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方舟物語  作者: 狛ノ上緒都
方舟物語・第十二章
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9


「紫ちゃん、あんまり喋んない方がいいぜ。紫ちゃんの中に法力が感じられない、馬車の中で休むんだぜ」


「そうです、ね……」


ノアは立ち上がろうにも身体に力が入らず、その場に座り込んでしまった。


「オイラ馬車とってくるぜ、紫ちゃん休んでるんだぜ!」


レイルはもう一度アルカナロッドを取りだし、どこかへと飛んでいってしまった。


「ノア、もしかして先ほどのがハコブネの能力ではないか?」


心配そうにハクがノアの隣へ座る。

本当にそうなのかノアにはわからず、彼女は首を横に振った。


「わかりません。仮にそうだとしても、トリガーがわからずでは……」


先ほどの光の刃がハコブネの能力だとしても能力発動トリガーがわからない。


グレンデルを救う唯一の手だが、肝心なところが不明なままでは使えないのも同然だ。


「まぁ今は休むことに専念しようぜ、また前見たいに気絶されるのは面倒だろ」


コクがそう呟き、ノアはなにも言えないでいた。

ハコブネに隠された能力が判明し、急ぐ気持ちばかりが大きくなるが、今は焦っても仕方がないと気を落ち着かせる。


隠された能力に思いを馳せつつ、今はとにかく身体を休め、レイルの帰りをただ待つばかりだ。





第十二章「光の刃」終了

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