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プロローグ:世界の裏側


深夜、雨に濡れた路地裏。一人の男が膝をついていた。

その対面には、無機質なスーツに身を包んだ「役人」たちが立っている。

「……やめてくれ、これがないと俺は……」

「安心してください。これは国民の安全のための『回収』です」

役人が手にした銀色のデバイスが、男の眉間に押し当てられる。

次の瞬間、男の目から光が消えた。彼が持っていた「発火」の異能は、目に見えない電子の束となって機械へと吸い込まれていく。

後に残されたのは、自分が何者だったかも思い出せないような、空っぽの抜け殻だけ。

「検体番号042、回収完了。次のターゲットは――」

役人がタブレットを操作する。画面に映し出されたのは、どこにでもいるような冴えないサラリーマンの顔写真。

名前は、佐藤悟。

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