夏編シーン1
――???前――
「……ほしぞら……しき……ちゃん?」
幼稚園児の晴夜の隣に立つ同じくらいの歳の女の子は、「うん! よろしくね?」と明るい笑顔を見せてきた。
「四季はこないだから俺の新しい家族になったんだ」
晴夜の家に遊びに来た雨空 立夏は、紹介された女の子を見つめた。 活発そうではないが、それでも明るそうな子という印象を持った.
「……しかし、春香に紹介しようとすると立夏がいなくて、今度は春香がいないっていうのはなぁ……」
晴夜が残念そうに頭を掻く、春香にはもう紹介してはあるが、四人に遊びたかったのである。
「……まあ、今日は無理でも……これからいくらでも遊べるか……」
「そうだね、晴夜くん」
晴夜と四季は、まるで自分達と同じようにずっと前から友達だったかのように見えるのは、立夏にはどこか不思議に感じられていた。
これがボクと四季ちゃんとの出会いだった……。
悪い子じゃなさそうだし仲良くやっていけそうだって思えた、せーやの言う通りにこれからずっと遊んでいける新しい友達になると、この時は信じて疑っていなかった。




