表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/40

エピローグ

エピローグ


 あの戦い以来、水色の薬で強化された兵士たちの進軍は無かった。この功績を称えアルさんの地域にあるダンジョンにはお金が渡されたのだが……。


「な……なぜ我のところはこんなに少額なのじゃ!?」


 アルさんの手元に来たのは銅貨数枚だけだった。これではスライムすら育てられない。


「ほら、アルさん! スラミーが慰めてくれてますよ?」


 スラミーはアルにのしかかるようにしてすり寄る。


「や……やられるのじゃーっ!」

「水色ですよ? 好意の印じゃないですか」


 これまでの激戦を戦い抜いたからだろうか。スラミーの体は大きく成長し、本当に最強クラスのスライムと言われてしまいそうなほどだ。


「それに、お金に関しては……ほら、ルーテシアさんのことがありますから」


 悪魔を雇うためにはかなりのお金が必要である。これはその通りで、ルーテシアを雇うための費用としてほとんど無くなってしまったのだ。


「サービスじゃなかったのかのう?」

「あの時はサービスよ。これからは正式な雇用ね」


 あの戦いの後、ルーテシアはアルの配下に加わった。今回の賞金はその初期費用としてルーテシアに持って行かれている。


「た……高いのう……」

「ま、悪魔を雇うってどれくらい大変かわかったでしょ? いい社会勉強ね、チビッ子魔王さん」

「だ、誰がチビッ子じゃ!?」

「チビッ子魔王だー!」


 相変わらずスバルは元気で、何度ステラに叱られてもアルへの態度を改めようとしない。


「こら、スバル! アルさんでしょ!?」

「はーい」


 返事だけは素直なのだが、それが実行されたことはない困った子だ。


「……大体こんな感じですかね? ダンジョンの再構成も着々と進んでいますし、もうすぐ営業が再開できると思います」

「貴女、誰に物を言っているのよ?」


 ルーテシアに言われて、ステラは苦笑いする。


「ところで、貴女も悪魔として雇用して貰えば? かなり稼ぎはいいわよ」

「ううん、いいよ。だって、私はダンジョン経営管理人だから。まだまだ頑張ります!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ