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決してボクは主人公ではありません  作者: 御劔凜
第一章~ボクの日常~
1/11

改めて確認してみよう

初めまして。

私イーリンと申します。

この作品は主人公最強、勘違い系の作品になりますので、そういった作品が嫌いな人はお戻りください。

勘違い系が好きな人は楽しめるように頑張りますので応援願います!

始めは短いですが、次からは長い文章を投稿したいと思います。

ですので更新は少し遅めになりそうですが、長い眼でお付き合いくだせぇ。




まず始めに誤解を招かないために説明をしておこうと思う。

ボクの名前は三ノ瀬連太郎(さんのせれんたろう)。このお話の主人公ーーーではありません。

じゃあ何でボクが語りをしているのかって?

それは追い追い説明していく…ことも無いだろう。

地味で無口でお世辞でも社交的とは言えない性格だし、目立ったことは極力しないように生きていた17年は伊達じゃないぜ?

まぁ折角だからこのテンションのうちに説明するけど、ボクは基本的に無口だけど、心の中では色々と思ってまして、ナレーション的な感じでお話させて頂こうかなと思っております。


完全にボクの主観だがな。


とにかくこの世界ではボクは脇役。ゲームで言うところのモブキャラで、背景の一部みたいな存在さ。


さて、皆さん。

やっぱり主人公ってのは成績並、ルックス並、運動神経並、などといったオプションがあるでしょ?

これだけだったら地味な感じだけど、実は何かしらの力を秘めていたりとか、熱い性格をしていたり仲間思いだとか天然ジゴロとかニコポとかナデポ的なスキル

を持っていたり。

対してボクと言えば、しいて挙げるならすべて並以下だな。

あ、でも運だけは良いかも。

カリカリ君を食べればほとんど当たるし、危ないときとかも寸前で助かること多いし。

きっと哀れなボクを神様だけが見守ってくれているんだな!


…あれ?

まてよ、才能とかを人間に割り振るのも神様のご意思だとしたらボクは一体…



気にしたら負けなんだ…。


深く考えたら駄目なんだ…。



失礼。いきなり脱線してしまいました。

さて、この手のお話というのはちゃんとしたキャラ設定があって初めて成り立つものでしょ?

さっき言ったオプションを具えた主人公が居て、そんな主人公の周りにはおせっかいな可愛い幼馴染の女の子が居て、妙な悪友が居たり、金髪ツインテールのツンデレっ娘しかり義理の妹や姉やらetc…。

この交友関係方程式が当てはまって初めて主人公になる。


ならば今一度確認してみよう。


ボクの名前は三ノ瀬連太郎。家族構成は父母ボクの三人家族。

少し離れたところに祖父母がいます。

もちろん実でも義理でも姉妹はいない。

ただ今両親は県外へ出張中。お、これはなんだか主人公っぽい家庭状況だけど海外ではなく県外へ赴任ってところがボクの限界か…。

可愛い幼馴染なんて言う天然記念物など教科書(マンガ)でしか見たことないし、金髪もツンデレもボクからすれば絶滅危惧種だ。


こんな感じでわかったと思うけど、改めて言わせてもらおう。



ーーーー決してボクは主人公ではありません。


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