルバ王国の黄桜の都にある神殿にいらっしゃるらしい。僕の友達も会ったことがあるって」


「ガルバ王国の黄桜の都は遠いね。およそ600キロメートルあって、馬車で6日ほどかかりそうだ。この夏休みには行けそうもないかな?」

「「行きたい!」」

アンズちゃんとカトリーヌちゃんがハモってきました。


 夏休みも残りは、あと10日。片道6日の黄桜の都へは、やはり難しいです。

学園に交渉しても良いが、勉学が基本の学園をさぼるわけには行きませんね。

ここは、心を鬼にしましょう。


「黄桜の都へは、来年に延期しましょう。それより、皆さん、宿題は済みましたか?」

「「「えぇっ」」

アランとドラコちゃんが、仰け反ったのです。やっぱり!。


夏休みでの、7不思議探検は、来年計画になりました。



「次は、悪鬼封印の間だね。これも魔女の家の神殿にあることは確からしいですが、実際に入ってみた人は居ないようです。初代魔女ハナがガーディアンとなって近づけないとのことです」

ドラコちゃんが調査結果を報告しました。


「でも、行ってみたいね。初代魔女ハナ様にもお会いできるのでしょ!」

「ねえ。サヤカは魔女見習いで、魔女の家には行ったことが無いの?」

アンズちゃんが乗り気です。


「魔女の家まで、1000キロメートルほどあるので、この案件もこの夏休みでは無理ね」


「最後の案件、”月に行ける階段”は、まったく雲をつかむような話で、一説によると6つまでは現実的なものとして、考え付いたけれども、無理やり7つにしたくて、このような無茶を入れたらしいです」

「そうか、やはりね」


「ということで、白金の探検団による”この世界の7不思議”探検は、とりあえず締めくくりたいと思います」

「なんか、すかっとしねーな!」とアランが不満をぶちまけたました。



 それより、宿題をこなすことになりました。当然ですよね。

連日、学園の私の部屋で集中作業。写すのは作業です。

「アラン! ちょっとは真面目にやりなさい。マキ君、見せちゃダメ!」

「サヤカの鬼!!」


 魔法の実技宿題もありました。

魔法はレベル1からレベル5までが、この世界の人々が使用できます。一般人はレベル1です。魔法学園ではレベル5までのカリキュラムがあり、レベル5は、一般人の5倍の魔法効果が得られます。


1、コップ2つに、なみなみと水を満たすこと

2、コップ一杯の水を熱くすること

3、髪を乾かすドライヤーを5分間持続すること

此の3つです。


私、サヤカはすべてクリアーしています。

アランとドラコちゃんもクリアー組ですが、カトリーヌちゃんはドライヤ、マキ君は過熱が出来ていません。

クリアー組から、特訓を受けています。


 そうそう、探検記を書くのもありました。私たち白金の探検団は7不思議について書くことにしました。合作で良いとのことです。



 魔法はすべて、魔女の家の制御下にあります。例えば、多人数が集まって大きな効果を得ようとする場合は、魔女の家の許可が必要です。これは、神殿にお伺いを立てるということになっています。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。