7話
文を書くのは苦手ですが暖かい目で見てもらえるとありがたいです。
「ーーーん」
うん? 誰かが僕に話しかけてる?
「ーーーーたくん」
誰だろう、マリーさんかな? うーん、まだ眠いよ。
「鳴太くん!!」
「ハ・・・・・・ッ!?」
意識が一気に覚醒する。目の前にいたのは女神様。
優しい表情で微笑んでる。
「ようやく目が覚めましたか?」
「め、女神様!?」
「はい、女神ですよー」
女神様が現れるなんて、僕はまた死んだのか?
僕が焦っていると、女神様が訂正する。
「いえ、あなたは死んでいません。私が夢にリンクしただけです。鳴太くんに言わなければいけないことがあります」
言わなければいけないこと。僕が女神様を少しいじったことか!?
内心ビクビクしていると、女神様が予想外の行動にでる。
「この度は誠にすいませんでしたー!!」
突然土下座をしだしたのだ。
なんか前にも見たなこの光景。
何とも言えないデジャブ感を覚えてると、女神様が言葉を続ける。
「私のミスで人族ではなくハイドリアードクイーンにしてしまい、本当にごめんなさい!」
何故ミスをしたのか聞くと、
「自然を操るスキルを参照した時にドリアードを参考にしたんですよ。でも、うっかり種族までハイドリアードクイーンにしてしまったんです」
やっぱりこの女神、かなりポンコツだ。
「別にいいですよ、この身体も気に入ってますし。それで何故転生してから一五〇年も経った今なんですか?」
「えーと、それはね・・・・・・」
どうやら僕が死ぬきっかけになった運命の誤操作。
その誤操作の罰でしばらく神様の格を落とされたそうだ。
その罰が終わったから謝罪をしようと僕の夢に現れたらしい。
「そうだったんですね。意外と神様も大変なんですね」
「そうなのよ!!」
そこから女神様の愚痴が始まった。
永遠に続くかと錯覚するほど長い間愚痴を聞かされた。
■ ■ ■
「あ、そうだ。お詫びをするのを忘れてたわ」
ようやく愚痴が終わった、と安堵する。
「お詫び、ですか?」
「そう。あなたの話を聞いた他の神様たちがね、加護を与えたいそうよ?」
「加護?」
どうやら加護をもらうと、神様といつでもコンタクトが取れるようだ。
他にも加護をもらった人はその神様の眷属になるそうで、様々な恩恵があるらしい。
「じゃあ、希望する神様達の加護をあなたに授けるわね!」
女神様が手を振るうと僕の身体が光り始める。
それと同時に意識が薄れていく。
「それじゃ引き続き異世界ライフを、楽しんじゃってね!」
その女神様の言葉で完全に意識が途切れる。
「おはようございます、マリーさん!」
「おはよう、タルナちゃん!」
夢から覚めてしばらく放心していたが、朝食を食べるためリビングにでる。
すでにご飯の準備はできているようで、椅子にはニコニコのマリーさんが座っている。
「今日の朝食は卵焼きとサラダ、後パンがあるからジャムを塗って食べてね」
朝からかなりしっかりしたメニューだ。
「いただきます!」
サラダには昨日のドレッシングがかけられていた。
シャキシャキの食感とドレッシングの酸味が合わさってとても美味しい。
卵焼きは甘めに作られており、何もかけなくてもしっかりと味がする。
「ふふ、美味しい?」
無心で食べていると、マリーさんが嬉しそうに尋ねる。
「うん、美味しいです!」
「それなら良かったわ」
パンにジャムを塗るためにスプーンで掬うと、
「これはなんのジャムなんですか?」
綺麗な赤色のジャムで気になって聞く。
「これは苺のジャムね、美味しいわよ」
マリーさんの言う通り、苺のジャムは絶品だった。
果肉が少し残っていて、食感が非常によかった。
全ての料理を食べ切り、二人でのんびりする。
「マリーさん、今日街を案内してくれるんですよね?」
僕の発言にマリーさんは目を見開く。
「覚えててくれたの?」
「もちろんですよ! 昨日から楽しみだったんですよ!」
「ふふ、嬉しいわ。じゃあ、準備したら行きましょうか」
そう言い残しマリーさんは部屋に入った。
多分女性だから色々あるのだろう。
リビングでダラダラしながら待っていると、マリーさんが部屋から戻ってくる。
「お待たせー!」
マリーさんの姿を見て、一瞬固まる。
マリーさんはおめかしをしており、メイクもバッチリでいつもより可愛らしい。
服装も白のワンピースを着ており、完全にどこかのお嬢様にしか見えない。
でも、頭の花が辛うじてドリアードだと言うことを証明している。
「マリーさん、とても綺麗ですよ」
「ふふふ、ありがとね。タルナちゃん」
見ていただきありがとうございます。面白いとおもったらまた見てもらえると嬉しいです




