ボクの日常を紹介します
とりあえず連投で。
次は一週間くらいで投稿したいな。
おはようございます。
これからボクの日常を紹介していきたいと思います。
文頭の挨拶からわかるようにまずは朝ですね。
大体ボクは5時ごろに起床します。起きたらまずは日課の走りこみと筋トレをします。
これが約2時間位ですかね。
小さい頃から爺ちゃんの道場でしごかれてきて、『継続は才能なり!』
って爺ちゃんが口煩く言っていたし、特に才能の無いボクはこの言葉だけを頼りに生きてきた…と思う。
それが終わったら軽くシャワーを浴びます。
その後はすぐに制服に着替えて歯を磨きに洗面所へ向かいます。
顔と歯を洗って、寝癖があればここで済ませます。
次は朝食とついでに学校で食べる弁当の準備に取り掛かります。
買い食いとかするとあっという間に金欠になるからな…。
お小遣いとは別に親からの仕送りもあるんだけど、何とかやりくりして余ったお金は貯金というかへそくりにしてます。
料理は好きだし、ボク専用のエプロンだって常備してあるくらいだ。
ちなみに今日の朝食は白いご飯にシジミの味噌汁、おかずに出汁巻き玉子と筑前煮。
筑前煮は前日に作って寝かしておいたから味が染みてるだろうな…へへへ。
やっぱり朝食は日本食に限りますね。
もちろん弁当にだって冷凍食品など一切使用しない!
タコさんウインナーにプチトマト、ポテトサラダに筑前煮!
おそらくこの弁当を食べるころには良い具合に筑前煮のだし汁が白米を染め上げて…ぐへへ。
おっといかんいかん、子供には見せられない顔になってた。
食べ終わった食器類はシンクに水をためて漬けておく。学校から帰ってきたら夕飯後の食器と一緒に洗って済ませるからな。
戸締りが終わったら家での作業はこれで終了。
んでボクの家から学校までは歩いて20分くらい。予鈴が8時45分に鳴っちゃうから余裕を持って8時10分には家を出る。
これでも皆勤賞を狙ってるから今まで欠席したことが無いのが自慢だ。
だけど一度だけ遅刻しそうなときがあって、これがまたしょうもない理由なんだけどさ、
一昔前のラブコメとかでさ、遅刻しそうで食パンをくわえて走ってくる美少女とぶつかる!みたいな設定あるじゃん?
あれにあこがれてさ、わざと遅刻ギリギリの時間に家を出て歩いてたんだけど、途中マジで遅刻しそうになって急いで走って、何とか予鈴前に着いたから良かったんだけど、よくよく考えたらボクの家から学校までの道のりって田んぼばっかりで見通し良いから人とぶつかりようが無いというね…。
どこまでも虚しいなボクって。
さて、文中で説明したとおり学校までの道のりは田んぼしかないんで省きます。
でも学校を境に裏門の方は結構栄えてるんだよね。
駅とか病院とか娯楽施設だって学校の向こう側。
ようするにボクの家から正反対の位置にある。
対してボクの家の周辺といえば田んぼに小川、何を祀ってるか分からない神社が小山の上にひっそりと。
…まてよ?よく分からない神社には素敵な出会いがないか?
ないか?
ないか…。
なぞの巫女さんとかさ、実はお稲荷様が祀られていてそのお稲荷様が美しい女性の姿で………想像くらいは許されるだろ?
てな訳で正門に到着しました。
だけど正門側はボクの家方面に住んでる地元の人間しか使ってないから人気の無いこと無いこと。
正門とは名ばかりの実質裏門みたいなもんですよ。
それに比べて本来の裏門ときたらすごい活気なんですよ!
正門に比べれば少々小さめの門をいっぱいに広げてゾロゾロと生徒たちが入っていってさ。
楽しそうに話しながら下駄箱に向かって。
羨ましいとかじゃなくて……あっ、べっ別に羨ましいわけじゃないん……言い直そうとすると辛いな。
「それにしても今日は特に…そっか、生徒会選挙の演説って今日からだったか」
あれですよ皆さん。
次期生徒会長の座を狙って才色兼備、文武両道な姉さま的なキャラが大演説!
しかし演説途中に主人公を発見した彼女は演説を放り投げて主人公に向かってダーイブ!
みたいな。
まさに主人公役得シーンでしょ?
ボクには関係ないんだけどね。
だけどさ、だけどだよ?
実際ここの次期生徒会長最有力候補の麟堂時雨さんはまさに才色兼備、文武両道、有言実行、美辞麗句を並べても
ムカつかない完璧人間なんだけどさ、とある男子生徒に気があるみたいなのよ。
たまに手を繋いでるし。
そんでもって男子生徒の幼馴染である秋野春花さんが男子生徒の腕にしがみ付きながら登校。
どうよ?
完全にその男子生徒が主人公ポジションでしょ?
ついでに言うと、秋野さんも男子に人気があるって言うのはここまでご覧になったあなたなら分かっていたでしょ?
今日は特に事件が発生してないみたいだけど、やっぱり麟堂さんの人気はすごいな…。
「こりゃ次期生徒会長は決定したも同然だな」
他にも何人か候補者はいたと思うけど、正直全然記憶に無いな。
可哀想に…。
と言うか今まさに時雨さんの真後ろで演説しているみたいだけど、完全に空気だな…。
誰も注目してないみたいだし。
大丈夫、ボクだけは見ているから…温かい目で。
ここからだと麟堂さんに被ってよく見えないけど。
頑張って、名も知らないメガネ君。
っとそろそろ教室に行かないとな。
教室は4階建ての3階にあるので、その間にこの学校の説明をしておこう。
『私立田園宿木高校』(しりつでんえんやどりぎこうこう)これがこの学校の名前。
田園とか言ってるが田園風景が見られるのは正門から先だけで、少し前にも言ったとおり裏門から先はちょっとした都市だ。
昔はここら辺一体が田園風景溢れる情緒ある町みたいだったけど、電車の開通に伴って駅周辺は目まぐるしい勢いで発展していった。
これが時代の流れかって爺ちゃんが嘆いていたっけな。
実は結構歴史ある学校で今年創立64年を迎えた。
んでこの高校は少し特殊なところがあり、基本的に帰宅部と言うものが存在しない。
長い歴史の中で色々な部活が優秀な成績を収めてきているので、言うなれば部活動に力を入れている高校だ。
だけどそんな歴史なんか関係ないと言ったところか、何とか部活をしないでいられないものかと頭を捻らせた学生がいたみたいで、作ってしまったのだ。
そう、それは部活をしない部活を。
その名も『派遣部』
かく言うボクもそこに入部しているので説明は追い追い。
あっという間に教室が見えてきたので説明はこんなところかな。
ちなみに1年生は2階に教室があって、3年生は4階。
学年が上がるごとに階数が上がって、卒業する3年生は宿木から飛び立つ鳥なんだって校長が言ってたな。
味なまねを…。
スライド式のドアを開けると予鈴前と言うこともあり生徒がまばらだ。
しかし、なぜ毎朝教室に入るとクラスメイト達はボクを凝視するのだろう…。
気のせいか?気のせいなのか?自意識過剰なのか?
いつもこの目線に耐えられずそそくさと自分の席に向かう。
席に着けば着いたでコソコソ話してるし…。
いいんだ、ボクは強く生きるから。
本当は辛いです…ハイ。
そんなブルーな気分のボクに向けて声が掛かった。
「おはよう連太郎。相変わらず暗いなお前は」
机から視線を上げるとクラスメイトの佐々木武蔵が学ランを脱ぎながらやって来た。
「あぁ…」
彼はこんなボクに話しかけてくる少ない人間の一人だ。
見たまんまの体育会系で汗と涙とプロテインがお似合いのマッチョだ。
身長はボクと同じくらいで180cmで結構長身だ。
未だに何でボクに話を掛けてくるか分からないんだが、一つ言える事がある。
「朝っぱらからそんなんだと下校まで持たないぞ?」
「俺は別に…問題ない」
あ、人と話すときは一人称がボクから俺になるので。
さすがにこの歳になってまでボクと言うと更に馬鹿にされそうでね。
「かーお前って奴は!」
そう言いながらワイシャツを脱ぎ去り見事に割れた腹筋と膨れ上がった大胸筋をさらけ出す。
もう分かったでしょ?
「なぜ脱ぐんだ…お前は」
「少しでも連太郎に元気を分けてあげようとする俺の気持ちが分からないのか!」
変人のガチムチなんです…彼は。
「凄いだろこの長橈側手根伸筋!ぞくぞく来ないか?」
「いや…ちょうとうそくしゅこんしんきん何て聞いたことも無い。どこの筋肉かも分からないんだが」
「マジか!?」
「あぁ…」
すこし頭の弱いところもある…。
クラスの奴らも若干引いてるし。
「常識だと思ったんだが…。じゃあハムストリングスはどうだ?」
「もはや筋って付かなくなってるんだが…それは筋トレグッズか何かか?」
「いや、大腿ニ頭筋、半腱様筋、半膜様筋を総称してハムストリングスと言うんだがこれも常識じゃないのか?」
初耳です…詳しすぎるでしょ。
ボクの方が常識が無いみたいになってるんだが間違ってないよね?
流行とか常識とか人とコミュニケーションを取っていないと全然分からないので不安になってきた。
「俺に聞かれてもな…。ただ俺から言えるのは、常識なんてつまらないことに囚われるな。武蔵が納得すればそれでいい。それだけだろ」
まぁボク自身に言い聞かせてる部分が多いですがねこの発言。
すると何を思ったか佐々木は遠い目をしながらボクの肩に手を乗せてきた。
「連太郎…お前って奴は…」
何なんだ一体…。
ま、まさか存在が不安定なお前に言えることか?って感じなのか!
それとも自分に言い聞かせていたことを見抜かれていたか!
どちらにしても悲しすぎる!
何とかこの切ない空気を脱却しなくては。
「お二人は朝から仲良しさんだね!」
って救世主ktkr!
変人ではないクラスメイトのマスコット的存在!
大きな瞳をクリクリさせて長い髪を束ねたポニーテールが尻尾を連想させる小動物的キャラクターの栗野明実さん!
「おう!こりすじゃねぇか!おはようさん」
「おはよう佐々木君!」
彼女は誰にでも話を掛けてくれるありがたい人なんですわ。
小さい容姿に茶色掛かったポニーテールがなんとも栗鼠っぽくてあだ名が小さいリス、すなわち『こりす』って事になっているらしい。
「えと…三ノ瀬君もおはよぅ」
「おはよう…栗野」
ボクにはあだ名を呼ぶ度胸なんかありませんがね!
ほら、声を掛けてはくれるものの友達って訳じゃないし?
ボクなんかが友達だなんておこがましいっていうか。
だってほら、栗野って苗字を呼んだだけでそっぽ向かれるんですよ?
凹むよね…。
「おいおいこりす…それはあからさま過ぎるだろ?それじゃお前が連太郎にほレェェ!!」
なんと言うボディーブローだ、武蔵のやつが30センチも浮いただと?
恐るべし栗野…。
あ、崩れ落ちた。
てか武蔵のやつ俺の傷口を抉るようなこと言いやがって。
「ち、違うからね!私は!あの、えと、そのととととにかく佐々木君が言ったことは気にしないでね!?」
「あ、あぁ…気にしない」
苗字を呼ばれただけで嫌だって気にしたら死ねるぞ…。
「じゃ、じゃあチャイム鳴るから席に戻るね」
いそいそと席に戻る姿もどこか小動物っぽかった。
その後少しして喧騒が教室の外から近づいてきた。
なんていうか恒例行事になってるんだよね…主人公ォ。
教室のドアが開くと主人公ーーーもとい、そろそろ名前を呼んでやるか。
伊達雅也。っけ、大そうな名前しやがって!
女の子を侍らせる伊達男ってか?
羨ましいです…。
伊達の右腕に秋野さんが抱きつき、背中には妹の伊達すずりちゃんがしがみ付きっていつの間に合流したんだこいつめ!
重ねて羨ましいです…。
その後ろから麟堂さんが腕を組みながら続いていた。
ちきしょう!毎度のことながら羨ましすぎる…。
ぶっちゃけると麟堂さんはボクの好みドストライクなんですよね。
ボクに持ってないものが多すぎて惹かれるって言うか、女性としてはもちろんだけど、なんと言うか人間としてすごく惹かれる…。
高嶺の花なんだろうけどさ。
あ、いかん、あまりにもジッと見すぎて目があった。
しかし改めてよく見てみると綺麗な瞳してるな…。
吸い込まれそうな黒い瞳。
闇を知らないような輝いた双眸。
見ているこちらも希望を持てるような光。
おっとあんまり眼を合わせすぎても麟堂さんに失礼だな。
あの喧騒もボクには関係の無い空間だ…まったく、泣けるぜ。
さて、伊達と秋野さん以外はクラスが違うから騒がしいのもここまでっていうか妹さんは学年が違うわけで…。
とりあえず先生も来た事だしそろそろチャイムも鳴り、みんな席について出欠が始まるだろう。
チーム伊達も解散したようだし、一段落着いたってところかな。
さぁ…今日も一日、山無き谷無きことを!
「佐々木ー、佐々木武蔵ー。………欠席と」
次は別キャラからの目線でお話予定です。




