19/28
第19
ガチャ、扉は頑丈そうに見えていたが案外軽い音だった。
訓練場の中は小さな町があった。
「これは魔法で作り出した空想の町だ。」
「なるほど。てか、傷はどうなるんですか?」
「空想なので試合が終われば直る。」
外まで聞こえていた金属の弾きあう音は激しかった。
「今は、五人一組のバトル訓練中だ。」
「五人一組ですか?」
林檎は少し不思議そうに言った
「普通は二人一組じゃないんですか?」
「それはプロが精霊を複数しかも異なる属性を召喚できる場合だ。したがって異なる属性をカバーできるようにするから今は五人一組なんだよ。わかったか?」
「はい、わかりました。でもそうなると、どこかのチームが人数不足になってるのでは。」
「そうだ。君たちにはそのチームに入り、自己紹介がてら訓練に参加してこい。」
「えっ!まじですか?。」
夜月は少しだるそうな声で言った
「やりましょう、やつにい。」
林檎は元気な声で夜月に言った
「わかったよ。で、そのチームはどこだ。」
「今審判をしてる子達だよ。」
とはるは、前に座ってる3人を指差した。




