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プロローグ 0

目が覚めると知らない天井って言うことも無く、やけに尊大な態度をとる何処かの王様がいる訳でも同じ布団に美少女が寝ている訳でもましてや ベランダに白い礼拝の際に使いそうな服を着た幼女が引っかかってもいない、ごく普通の高校2年の秋と冬の間の本格的に寒くなりだした時期


俺はこの時期にしか味わえない特有の朝の布団の中の温もりという誘惑の悪魔との壮絶な格闘を行っていた


最終的に強力な助っ人(目覚まし時計)の力を借り、這いずるように戦場を少し名残惜しくも感じながら後にした


次なる戦場(洗面台)へ着くとただでさえ寒いこの季節、温水がぱっと出るほど裕福な家でも無い俺の家はそれが出るまで待つのにもどこから来るのか分からない良心の呵責があり、頭が覚めそうだがそのまま思考まで凍結しそうな冷たさの水をちょびちょびと小動物の動きのそれでかけ急いで顔を吹く。


ついでに元5人家族の内自分の色とされてる (幼い頃はこうすることによって詰まらない喧嘩をすることがなくその名残の様な習慣だ) 緑の歯ブラシの上に3色の歯磨き粉を乗せ ただ適当に口の中で暴れさせ、うがいをし、またも次なる場所へ向かった


_________________________________________________



俺の毎日は大体こんな感じに始まり、怒る母親はとうの昔に離婚したから気分で朝食を取ったり取らなかったりなど適当に適当を重ねたような生き方をしている


最後に高校に入ってから周りに合わせて初めた髪のセットをヘアワックスを手に塗り無作法に散らかすように髪につけ最後に前髪を整え家よりもさらに寒い外へ出た


案の定ツンと冷たい空気が肌を刺し父からの数年前の誕生日プレゼントとしてもらった少しお高めのクロスバイクに足をかけ学校に向かう


改めて、俺の名前は赤崎(あかさき) (たける) 近所にある偏差値が特に高くも低くもない(若干低めだけど 意地があんだよ男の子には)高校に通ってる2年生

部活は中学までやってたバスケを高校1年までは続け同学年が大半辞めるというのに便乗して退部し今は絶賛帰宅部活動中だ

年少期から母に言われて続けさせられた習い事とは居なくなってからおさらばし、もうそろそろで1年目になるバイトと元バスケ部の大して仲良くない面子と帰宅部活動をするのだけが俺の日頃の決まった用事だと思う


彼女はいた事はある程度、事前準備とかもせずただカラオケで遊んだりウィンドウショッピングなるものに付き合うなどとろくなデートというデートもした事なく相手には申し訳ないけど惰性に過ごしていたと言っても過言ではないという程だ、当然今はいない


顔は中の中 theっ日本人といった顔 身長は170あたりで体重は覚えてないけど60当たりだった気がする筋肉は多少は衰えてはいるがまだ見かけは大して変わっていないと思いたい

話す友達は多いが休みに遊ぶ友達は大体10数人程度の典型的な陽キャ混じりの隠れ陰キャ


今はこんな話し方だけど別に冷めてるわけじゃないからな? 友達といんのも普通に楽しいし、馬鹿だと分かっててもイキリ散らすのは迷惑にならない程度なら楽しい

まあ、何が言いたいかって言うと自分の紹介って少し恥ずかしいもんがあるじゃん? それだよ

ほら、学校着くからまた 後でな


だいぶ砕けた口調になりそうですが 決して尊君は作者でないので 怒らないで下さい!!

ぼく、その人知らない

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