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第1話 金髪ロリ娘×豚野郎

初投稿作品です。

率直な意見、感想、指摘頂けると嬉しいです。


1話 金髪ロリ娘×豚野郎








はっきり言います、ピンチです。


なにがピンチかって?


喉元に鋭利な刃物を突きつけられています。


つまり、これピンチでしょ?


んで、俺が寝てるベッドの上には、俺以外のもう一人がいます


彼女? もちろん、そんな訳ナッシング。


だが、ソイツはとても可愛い女の子だ。


髪は金髪のブロンドで、身体がすごくちっちゃい。


小学校3〜4年ぐらいにしか見えない、幼くてプリティーな顔だ。


その目が恥じらいを含んだ表情なら、お兄さんは鼻血ものだったが――。


どう見ても、「今から殺すね☆」みたいな表情をされてる。


動くに動けないしなぁ、思いっきりマウントポジションを取られてしまってる。



――さて、どうするかなぁ



そう考えていると、


「ねえねえ」


女の子が喋ってきた。


「なんでそんなに落ち着いてるの?」


「さあ?」


「今からあなたを殺すんだけど?」


「そうみたいだな、どう見ても人生の終了、5秒前って所だな」


「私は死神だからね。あなたを殺すよう頼まれたの。だから仕方ないの」


ほほう、死神さんですか。


これはまた、可愛い死神さんですなぁ。


ああ、なるほど、だからこんな大きな鎌を持ってるのか。


納得、納得………できるかぃ!!



「そこは納得して欲しいな……」


「なんと! 俺の心を読んだのか!?」


「全部口に出てるからだよ」


あきれ返った顔をしているが、それもまたカワユス。


お持ち帰りしたい………って、ここ俺の家か。


「本当にこの人で良いのかな? 自信なくなってきた」


「俺の夢は、金髪ロリ娘と結婚したかったんだ」


「そうなんだ。残念だったね、その夢が叶えられなくて――」


と、そのまま鎌を俺の喉に押し込んだ。



そして、そこで意識が途切れた――















目を開けると、そこは地獄………ではなかった。


見覚えのある風景、俺の部屋だった。


ベッドから身体を起こす。



――なんだ、夢か



夢オチか、なんともアホみたいな夢だったな。


そのままベッドを降りようとした時、なんか身体に違和感を感じた。


「?」


特におかしな所は……………あった。


まず、腹。


なんだ? この見事なまでの脂肪だらけの腹は?


昨日まであった割れた腹筋はどこに行った?


そして、鏡を見ると、やたらブサイク面の豚がいた。



――誰? このキモ豚野郎は?



それが、俺の顔だと分かるのに、10分はかかったかな?


って――!!



「なんじゃあぁぁぁ!?」



誰だよこれ!? 俺か!? 俺の身体なのか!?


昨日までのイケメンフェイスと、締まった体はどこに消えた!?


すると、何やら笑い声がする。


振り向くと、さっきの夢に出てきた、金髪ロリ娘がいた。


「あはははは!! すごい気持ち悪くなってる!!」


腹を抱えて笑い転げてた。


え? マジでなに? なんなの状況?


十二分に笑い転げ、ようやく立ち上がるが、まだ若干笑ってる。


「まさか、ここまで酷くなるなんてね。予想も、ぷ、してなかった、よ………あははは!!」


また笑い転げてる。


え〜と、とりあえず、めちゃくちゃ腹立ってきた。


犯したろか? このロリ娘。


「お前の仕業か!? このロリ娘め!!」


そのまま腹をタプタプ揺らしながら、近づき、ロリ娘の手を引っつかむ。


すると、


「はあ?」


表情が一変し、逆に腕を掴まれて、身体ごと壁に叩きつけられた。


「―――ッ!!」


声にならない声を上げ、そのまま床に崩れ落ちる。


めちゃくちゃ痛い………死にそう。


「薄汚い手で私に触るな。気色の悪い豚がッ!!」


豚? 俺が豚だと………?


「俺が……この、全校――いや、この国一番の美形の俺様を………豚と言ったのか!?」


「鏡で自分のツラ見たでしょ? 豚以外の何者でもないよ………キモ豚がッ」


ありえない。


俺がそんな呼ばれ方をされるなど、ありえない――!!


「まあ、確かに、さっきのアンタはカッコ良かったけどね〜」


「!!………お前の、お前の仕業なのか!?」


「そうだよ〜☆ でも、これは私の仕事だからね。仕事はキチンとしないと」


「ふざけるな!! 元に戻せ!! 俺のイケメンと引き締まった肉体を返せ!!」


そして、ロリ娘は、悪戯な笑みを浮かべて、


「無理だよ〜。まあ、元に戻す方法はあるけどね〜」


「何!? 教えろ!! 今すぐ教えろ!!」


すると、またあの凶悪な顔になった。


「喚くな!! この豚野郎!!」


鬼のような形相でこちらを睨んだ。


「私はな、神に言われたんだ。お前の濁りに濁った心を浄化してこいとな――」


「なん、だと!!」


「今のお前の姿は、つまりお前の心の姿をそっくりそのまま身体に上書きしてやったんだ――」


馬鹿な!? そんなことが――!!


それに、俺のピュアな心が濁ってるだと!?


「そんなこと、出来るものか!! これは夢だ!! 夢だろう!?」


「諦めの悪い豚だな………。とりあえず、口を閉じろ――。次に喋ったら殺すぞ?」


その小さな身体に似合わない大鎌を突きつけられ、仕方なく口を閉じる以外になかった。


「そして、その身体を戻す方法を教えてやろう」


そして、口から出た言葉が――。



「恋人を作ることだ――!!」



………




………………




………………………え?






続く……かな?

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