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間違って、違う小説の方に更新してしまいました(汗)
あかん・・・。開かへんわ。と言う事は多分二階も開かんやろけど、念の為行ってみるか。それがしは階段を駆け上がった。
静寂にコンコンと階段を上がる音だけが聞こえるんも、なかなか心地良かった。けど、やっぱり鍵がかかってるみたいで、ドアは開かん。
ピッキングで開けるのもありかとは思ったけど、二階の窓から侵入した方が早いと考えたそれがしは、表の方まで引き返した。
ちょうど正面側の二階にはバルコニーが付き出してるから、簡単に登れそうや。
どこから登るんがええかとペンライトで壁沿いを照らす。ふと、上の方から視線を感じて見上げると、二階の一番右の部屋の窓から誰かが覗いてるんが見えた。
それも凄い形相でこっちを睨んでた。負けるもんか!と、それがしも凄い形相で睨み返した。あれ?あの部屋ってたしか社長さん夫婦の部屋のはずやけどな・・・。
沼井ちゃんかな?さっきの事根に持って睨んでるんやろか・・・。まあ、とりあえず直接話した方が早いから、玄関横の雨樋を登る事にした。
ロッククライミングの経験もあるから、この程度は楽勝や!それがしは一瞬でバルコニーの手すりまで登った。そのまま一気に手すりを跨いで中に降りた。
すでに窓辺には誰の姿も見当たらんかった。けど、社長さんの部屋の窓は開いたままやった。たしか、左の方は太一君と麻紀ちゃんの部屋やったし、ここは入るなと言われてるけど、窓も開いてるし、社長さんの部屋から侵入する事にした。
中に入ると、さすがは社長さんの部屋だけあって、ベッドやテーブル、調度品の数々・・・こう言ったもんには詳しくないそれがしでも高級やと言う事だけはわかった。
とりあえずこの部屋はさっさと通り抜けて、一旦自分の部屋に戻る事にした。部屋を出ようとすると、廊下の方からドサっちゅう音が聞こえた。なんや?なんの音やろ?それがしは音の聞こえた左側に目を凝らした。
ん?あれは、麻紀ちゃん!?
「麻紀ちゃん!大じょ・・・う・・・・・・」
そこで突然体に衝撃が走った。薄れゆく意識の中、奥田ちゃんの顔が見えたような気がした・・・。




